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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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09話 秘密のファッションショーと氷上の妖精?

さてと! 身も心もスッキリしたところで、再び服作りをしよう!

賢者モードの私は、集中力が違います。

イメージから構想を入念にしたし、複数の色の同時染色も出来るようになった。

彼の記憶で見た、あの「可愛い服」をこれから作るよ~。


私は全神経を集中して、生産系Lv5の実力を見せつける!


「出来た~~!!」


私は1つの失敗もなく全て完成させた。天才か。 では、いざ試着!


まずは1着目。 フリルの付いた白色の半袖ブラウスを着て、黒色のフレアミニスカート。

そして足元は黒色のオーバーニーソックス。


これが伝説の**【絶対領域】**ってやつだね!


最後に(本来は)胸を強調する黒色のコルセットを装着。 (※中身が詰まってないので強調されませんが)


鏡を見る。


「うん、可愛いね~! ゴスロリ風!」


「ふっふっふっふ」



あ~、でも可愛さだけを追求したから、外出するにはスカートが短すぎかな?

錬金術で作った大きな全身鏡の前で、クルっと回ってみる。



「今の股下3cmぐらいだけど、 大丈夫かな? う~ん、悩む」



丈の事はまた今度考えて、次の試着をしよう。


2着目! 白地の半袖に、セーラー襟はネイビー色。 ラインとスカーフは爽やかなライトブルー。

プリーツのミニスカートはネイビーとライトブルーのチェック柄。


そう、**「セーラー服」**です! このチェック柄を出すのが死ぬほど難しかった!


また鏡の前でクルっと回ってチェック。



「うん、うん、セーラー服も可愛いね~! 破壊力あるわ~」



鏡を見ながらポーズを決めていたら……


ガチャ。


突然、おばあちゃんが部屋に入って来た!



「ユイ、ご飯よ~」


「は、は~い……!?」



「…………」 「…………」



おばあちゃんが、奇抜すぎる格好(セーラー服)でポーズを決める孫を凝視してる。



「え、あ、あの……」



「……ご飯、冷めないうちにね」



おばあちゃんは静かに扉を閉めた。


死にたい!!! ノックぐらいしてよー!

むっちゃ恥ずかしいじゃない!!

いつ帰ってきたのよ!?

全然気づかなかったよ!

え? ご飯って呼んでも返事がなかった?

知らないよー!!



ここ最近は恥ずかしすぎて町の外には出かけてないけど、属性魔法の残りを全てLv5にする為に、街はずれのいつもの空き地で練習です。


練習着は、もちろん**「ジャージに運動靴」**。 動きやすさ最高。異世界の人から見たら「変な服」だろうけど、もうおばあちゃんに見られたから怖いものはない。


私の理論は完璧だったみたいで、地・水・火・風は比較的簡単にLv5になりました。

でも「光」と「闇」がなかなか難しかった。


Lv4からなかなか上がらず数日かかったけど、最終的に**「ヤバイ攻撃魔法(MPゴリ削り砲)」**を習得してLv5になりました。

一発撃つだけでMPの4分の3を持っていかれる燃費の悪さ。

今の私のMP量でも、これは最終手段だね。


これで今日の目標は全て終わり。 でも時間が余ったから、ちょっと新たな遊び場を作ってみる事にした。


村の外れにある空き地へ移動し、空き地全体に魔法で水を撒く。

そして今度は冷却魔法で辺り一面を凍り付かせる。

この工程を何度か繰り返して……。


出来た! ふふん、思ってた以上に良い出来だね。

そう、私が作ったのは**「アイススケートリンク」**!


彼の記憶の中にあった物を再現してみた。

屋外だから簡単に融けないように、ガッツリ魔力を注いだから融けないはず。


そして、昨日こっそり作った「アイススケートシューズ」を取り出す。 ブレード(刃)の調整が大変だったんだよ~。


私は靴を履き替えて、颯爽とスケートリンクに立っ…… ……てなかった!



「あっ」



入った瞬間、ツルッと滑って豪快に転倒!



「いったああああ!!!」 ううううう、お尻が……お尻が割れた気がする……(元から割れてるけど)。



勢いよく飛び込んだのが失敗だったね。

しかし、こんな事で心が折れる私ではない!

その後は転びまくって泥(氷?)まみれになりながらも、頑張って練習した甲斐もあってスイスイ滑れるようになった。



「あはははははは、楽しい~~~~~~~!!」



慣れて来た私は、調子に乗ってトリプルアクセル(仮)に挑戦! ジャンプして回転!



「とうッ! ……あっ」



見事に着地を失敗して、カエルのようにベチャッと転んだ。



「あははははは、転んちゃった~~」



近くを通りかかった町の住人が、私を見て「元気だねえ」と微笑みながら通り過ぎていった。 ……ううううう、恥ずかしい。

「一人で氷の上で転げまわってる変な子」だと思われてる。


その後も、恥ずかしさを捨てて気が済むまで滑りまくった。

今日はこれぐらいにして、今度町の外に出た時にもっと広い場所で「巨大スケートリンク」を作る決心をした。

冬のレジャー王に、私はなる!


あ、そだ忘れてた。 とりあえず今日の成果、ステータスの確認をしておかないと。


【ステータス】 名前: ユイ 年齢: 14歳 種族: 極人族 MP: 3200 (!!?)


【魔法】


全属性(地水火風光闇) Lv5 (Master)


極六属性魔法習得ボーナス Lv5


魔法関連基礎値 大幅に上昇


MP自動回復(1分ごとにMP最大値の10%) ←New!


魔法使用時:威力または効果80%上昇


【スキル】


極染色 Lv5 / 極錬金術 Lv5 / 極裁縫 Lv5


極エイムマジック Lv1


【特性】


極危険感知 Lv4


半径100m以内の危険な兆候を感じとる


極性欲 Lv1 (←What!?)


病気(菌・ウイルス)耐性


感度5%上昇


「…………ん?」


MPが3200になってる。すごい。 自動回復もついた。永久機関だ。 魔法威力80%アップ。魔王かな?


そこまではいい。


一番下。 なんか、見慣れない特性が増えてるんですけど。


『極性欲 Lv1』


……なんですかコレ。 効果:感度5%上昇 ってなんですか。 やっぱりアレか!? あれ**のせいか!?


「病気耐性」がついているのが、神様のせめてもの慈悲なの? いや、でもいらないよこんな特性!

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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