一.始まりは探偵事務所から
初投稿であり、初めて書く小説です。
わかりにくくなってしまわないように、登場人物を
まとめさせてもらいました。
登場人物
本田瞳
→探偵。有名な探偵である板垣朋香を追いかけ探偵になった。天才的な頭脳を持つ。
村田麻夏
→今シリーズ最大重要人物。
高山真由・前田茉里子
→村田の職場の先輩
松岡莉奈・島本佳奈・小島遥・渡辺桃香
→村田の中学校からの同級生
山内友里・向井琴音・山口瑠夏・花田芽衣
→村田の職場の同期
神﨑美琴・加藤茉奈
→村田の職場の副社長と社長
井上由佳・南凪沙・松井優菜・上春奈々
→村田邸で働いている。井上は執事でそれ以外はスタッフ
佐藤蛍斗・福島拓也→村田の元カレと今カレ
“いつか私を殺すであろう犯人はあいつだ。あいつの秘密を隠した。それを見つければ犯人が分かるだろう”
そう私は書き残す。
私の寿命はそう長くないだろう。仕事を頑張りお金を貯めすぎ調子に乗ってしまったのだろう。申し訳ないと思っている。だけど、私から謝ることは出来ない。私は必ずあの日殺されるだろう。もし私が殺されたら、その犯人を見つけ出してくれるのはきっとあの探偵だ。
一.始まりは探偵事務所から
トントントン、トントントン。
誰かがドアを叩く音が聞こえる。もしかして誰かいるの??
「はっ!」
「すいませーん。本田瞳様いらっしゃいませんかー?」
「はい!少々お待ちくださいー」
「あっ、わかりましたー」
今何時?10:00?えぇ?やばいやばい。早く着替えなくちゃ。いつも着ているお気に入りの服を着て、顔を洗ってさあ準備ができた。
「すみませんー。」
「いえいえ、こちらこそ急にお尋ねしてしまい申し訳ございません。」と女性が答える。
「全然大丈夫よ。それが仕事だから。それよりも今日はどんなご用件で?」
「申し訳ございません。名乗り遅れました。村田邸で仕えております、松井優菜と申します。1週間後の日曜日に主の村田麻夏様の誕生日パーティを実施いたします。よければお越しいただければと思いまして。」
「私でよければーどうして急に?そので何か事件でも起きるの?」
「いえ。そのようなことはありません。ただ麻夏様が本田様に会いたいらしいです。」
「そうなのね。なら行くわ。」
「え?ほんとに来てくださるのですか?」どうゆうことよ。あんたが聞いてきたのに。
「ええ、もちろんよ。で、場所はどこ?あと、何時?」
「はい、場所は村田邸で13:00にお願いいたします。」
「わかったわ。ごめん、村田邸ってどこなの?」
「申し訳ありません。明日、住所を載せた手紙をお送りいたしますのでそれでご確認お願いします。」
「了解。そしたら来週の日曜日ね。」
「はい。それでお願いいたします。では失礼いたします。」といい、松井さんは探偵事務所を出た。
私は事務所の中に入り1人つぶやく。
「めんどくさいわねー眠いからもう一回寝よ。」
次の日、手紙が届いた。
“おはようございます。私は村田邸で執事として務めております、井上由佳と申します。先日は松井がお世話になりました。改めてですが、次の日曜日よろしくお願いいたします。住所は、〒367-923× 東京都渋谷区代々木×丁目××
私の電話番号は080-111-×××でございます。何かあればご連絡下さいませ。”
「井上さんか、、、誰が来るのか聞いてみよっかなー」
探偵にはすぐに気になったことを解決する癖がある。
「はいもしもし、井上です。」
「もしもし、井上さんね。わたくし、本田瞳といいます。」
「あ、本田探偵様ですね。お電話ありがとうございます。どうかなされましたか?」
「あ、パーティに誰が来るのかなーって思ってー名簿とか送ってもらえたりできます?」
「はい。もちろんです。今日中に届くよう手配いたします。」
「申し訳ないわね。」
「いえいえ、とんでもございません。では失礼いたします。」
「はーい」
3時間後、ポストに何かが落ちる音がした。届いたんだろう。
私失敗しないのでが口癖の女医のドラマを一旦停止し、事務所を出る。ポストを開けると白い封筒が入っていた。
「どれどれー」
“参加者は、松岡莉奈・島本佳奈・小島遥・渡辺桃香が中学校からの同級生。山内友里・向井琴音・山口瑠夏・花田芽衣が会社の同期。高山真由・前田茉里子が職場の先輩。神﨑美琴が会社の副社長、加藤茉奈が社長。そして、執事の井上由佳。スタッフの南凪沙・松井優菜・上春奈々。そして元カレである佐藤蛍斗。最後に今カレの福島拓也。”
「ふーん。元カレ。元カレに今カレ?普通呼ぶかしら?まあ個人の勝手よね。後、こんなパーティに社長まで来るなんてこの人凄いわね。」
読んで頂きありがとうございます。
まだまだ続く村田殺人事件、次の話も是非読んでください。お願いします!