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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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20話 高級素材とぶつかる壁

この町には小さいけど図書館があって、魔法や錬金術等の資料が置いてあった。

そこには詳しく書いてなかったけど、**「召喚術」や「結界魔道具」**なども載っていたので、それを参考に今後の課題となる、一人旅の安全な寝床確保について研究しようと思ってる。 (もう蛇とか猪とかごめんだからね!)


あと、毒対策に**「解毒薬の作り方」**を調べてみた。

意外と調合の仕方や材料は資料に載っていたのだけど、元となる薬草がなかなか見つからないみたい。

その為、ギルドでは常時依頼を出しているみたいだけど、それでも市場に出回るほどの解毒薬が作れないみたいで……お店で見かけても超高額。 HP回復のポーションも同じ理由みたい。


でもね。 この「幻の薬草」……ナルイラの町で私がずっとお散歩してた道の途中に、雑草レベルで大量に生えてるの!

灯台下暗しすぎる!

昔、食材にできないかちょっとつまんだ事があるのだけど、あまりにも苦くて(青汁の100倍!)二度と摘まなかった事を覚えているよ。 さらにHP回復のポーションの薬草もそこにあった。


あ~! 早く帰って作りた~い! 実験した~い! 私のアイテム袋(四次元ポケット)が火を噴くぜ!


その為には早く**「アレ」を完成させなくては。

現在開発中の、「安全な寝床確保の為の結界魔道具」**。

ここまで順調に仕上がってきてるけど、もう少しだけ時間がかかりそう。

魔法の構築は問題なさそうなんだけど、魔道具に使った素材の相性が悪いみたい。

代わりに何か良い物が無いか、ミリルナの町の雑貨屋等を見てまわっている。


色々、手に取って見てまわっているけど、いまいちシックリ来ないんだよね。

やっぱりその辺の石や木材じゃダメなのかな? う~ん。


私が素材を手に取って、うんうん唸っていると店員のおばちゃんが話しかけてきた。



「何をお探しで? 店頭以外にも商品はあるから、わからなかったら相談してね」


「ありがとうございます」



どうしよう。話した方が早いかな? 気の良さそうな人だし大丈夫かな?



「えっと、魔道具を作りたいのですが、使えそうな素材は無いかなって見ていたんです」


「魔道具? 日常雑貨の魔道具かい?」


「いえ、作った事は無いですが、冒険者用の物とかを……」


「ああ、初心者用の魔道具の素材ね」



え? 初心者? あ、いや、まあいいか……。



「それなら、こちらの**『カラクネ木材』**が値段もお手頃で、魔力も安定して通るわよ」


そう言って手渡してくれた木材を手に取ると、確かに魔力がスッと通る感じがした。 悪くない。


「良い素材ですね。これより良い物ってありますか?」


「そうね。あちらの**『キラクネ木材』が中級用の素材よ。ただし、値段も一気に上がるからね。後は上級用の『トレント木材』**もあるけど、レア素材なので当店では取り扱ってないよ」


「そうなんですね。残念です」


トレントかあ。ファンタジーの定番だね。


「上級用の素材が欲しかったのかい? もしかして、良い所のお嬢ちゃんだったの?」


「いえ、その、見てみたかっただけです(笑)」


「そうかい。ああ、でも素材は変わってしまうけど、**『骨』**ならうちの町にもあるよ。魔道具用の上級素材が」


「え? 骨ですか?」


「そうよ。隣の薬屋に置いてあったはずよ」


「薬屋! この町には薬屋があるんですね」


「ああ、ごめんね。言葉が足りなかったわね。薬の『素材』を売ってる店よ。調合できるスキルは持っていないから、素材を売ってるだけの店よ」


「わかりました。ありがとうございます」


私は一応、お試しでカラクネ木材を少し買って、隣のお店に足を運んでみた。


「この骨は魔道具にも使えるんですよね?」


店主のおじさんに聞いてみる。


「ああ、冒険者用に使うなら魔法使い用の触媒かロッドだな。ただし、これを使うとなると値段が恐ろしく高くなるから、買えるとしたら一流の冒険者だけだな。うちでは薬の素材として売っているがな」


「そうですね。とてもじゃ無いですが私には買えそうにないです(棒読み)」


「はっはっは、そら、高級素材だからな」



うん、買う必要ない。

だって素材の元となる魔獣を教えてもらったけど、例のトンボの近くにいたやつだった。

ふふん、ついてる。

後で狩に行こう。現地調達に限るね。



「そういえば、おじさんは薬の調合は出来ないんですよね?」


「ああ、無理だ。調合をして欲しければ、うちから南に歩いて二つ目の角を右に曲がった所に**『錬金術士の店』**がある。そこで頼むんだな」


「この街には錬金術士の店があるんですね」


「ああ、レベルは2だからそこそこの物は作れるぞ。それに術士はじいさんだから午前中から店が開いてるぞ。気になるなら見ておいで」



ん? 普通はお店を午前中から開けないの?

異世界の朝は遅いのか、じいちゃんだから早起きなのか。 まあいいや。

気になるからチョッとお店を見に行こう。

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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