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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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46話 番外編Ⅳ  鉄壁守護者ブルーナ

今日は、習い事もお勉強もお休みの日。

大好きなユイと一緒にお出かけするつもりなので、朝からワクワクが止まらないよ。


朝からユイが鏡の前で唸っていたから、どうしたのかと思ったら……ただ「何を着るか」悩んでいただけだった。

私が「とびっきり可愛い服がいい!」ってリクエストしたら、予想以上に破壊力のある服を着てくれた。


うわ~、可愛い~!!

天使かな? いや、小悪魔かな?


ユイがルームウェア以外で、こんなに短いスカートを穿いているのを見たことがないし、コルセットでウエストをギュッと締めているから、ユイの大きな胸が下から持ち上げられて、より一層強調されて……凄い事になってる。

谷間が深い。深淵だね。


しかもブラウスをピッタリと押さえているから、凄い事になっているけど、……これはエロではなくて**「完璧なファッション」**だから問題ないよね!

なのにユイったら「コルセット外す」なんて言うから、全力で阻止したよ。


そのままでいいの!


あと、私にも似たような可愛い服をくれて嬉しかった。

私もルームウェア以外でこんなに短いのは穿いた事がないけど、ユイとのお揃いコーデだから問題ないよね。


可愛い服が嬉しくてクルクル回っていると、ユイに「下着が見えちゃうから気を付けて」って言われた。 私は別に気にしないけど……普段の行動や性格を考えると、ユイの方が100倍危ない気がするけどね?

まあその時は、私が全力で守るからいいかな。


お出かけしてしばらくすると貴金属店を見かけたので、一緒に入って行った。

ユイが小物コーナーを見ている間に、私は目的の「お揃いのブレスレット」を探したけど……やっぱり無かった。 残念。


私は諦めてユイの方を見た。


……ああ、やっぱりやらかしてる。


ユイは膝ぐらいの高さの棚に入っているキーホルダーを物色しているけど、この短いスカートで、あれだけ無防備に前に屈んだら……。 後ろのスカートの裾がずり上がって、ユイのお尻(下着)が丸見えだったた。


しかも、後ろにいるハゲ親父が鼻の下を伸ばしてガン見してる!

私は音もなく急いでユイの方へ向かって、親父のすねに渾身の蹴りを入れた。


「ぐふっ!?」


そして親父が悶絶している隙に、サッとユイの真後ろに立って視線を遮断。

周りでユイを見ていた馬鹿どもを、**冷たい視線で睨みつけたら、みんな顔を青くして散って行った。



その後、店を出てからまた別の馬鹿な男達に絡まれたけど、あれは私の護衛達が連行していった。

その後に、私は自分の髪にこっそり**「特別な髪飾り」**を付けた。


これは、この街一番の有力者である父の商会、「キューデ商会」のシンボルマークが入った物。

つまり、私が**「あのキューデ家の令嬢ブルーナ」**である事を示す印籠のようなもの。


この街の住人は、私がブルーナだとわかると、怖がって逃げていくか、関わり合いにならないように目を逸らすかのどっちかだからね。

今日はお忍びデートだから付けてなかったけど、さっきみたいなバカが出ると面倒なので、ここからは「権力」を行使することにした。



今度はオープンテラスの店の前にいた小型犬を見つけて寄って行った。

お店の人に許可をもらったので、ユイは小型犬を抱っこするのかなって思って見ていたら……。 その場で座り込んで撫ぜ始めたよ。


まあ、やると思ったけどね。 ユイだもんね。


当たり前だけど、この長さのスカートで、しかも足を揃えずにしゃがみ込むと……ユイの下着が丸見えだね。


それに気づいた店員もテラスの客も、ユイのスカートの中をジッと見だした。


私はユイの後ろに立って、ワザとらしく髪飾りをさわってアピールしながら仁王立ちした。

私の髪飾りに気づいた店員が「ヒッ!?」と息を呑み、それに釣られて客たちも私を見た。



『……それ以上見たら、店ごと潰すよ?』



無言の圧力をかけると、全員慌ててユイから目を逸らして、明後日の方向を見始めたよ。

しばらくすると、ユイは満足したのか(何も気づかずに)立ち上がって店員に声をかけていた。



それからしばらく歩いて、今日の目的地の図書館に着いた。

制限解除した本を読めるのが嬉しいのか、ご機嫌で数冊の本を持ってベンチ椅子に座って読み始めた。


私もユイの隣で本を読んでいたけど、普段のユイの癖を考えると**「アレ」**をやってしまうと思って警戒していた。


しばらくすると……予想が当たった。

ユイはくつろぎ出すと、普通の椅子でもソファでも**「体育座り」**をする癖があった。


何度も言うけど、今はミニスカート。


はい、丸見えです。 フルオープンです。



窓側に向かって座っているから周りからは見えないけど、椅子の前を通る人には丸見えです。 それに日差しが当たっているし、影もないから、今までで一番はっきりと見えていた。


私は本を読むふりをして立ち上がり、ユイの座っている場所が影になる位置で窓に寄りかかった。 私の影で、ユイの秘密の花園を隠す。 完璧なポジショニング。


後は出来るだけ誰も近づけさせない様に、周りに睨みをきかせたよ。

そのおかげで、誰もここには近よって来なかった。


私、頑張ったよ。 


褒めてほしいよ。

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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