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女王になったら会いに来い そう言った皇帝は私を忘れた  作者: ねここ


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それぞれの思惑

カイルが出立して四日後ロブラントが落ちたと知らせがあった。


 明日の夕方にはカイルとジェルベージュが戻ってくる。


 予想外の速さだった。


 知らせを受けジュネ達は喜びすぐに宴の用意を始めさせた。


 戦争で命を落とした者の家族には手厚い補償を、怪我をしたものは十分な看護が受けられる設備が整った場所と報奨金を用意し、無事帰ってきたものの為にも報奨金を用意した。


 ジュネはこういった金は一切惜しまずどんどん与えた。


 それが結果的にジュネに戻ってくるのでジュネの国の資産は爆発的に増えていった。


 またジュネはそれを惜しむことなく国民のために使い周辺国の国民がジュネの国に移民として殺到し戦わずして国が潰れてしまう現象も度々起きる。


 だから皆こぞって友好国になりたがるのだ。



 ジュネの能力は他国からすると恐ろしいものがあった。


 一刀両断にする判断力と実行力は敵にすると恐怖でしかなかった。


 どんなに媚びてもジュネは一切受け付けない、女好きと聞いて様々な女性をジュネに献上してもジュネの心を動かせる女性は誰一人居なかった。


 そんな中幻の女王と呼ばれるクロエの存在を知った王達は一度でいいからクロエに会ってみたいと思っていたが一切見ることは叶わなかった。



 しかし先日突然クロエが現れた時、ジュネが愛してやまないクロエに皆心奪われた。


 そして皆あの美しい女王にまた会いたい、話がしてみたいと思いその日のうちに招待状を書いた。


 返事はまだ無かったが嬉しいことが起きた。


 ジェノバが突然ロブラントを攻め支配下に置いた。その戦勝パーティに招待されたのだ。


 クロエに会いたい王や貴族は即効返事を送りクロエへのプレゼントを沢山用意しジェノバに向かった。


 クロエはカイルやジェルベージュが無事に帰ってきてくれることを喜んでいた。


 出来ることなら国境まで迎えに行きたいと言ったが即効ジュネに却下された。


 理由はジュネが一緒に行けないからだ。クロエは素直にジュネに従った。


 でも城で帰ってくるカイルを迎える事が出来るので大人しく待つことにした。

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