クラス
「Cクラスに合格の皆さん、おめでとうございます。試験官のシュバルティーナです。気軽にバルティと呼んでください。」
若そうな女の人がこのクラスの先生か。
おそらく新人だな。
「みなさん、私は対魔法を専攻しています。魔法の事なら悪しが知る限りのことを教えます。」
「先生。ここは王都魔法学園ですよ。優しい魔法を勉強するためにここに来たんじゃない。人を殺したことはないでしょう?」
「人ならおそらくあなたよりも殺してます。」
「はっ!盗賊専門の上級冒険者であるこの俺によくそんなはったりが言えるな。」
「そこまで言うならいいでしょう。私はこのクラスのすべてを任されています。なのでここでは私が絶対です。なので邪魔をする子は出て行ってください。」
そういってニコリと笑い、先生は発言をした生徒に向かって指をさし、ためらいもなく紫色の雷をだした。
「紫電。これが騎士団で使われる最低魔法です。これが避けられなちゃ騎士団には入れませんよ。あら、もう死んでましたか。」
額に焦げ付いたあとが残り泡を吹いて倒れている生徒を見て、ほかの生徒が騒ぎ出した。
俺は見慣れているので、窓の外を見てた。
「先生!彼は冒険者ですよ。冒険者ギルドからクレームが来ますよ!」
「そんな、さっきまで一緒にいた男子が...。」
「ああぁ、死んじまったな。」
「...。」
反応はそれぞれだが開始そうそう死人がでる学園とは聞いていなかった。
「汚いゴミは処分しますね。滅却。」
生徒は見る見るうちに灰となり、骨も残らなかった。
「それでは本格的な授業は明日からです。帰る前にこれを。」
そういって先生は黒板に大きな紙を貼りだした。
そこには最重要指名手配犯リストと書かれていた。
「この学園在学中に腕を磨き、このリストに載っている人物を生死問わずで捕まえてきてくれた者には、賞金と騎士団への推薦状を手配します。では、また明日、さよなら。」
いまだ状況が飲み込めていない女子は泣いており、肝が据わっている者達は黒板に貼られていたリストをまじまじと見ていた。
気になったので、俺も見て見た。
~最重要指名手配犯リスト一覧~
このリストは、王都、帝都、森林、獣国、魔領の全国から共同で捜査されている人物を掲載している。
<アフレイド>
『伝説』のマスター・ロビン
『灰燼』のアモン
『狩人』のバトス・バル
『虚偽』のニェー・フィ・ルージュ
『氷域』のベリアル
『血泉』のリン・ドゥ・ナージ
『欠乏』のセン・ドゥ・ナージ
<フラウロス>
『悪魔』のキマリ
『終宵』のビフロード・ヴィネ
『天使』のシアス・ドゥ・ナージ
<プルソン>
『特狂』のシュール
『異界』のストール
以上の3組織はひとりひとりに億単位の懸賞金がかけられている。
生死を問わず捕まえたものは、各国から報酬を受け取るように。