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魔法少女と夢見る電気魔王 ~女神の異世界ITパスポート?~  作者: へるきち
5.要求仕様書 ~この世界に要求するもの~

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5-5. ミーナはまだ17だもん

 ミーナちゃんが17歳になりました。じぇーけーです。じぇじぇじぇ?


「ほら?17歳と14歳と7歳の私でやる三位一体攻撃があるじゃない?あれが、いつでも出来る様にね。融合したのよ」


 さらっとコワイ事をやってます。もう、この子には適いません。

 ほらね?と一瞬で7歳と14歳と17歳の3人に分裂しますけどー。7歳と14歳が全裸ですね?服は分裂出来ないのかな?


「うーん?マトリョーシカのようにはいかないわねー。まだまだ改良が必要かー」


 ジャージを召喚する魔法と組み合わればいいじゃないの?という事で解決しました。ちゃんとお師匠さんらしく助言したりましたわー。無いものは召喚すればいいのですよ。

 じぇーけーのミーナちゃんは、いつもジャージです。じぇーけーらしいね?この家にはジャージ着た女しか居ません。色気の欠片もありませんね。そんなもの求めて無いので、それでいいのですが。

 傍目にはミーナちゃんが四姉妹の長女に見えます。末っ子なのにね。末っ子に見える私は、家に入った順番では長女なんだけどね。ちなみに、お姉様は概念としての姉なので、実際には私達の里親2号なので、おかーちゃんです。お姉さんを自称する元女神は、単なる近所のお姉さんで他人です。ほぼ私と同位体ですけどね。


 さて、建前上はミーナのお師匠さんである私ですのジャガー。


 IT革命に関しては、ミーナに先を越されています。この世界にインターネットとスマホを普及させたのは彼女なのです。娯楽に飢えた民が、インターネットに食い付くのは早く、世界から国境が無くなりつつある、とまで言われていますがー。実際には、今でも戦争は耐えていません。情報の伝達速度が向上し、伝搬する範囲が広くなると、新たな格差が生まれますので。例えば、この村にはインターネットどころか、未だに固定電話すらありません。国王と魔王の自宅にだけごく一部とホットラインが繋がった回線がありますけどね。


 私も、ただぼうっとミーナの無双を見てたわけじゃないですよ?動画投稿配信サイトを作りました。ありもののオープンソースでちゃちゃっと。改良はアールくんに丸投げです。彼女は高度なAIを搭載したアンドロイドなのでプログラムだって書けちゃうのです。システムエンジニアなんて、もう必要無いんやー。AIの所有者が世界の覇者になるのです!つまり、私の大勝利!


 何しろ銀の盾や金の盾を配る側なのですから。たまに私達も先日のパンツでデートなどの動画を配信していますけど、何もしなくてもお金がガッシャンガッシャン入ってくるのです。メンテナンスも不眠不休で問題の無いアールくん任せです。そろそろ妹のR9821号も起こしましょうかね?


 もう、何もしなくて良くない?


「そんな事してると、スグにボケるわよ?」


 おおぅ。10万9歳のお姉様の発言には説得力しかありません。お姉様も、ダジャレがダバダバと滝の様に出てくる、おばあちゃんですからね。見た目は27歳の永遠の美女デスけど。


「ほいじゃー。神社で販売するグッズでも作ろうかいね?」

「いいわね!ソレ。シスターは賛成よ!」

「巫女も賛成です。このババアがビール漬けに加えて、最近はスコッチまで飲み始めたので、お金が必要なのです」

「えー、スコッチはすこっしだけじゃなーい?」

「すこっしと言わず、バーボンもバーっとボンボン飲みなさいよ」

「お姉さんは、ウイスキーが、うぃっと好きよー」


 私の周りは、こんなのです。座布団を差し上げましょう。10枚溜まっても、何もありませんけど。

 うぃっと好きってなんやねん。意味分からんやないかー。だが、それでいい。私の将来のあるべき姿は、こんなもんで良いのです。こいつらを見本にして育っているので。永遠に6歳の幼女ですけど。


 神社グッズについては、先日のパンツでデートでヒントを貰いました。

 フェニックスの羽で作る刷毛と、ドラゴンの毛で作る筆です。女騎士達は用途を逆に考えていましたが、刷毛で魔を払い、筆で書いた文字で幸運を呼び込むのです。さすがに、不老不死とかの特級呪物にはなりませんね。羽も毛も勝手に抜け落ちていくので、廃品利用です、SDGsなのです。


 まずは女騎士にサンプルを渡して、試して貰いましょうか。


「おっほう?これはいいですねー。ちまちまと農薬を塗らなくても、ばっさばっさ扇げばいいのですか?」


 フェニックスの羽を束ねて扇子にしました。いろいろ使い道がありそうですよ。野菜泥棒や、畑を荒らす害獣も軽く仰ぐだけで追い払えます。芋畑に最適な兵器ですね。


「あざます!女神様!!」

「女神言うな。命を狙われるじゃろ?」

「ういっす!お芋持って行って下さい!」


 次は、ドラゴンの毛で作った筆です。これは、芋焼酎を作っている酒屋の女騎士へ。


「うーん?ガサガサで書きづらいですねー?」

「あー、抜け毛じゃけね?ちょっと、貸してー」


 むーん、むーん。えっとー、どうしようか。何魔法を使えば、これをしっとりに出来るのかー?


「すまん。頑張って鞣して頂戴。他にも農閑期で手の空いてる女騎士いるじゃろ?」

「ういっす!あざます!焼酎持って行って下さい!」


 農閑期の女騎士の雇用も創出して、いい事じゃないですか。物々交換で得た芋と焼酎を手に、ライブハウスへ向かいます。


「かーちゃーん。お芋さん蒸してー」

「はい。別に材料持って来なくても、いつでもあるわよ」

「あざます」


 芋と焼酎は、かーちゃんであるお姉様に納品しました。はあ、これで後三年は遊んでてもいいかな。


「ねえ、この村に携帯電話とインターネット整備しない?広告収入で資金は回収出来ると思う」

「国王に言えば公共事業にしてくれそうでござるな」

「あー、そうじゃねー。レイヤー1の仕事はシステムエンジニアよりは、工事業者の仕事じゃけども」


 インターネットがあれば移民も増えるかも知れないし、移民が増えれば産業が発達して、最終的にはインフラを握っている私達の利益になる事でしょう。集めた利益は使い道もないので、村に還元するけどね。ほいじゃー、そろそろIT革命始めよっかー。

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