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はなうた

作者: 喜名

気がついたら花が開いていた


揺られている

電車が通るたび、そうおもう


なんて言っているの

尋ねると

笑う音が聞き返した


朝日を浴びながら、切り取られた窓に

見つけてほしいけど

花は恥ずかしくて俯いてしまう


イスがひとつ空いたのならば

お淑やかに座って、外を眺めよう


次にどこへ行き着くのか

見慣れた駅が通り過ぎていく


寝坊した朝は、いつもより特別で

花は伸び伸びとしていた


唄いたい

空が青い、特別な日常


気が抜けたように

花は唄いだした


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