愛し合う時間
「本当ににジュネって変わらずよね」
「こんな皇帝ある?」
ジュリアとセリーヌは笑っている。
取り残された令嬢達は唖然として二人を見送った。
「ジュネごめんなさい」
クロエはジュネに謝った。
「クロエ、なんで謝るの?」
ジュネは部屋に戻りクロエをソファーに座らせその隣に座りクロエを抱きしめながら言った。
「ジュネ、私考えてみたらジュネと一緒に参加したパーティーでちゃんと最後までいたこと一度しかないの。毎回事件が起きてしまって、、、、」
「あははは!!そうだったな!」ジュネは楽しそうに笑っている。
「ジュネ、面白くありません。。私は情けなくて、、」
「クロエ、本当にクロエって最高だな。どうしてそんなに俺の心を掴むんだ?」
「ジュネ、普通怒ることです、ジュネはなんで喜んでいるの?」
「クロエ、こんな退屈な人生にクロエがきて初めて生きている気がするんだ。何事もなく流れていくよりも俺はこっちが良い。クロエじゃなきゃだめなんだ」
「ジュネって、本当に私が好きなのか疑問だわ」クロエは面白がられて不服だった。
「クロエ、俺を疑う?そうか、まだまだだな。おれは。クロエに疑われるなんて俺の怠慢だ。もっとクロエに愛を伝えるようにしよう」
「ジュネ、いつもジュネからの愛沢山もらって幸せです。疑ってなんていないわ。愛しています」
クロエはジュネにあたってしまった事を反省した。
「クロエ、俺はクロエをここに連れてきてしまった事を少し後悔している。だけどやっぱりクロエは自分らしくいてくれて俺は救われた気持ちになった。でも少し泣きそうなクロエをみて一瞬全員殺そうかと思ったけど余計悲しませると思ってクロエをここに連れてきた。クロエ俺もクロエを愛している」
ジュネはクロエを抱きしめてキスをした。
何度も見つめ合い何度もキスをしているうちにお互いを求め合ってしまった。
もう会場には戻れなくなった。
エメが呼びにきたが「ごめん、無理」とだけジュネは言った。
エメは察したらしく素直に帰って行った。
ジュネはどんな時もクロエに優しく、ジュネに抱かれている時も本当に幸せだった。
美しいジュネはクロエを愛する時も変わらず美しかった。
クロエは全てをジュネに預けてジュネの愛に浸っていた。
ジュネはそんなクロエが可愛くて、愛おしくてたまらなかった。
クロエの瞳で訴える愛、深い吐息、彼女の全てが自分のものだと思えるこの時間はジュネにとってなくてはならない時間だった。
許されるならずっとこうしていたい。
二人はいつもそう思っていた。




