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魔法と剣は表裏一体  作者: たむーん
第一章 王都編
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筆記試験

学園前はまだ受付時間にもなっていないのに人で溢れかえっていた。

見たところみんなこの学園に入学するためにこれまで鍛えてきたのだろう。

冒険者や研究者、さまざまな人がいた。


「受付時間を縮めます。こちらへ来てください。」


今年は特に人が多かったのだろう。

受付時間が早まることはそうそうないが、異例なんだろう。

早く来てよかったよ。


願書を提出した際に渡された受験番号を確認し、その会場に入る。

指定された席に座り、試験が始まるまで寝る。


「今から王都魔法学園の筆記試験を始める。この筆記試験を突破したものが、次の実技試験を受けることができる。例年だと、最初は実技試験からだったが、今年は人数がとても多いため異例となった。」


やはり、そうだったか。


「では今から試験を始める。始め!」


紙が机から現れる。

高密度な魔法で隠されていたのだろう。


問題

1.王都魔法学園の設立理由を述べよ。

2.この学園で何をしに来たか、自由に述べよ。

3.希望配属クラスを選択しろ。


思っていた問題とだいぶ違った。

1番は確か、来るべき災厄に備え、いかなる事態にも対応できるべく力をつけろ、だったはず。

そして2番は、俺の場合、王直属の騎士団に所属するべく、この学園で力を伸ばしていきたい、にした。

それっぽいこと書いておけば通るだろ。

3番は、Cだな。普通に真ん中が良い。欲を出せば身を滅ぼすからな。


書き終わったので、また寝た。

寝てすぐに、試験官に起こされた。


「おい、受験番号9047、実技試験に行くぞ。」

「は、はい。」


せっかく寝てたのに、目をこすりながら試験官の後を追い、別会場にたどり着いた。


「これで36人。今年はこれで入学を締め切る。」


会場内に声が響き渡り、受験者からの怒声がきこえてくる。


「試験官がそれぞれ見分けた。今会場に残ってるお前らはまた来年来ることだな。自分に何が足りなかったかよく考えてみろ。じゃあな。」


ぶちっと言って声が途切れた。

その声をだした試験官は今俺たちの前にいる。


「あー、おめでとう。君たちは合格者だ。今から実技試験、魔法適正試験を始めるが、その二つでクラスをわけるつもりだ。ここまでで、何か質問のある者はいるか?」

「はい。」

「受験番号は?」

「5961番です。」

「あぁ、名前は確か、サラギといったか。冒険者だな。」

「はい、それで質問です。試験官はこの学園に何年ほどいますか?」

「俺はだな、えぇーと、25年だな。いいか?」

「ありがとうございます。」


何の意味がある質問だったのだろうか。


「では他にはいないな。それではわかりやすいように6人ずつ並んで実技試験を始めよう。」



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