最初の一行目がなかなか書けない、なろう作家気取りだ
「なんでいきているんだろう」の一文が
五寸釘のように胸を貫いている
「ソレをするなら死んだほうがマシ」の一文を
ずっと握りしめながら
これじゃない
あれでもないと
自分の周りの出来事と
照らし合わせながら
孤独になりがちな文學を
今日まで引き伸ばしてきたんだ
「将来の夢はなんですか?」
という質問から
「ご職業はなんですか?」
に変わるの早くないですか
人生上手くいってないと嗤うんだね
バラエティじゃない
ドラマじゃない
アニメじゃない
映画じゃない
けど
ノンフィクションは書く気になれないや
プロの小説家を
はなっから目指してなんかない
読みたい本がない時の
そのばしのぎです
自給自足で食いつないできたのです
「こういう小説読みたいよね」
その気持ちだけがノートを汚くする
どうせ妄想だ
面白くなくて当然だ
読んでほしくない
自分が読みたくて書いているだけ
もし読んだら感想も言わずに
サイト閉じればいいよ
僕は凄くなんかないんだ
自分のことしか考えていないんだ
最初の一行目がなかなか書けない、なろう作家気取りだ