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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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43話 イメチェン作戦

翌朝、私はブルーナの部屋で悩んでいた。


「どうしたの?」


「今日からお出かけをする時は、ジャージ以外にしようかなって」


「それはとてもいい事だけど、突然どうして?」


「だって今はジャージの方が逆に目立つから」


「あのジャージ = 英雄or聖女の私 が、この街の人の認識になってるみたいだし」


「ああ、なるほど」


「確かにね~、じゃあ可愛い服の方が『真逆』でいいと思う!」



う~ん、セーラー服と一緒に作って、試着してから一度も着なかったあの服でいいかな?


「ゴスロリ風ブラウス&ミニスカート」


それに黒色のオーバーニーソックスを履いて、最後に黒色のコルセットを装着。


鏡を見る。 「うわっ……」


あの時(成長期前)はわからなかったけど、今の私がこれをつけると、コルセットの効果で**「胸の強調」が凄い事になった**。

これは、男の視線に晒される事が確定だ。

うん、犯罪係数が上がるね。 これは止めておこう。


そう思ってコルセットを外そうとしたら、ブルーナが飛びついてきた。



「可愛い~! 全部が可愛いけど、この胸とウエストの段差がまた可愛いさを強調しているね~!」


「これだと絶対にバレないね! 別人だよ!」


「でも……」 コルセットを外す事を伝えたら、頑なに拒否された。


「ダメ! 外しちゃダメ! それがいいの!」


「でもこれはこれで目立つし……」


「大丈夫、私が守るから!」



ん? 「え? どういう事?」


「あれ? 言ってなかったかな?」


「今日はお休みの日だから、お出かけは一緒に行くよ?」


「そうなの? 聞いてないよ~」


「うん。だけど私はユイみたいな可愛い服は持ってないから、合わせられないね……」 しょんぼりするブルーナ。


私はブルーナの服のほとんどに染色をしてあげたけど、お嬢様だからロングスカートかワンピースばっかりだったね。



「ミニスカートでいいなら、前に作ったのを持っているからあげようか?」


「いいの?」


「うん。だけどブルーナが普段はかないような、結構短いミニスカートだよ?」


「私は短いのもはきたいのだけど、服はいつも勝手に用意されるだけで、自分で選んだ事がないの」


「そうなんだ。じゃあ取り合えず、これを渡すから着てみて」


「白のフリルブラウス」に、「ダークグレーのリボン」。 「ダークグレーのプリーツミニスカート(白フリル付き)」。

最後に**「白のオーバーニーソックス」**を渡して着てもらった。



「可愛い~!」



ブルーナは私の渡した服を着て、鏡の前でクルクル跳ね回っている。



「ブルーナ、外でそんなに飛び跳ねると下着が見えちゃうから気を付けてね」


「大丈夫。私は下着が見えたぐらい気にしないから」



いやいや、気にしようよ? お嬢様でしょ?



「でもバカな男達がジロジロみてくるよ?」


「そんな奴は睨んで脅せば逃げていくよ?」



ブルーナって、こういう所は強い子だよね。 私には無理だけど。



「じゃあ、行こうか」 「うん!」



いつも通り手を繋いで(恋人繋ぎ)、歩いてお出かけをしました。

やっぱり見られるね。

でも前みたいにゾロゾロとついてくる団体はいないからよかった。

それに「英雄だ」「聖女だ」と言ってくる人もいないから、作戦成功だね。


まあ、見られるけど声を掛けられないので、目的地の図書館まで視線は無視をする事にした。




「ねえねえ、ここのお店に入っていい?」


「うん、別にいいけど……ここって貴金属店?」


「うん、うちの系列の商店じゃ無いけど探したい物があって」


「じゃあ入ってみよう」



私一人では入らない高級店だね。

店の中は思ってた以上に人がいっぱいいて、また視線を集める事になったけど、ブルーナは気にしてないみたい。



「私はこっちの棚の所で見ているね」


「はーい」 ブルーナは何か、お高そうなショーケースを真剣に物色している。


私が見ている棚に飾っているのは、手ごろな値段のキーホルダー等が並んでいた。

動線から少し離れた下段に置いているカゴの中には、動物を模った可愛いものもいっぱいあった。

ちょっと気になって、しゃがみこんで真剣に物色してしまった。



「これ、めっちゃ可愛い、買っちゃおうかな?」


手にっとって、立ち上がって振り向いたら、真後ろにブルーナが立っていた。



「うわっ! ビックリした~」


「何かいいのあったの?」


もう、戻って来たなら声をかけてくれたらいいのに。ビックリして大きな声を出しちゃったじゃない。

恥ずかしい。


「う、うん、これ買ってくるね」


「はーい」


私は商品を持って足早にレジに向かった。

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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