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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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07話 ソロ特訓と、初めての死闘

今日は朝からリーニさん達を見送った後、魔法の練習の為に着替えて、一人で街はずれの広場に来た。 着ているのは、昨晩作った自信作。

前にファスナー付きの紺色のジャケットに、紺色のズボン。

動きやすさ重視。 前世で言うところの、**「ジャージ」**ってやつね。異世界ジャージデビュー!


まずは昨日のおさらいでファイヤーボールからやってみる。

イメージして……≪ファイヤーボール!≫ うん、いい感じ。詠唱なしでも安定してる。


次は、土から槍をだして串刺しにするイメージで…… ≪アースランス!≫ うわ~! 魔法名なんて適当に言ったのに、ちゃんと地面から土の槍が出た!

やっぱり魔法は「イメージ」が本体で、言葉はただの「スイッチ」なんだね。 これならいけそうな気がするよ。


かまいたちのように、風でスパっと切るイメージで…… ≪エアカッター!≫ おおお、岩が真っ二つだ~~! 切れ味やば!


今度は、言葉も発せずにイメージのみで…… ≪!≫ うん、言葉を発せずともウォーターボールが出せた。 でも発動がワンテンポ遅いな~。

実戦では隙だらけになりそう。

無言詠唱はとりあえず練習課題だね。


最後の言葉は少し趣向を変えて、暗闇を照らすイメージを…… ≪光を(ライト)!≫ うん、普通に洞窟とかで使えそうなライトだね。


さあ、主要属性最後の「闇」を。 ……しかし、最後のこれがやばかった。 本気で焦って、テンパった。


軽い気持ちで「見渡す限りの闇」をイメージしたのだけど、 **≪闇≫**を発動した瞬間、視界がゼロになった。


自分の手すら見えない絶対的な暗闇。 音も聞こえにくい気がする。 「え、私、失明した?」って思うぐらいの恐怖。

ずっとこのままだったらどうしようって泣きそうになった。


自分で発動したのだから魔法を消せばいいだけだったのだけど、焦りすぎて思いつかなかった……。 (後で何度か実験して、半径約10mを覆う暗闇だとわかりました。怖すぎ。)


その後、命中率やら発動速度、力加減の練習をしたけど、まだまだ要練習だね。


――そして、2週間後。


【ステータス】 名前: ユイ HP: 200 / MP: 420


【魔法】


極地属性 Lv2 / 極水属性 Lv3 / 極火属性 Lv2 / 極風属性 Lv2


極光属性 Lv2 / 極闇属性 Lv2


極六属性魔法習得ボーナス Lv2


(魔法関連基礎値上昇 / MP消費20%軽減 / 威力20%上昇)


水魔法は1回しか使っていないのにLv3? もしかして「無詠唱」で発動したから? それ以外考えられないよね。

明日から魔法の練習は「6属性全て無詠唱」を基本にしよう。スパルタで行くぞ。


それからと言うもの、昼は魔法の練習、夜はスキルの練習。 忙しいけど楽しい日々だった。


そして今日、約2週間の練習の成果を試すべく、実戦に行きます!

ナルイラから南へ。

弱い魔物がいるエリアへ、いざ出陣!


さて着きましたよ。

これから人生初の戦闘です。 ドキドキする。 まず見つけたのはスライム。プルプルしてる。


後ろからそーっと近づいて……。 「≪ファイヤーボール≫」


ジュッ!!


やったー、倒せたよ~! ……でも、火力が強すぎて蒸発しちゃった。

魔石はゲットしたけど、素材がゼロ。やりすぎた。


その後は手加減した≪エアカッター≫で数十匹倒して、素材も無事ゲット。

ちなみにスライムは調理して食べれるし、素材としても加工できる優れものなのです。

私のアイテム袋は現在、水で例えると20トンぐらいは入る大きさになりました。四次元ポケットかな?


次に見かけたのはモグラの魔獣。 順調に≪エアカッター≫で倒せてたんだけど……。


一匹、なんか少し毛並みの違うモグラがいた。 後ろからそーっと近づいて、エアカッターを発射!


「え! よけた?」


もう一度狙って…… 「≪エアカッター≫」


また避けた!? 今度はモグラが土の塊をマシンガンのように飛ばして来た!


「≪壁を(アースウォール)!≫」 何とか土壁を作って防いだけど、やばかった~!


「ど、どうしよう」 多分、何回撃っても避けられる。相手の反応速度がおかしい。

もっと速くエアカッターを飛ばせないかな? 連射? でも、なんとなく「直線的な攻撃」は全部見切られる気がする。


間違いない、あいつは**「レアタイプ」**だ! ゲームで言うところの、経験値がいっぱいくれるやつ! でも通常よりかなり強い!


慎重に狙おうとするけど、地震みたいな振動攻撃を使ってきて足場がグラグラする。

戦いにくいったらありゃしない!

何度かの攻防で少し余裕が出てきて観察してみたら、私の「魔法の発射」を見てから、凄い反応速度で避けてるね。


……なら。 「避けるルート」を全て同時に潰せばいいんでしょ?


私は深呼吸して、魔力を練り上げる。 1つじゃない。9つの刃を同時に展開。 「弾幕」を張るイメージで!


「いっけえぇぇぇ!!」


9個のエアカッターを、扇状に同時に放った! 逃げ場はないよ!


「よーし、一つ当たった!」


土煙が晴れると、モグラはすでに倒れていた。

同時に魔法を放ったのは初めてだったけど、やれば出来るものだね。

人間、追い詰められると成長するもんだ。


嬉しい事にレア素材と、『振動系スキル』の付いた魔石をゲットしました! これは凄く高く売れるよ! お小遣いゲットだぜ!


その後も数匹の魔獣を倒して、人生初の実戦訓練は終了



【ステータス確認】


名前: ユイ MP: 620


【魔法】


極地属性 Lv3


極水属性 Lv3


極火属性 Lv3


極風属性 Lv4 (←UP!)


(風属性魔法使用時:MP消費20%軽減 / 威力20%上昇)


極光属性 Lv3


極闇属性 Lv3


【極六属性魔法習得ボーナス Lv3】


(MP消費30%軽減 / 威力30%上昇)


【特性】


極危険感知 Lv3 (←UP!)


半径30m以内の危険な兆候を感じとる


今回は風属性がLv4に上がっているね。

やっぱり、あのモグラ戦での「9発同時発動」が効いたのかな?

明日は、他の属性でも試してみ~よう。

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします

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