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愛のない行為


 数日ジュネを研究した結果、クロエはメイドとして仕える主人の生活を改善すべく動いた。


 朝の食事に酔い覚ましのスープ、女性達には美容に良いスープ、履きやすいスリッパ、ノートとペンをいつものメニューに追加した。


 アフターヌーンにはナッツを夜はキャンドルとドライフルーツ、バスローブを追加した。

 

 ジュネは裸足でスタスタ歩いてしまうので簡単に履けるスリッパ、


 アフターヌーンは仕事をしながらなので健康的なナッツ、


 夜は女性がくるので雰囲気が良く、安らげるようにロウソクを用意した。。


 ドライフルーツはお酒に合うし、酔いづらい。


 バスローブは裸で歩くことが多々あるジュネに。。目のやりどころに困ったいたのもある。


 朝のノートは何か考えているときがあったので置いておいた。

 



ジュネはなんとなく生活がしやすくなったように感じ始めた。


 欲しいものが欲しい時にある。


 クロエのお陰でそんな当たり前が当たり前じゃなかったと知った。



 ジュネはクロエがメイドになってから女性が来て彼女達を抱く事にどこか違和感を感じるようになった。




いつも、昔から満たされない何かがあった。人生の中で心を動かされる瞬間は多くない。



騎士だった頃クロエを見かけた時から自分の中の何かが変わった。面白くも無い日々が色づき目的が出来た。



再びクロエに再会し、ジェノバに連れてきて専属のメイドにして、、



自分の中で何かが変化しつつある。女性と夜を過ごすことを楽しめなくなった。



 愛のない体の関係なんてその場の感情だけだ。割り切った考えのはず、、だが、



 穢れないクロエを見るとあなたはそれで満足しているの?と言われている気がしてなんとなく楽しめなくなってきた。




 クロエは感情表に表すことが中々出来ない、


彼女の心の扉を開いて笑顔を見るにはどうしたらいいのだろう。

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