表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/91

61話 死闘、そして切り札

よし、作戦成功~! MPは回復したよ。 これで気兼ね無く撃ち続けられるね。

私は数十発のエアカッターを放った。



「ちっ」


男は遮蔽物を利用しながら避けているけど、私は構わず木や岩を切断しながら魔法を撃ち続けた。

でも、ちゃんと威力は抑えているよ? 自然破壊は最小限に抑えないといけないからね。


男は大きな岩の後ろに隠れたから、少し威力を上げて岩を削りながら、その岩の周囲の木も切断し続けた。

そして予定通り、岩の周囲の木を全て切り倒した。

これで隠れるところは無くなったね。



「これで終わりね」



私は弾幕の数を倍以上に増やして、避けれる範囲をなくしてから残りの岩を破壊した。



「ああ、終わりだ」


「え?」



真後ろからの声がして、危険感知も同じ位置を示していた。



『転移』!? いや、これも加速!?



私は飛び退きながらシールドを張ったけど、あまりにも近すぎて……背中からザックリ斬られてしまった。



「がはっ……!」



やばい! 斬られた痛みは無理やり抑えこんだけど、これが剣だったら、私は即死だった。

ナイフだったから、何とか生き残れたけど……HPは間違いなく残り1桁になっている。


私はこの一瞬で次の行動を考えた。

魔法で回復優先?

追撃されない様にシールド優先?

近付けさせない様に攻撃優先?


どれも悪手な気がした。


なら、全て同時にするしかない。


私は無様に地面に転がりながらも、**攻守一体の魔法(炎の球体)を発動し、同時にアイテム袋から「最高品質の回復薬」**を取り出して飲んだ。

さすが私が作った回復薬だね、HPは一瞬で全快した。 (まあ、私の最大HPが低すぎなのもあるけどね……)


そして、相手の位置を確認してから、私の周囲に展開した炎の球体を解除した。



「お前、本当にMP回復があるのか?」


「あれだけ魔法を撃ちまくったのに、まだ最後に強力な炎のシールドを作りだすか」


「危うく焼け死ねとこだったぜ」


「そのまま死んでくれたらよかったのに」


「ま、お前の攻略はもうわかった。次は確実に殺す」


「そう、奇遇ね。それは私も同じよ?」



私はアイテム袋から**「木刀」**を取り出して構えた。



「は? お前の作戦は近接戦闘と魔法の同時攻撃か?」


「それがわかったところで防げるの?」



私はエアカッターを撃ちながら木刀を振り回した。



「くだらねえ」



魔法をナイフで弾きながら、木刀での攻撃は余裕で避けられた。



「それが剣でも、素人が振り回した剣なんて脅威にならないな」



男は徐々に私に近付いて来てた。

私は目の前に来た男の頭をめがけて、上段から木刀を振り下ろした。



「バカが」



男は左手のナイフで木刀を受け止めつつ、右手のナイフを私にめがけて刺しにきた。

勝ったと確信した顔で。


でも。 私の木刀は、男のナイフを豆腐のように切断しながら、勢いを止めずに男の体を切り裂いた。



ザンッ!!



「な、なん、だと……!?」



男は驚愕した顔をしながら、地面に倒れた。


私は木刀に向けていた**『極フォールスマジック(偽装)』を解除した。

木刀の幻影が消え、そこには赤熱する「ファイヤーブレード(魔法剣)」**が現れる。



「私のファイヤーブレードは、鉄ぐらい簡単に切れるのよ?」


「木刀だと油断して、私の剣を受けてくれて助かったわ」



ああ、もう死んでるから聞いていないね。

はあ、疲れた……。 本当に死ぬ寸前だったから余計に疲れたよ。

早く宿に帰ってゆっくり休もう。

報告は明日でいいよね?

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ