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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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49話 ブルーナの秘密と、魔法の覚醒

私は現在、既に手配されていた馬車に乗って移動中。

その時に、ちょっと御者さんのステータスを覗いてみたら、名前、年齢、種族、職業、HP、MPしか出なかった。

やっぱり魔法やスキルを持っていないからかな?


その後も窓から外を覗いてスキルを使った結果、スキルを持っている人を数人発見した。

けど魔法を持っている人は見かけなかった。

やっぱり魔法使いは少ないんだね。

ちなみにスキルの名前とLvまではわかったけど、詳細は覗けなかった。


帰りの道中はずっと人間チェックをしていた。

でも何か覗きが趣味になったら嫌だし、無暗に使うのはやめておく事にした。


馬車が到着して玄関をくぐったら、ブルーナが仁王立ちしていた。


「ただいま?」


「酷いよ~! 私に黙って外泊するなんて~!」


「え? ロスさんに伝えてもらったでしょう?」


「それは聞いたけど、事前に直接聞きたかったの~!」


「それだとブルーナがついて来るって言うでしょ?」


「ついて行くよ?」


「だからだよ? ブルーナに内緒にしておきたかったから」


「ええええ?」



駄目だ、これは本題に入らないと話が進まないね。


「私はまだ持っていなかった鍛冶スキルを習得する為に、実際の工房にこもっていたのよ」


「どうしても、作りたいものに鍛冶スキルが必要だったのよ」


「何を作りたかったの?」


「これよ」



私はそういって**「銀色のブレスレット」**を取り出した。



「私のブレスレットに似せて作ったレプリカだけど、本物の魔法の触媒だからね」


「ブルーナが欲しがっていたでしょ? これをプレゼントするから、もう怒らないでね?」



ブレスレットを受け取ったブルーナは私に抱き着いてきた。



「ありがと~! ユイ大好き~!」


「一生の宝物にするね!」



ブルーナは嬉しそうに自分の腕にブレスレットをつけた。



「これでお揃いだね」


満面の笑みを浮かべるブルーナを見れたから、頑張った甲斐があったよ。

上機嫌なブルーナと一緒に部屋に戻った。


そうだ、ちょっとだけ。

私はブルーナを見ながらスキルを立ち上げた。



【ステータス】 名前: ブルーナ・キューデ 年齢: 15歳

スキル: 観察 Lv2

特性: * 無感情 Lv2 *  性欲 Lv5 (!!?)



うわっ!?


予想外の物を見てしまった。 性欲Lv5!? しかも私以上だなんて。

ご、ごめんなさい。個人情報を勝手に見て、ごめんなさい。



動揺した私はブルーナを直視できなくなてしまった。



「ん? どうしたの?」


「え? な、なんでもないよ?」



その後、何とか話題をそらしてごまかした。


ブルーナはスキルを持っていたのね。

観察ってどんな内容なのかな?

でも特性、無感情? 表情豊かなブルーナが「無感情」ってイメージが合わないんだけど?

ブルーナはお嬢様だし、社交界とかで使うのかな?(ポーカーフェイス?) さっきのも、そうだけど、ブルーナの勘が鋭いのはスキルの影響かな?


でも魔法はやっぱり使えないんだね。



「ブルーナは魔法を使う練習した事あるの?」


「うん、駄目だった」


「触媒から魔力は感じられなかった?」


「う~ん、何かもやっとするけど魔法は発動しなかったよ」


「6属性全部だめだった?」


「ううん、試しのたのは火属性だけだよ」


「そっかー」


「明日、確かお休みだよね? 一緒に練習してみる?」


「え? いいの?」


「うん、確認するだけだから、魔法が使えなくても文句をいわないでね?」


「いわないよ~、もう魔法は諦めてるし」


「人によっては苦手な属性があるみたいだし、他の属性も試しておこうと思って」


「うん、わかった~」


「じゃあ、そろそろ寝ようか」


「うん、おやすみ~」

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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