表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貞操逆転ギャルゲーに転生してヒロインのママ達ばっかり攻略してたらヒロインが病んだ  作者: マイヨ@電車王子様2巻【4/24発売】


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/8

第4話 ママ。いつもありがとう

【早見綾乃──視点】


「わきゃああぁぁぁああああ!」


 清彦からの電話が切れた直後、私はようやく我慢していた喜びを奇声として吐き出し、ベッドの上をゴロゴロ転がった。


「ど、どうしたの⁉ 綾乃ちゃん」

「あ、ゴメン、ママ。起こしちゃった?」


「ううん、まだ仕事中なの。締め切りが明日の朝までだから。ゴメンね、仕事のせいで入学式に出れなくて」


 私のママは、文筆業をしている在宅ワーカーだ。

 何を書いているのかはよく知らないけど、結構人気らしくて、毎日忙しくしている。


「大変だねママ。いつもありがとう」

「ど、どうしたの急に?」


「だって、ママがお仕事をしているから、こうして生活が出来て、月詠学園という学費の高い学校にも通わせてもらえてるんだし。本当にありがとう、ママ」

「うう……綾乃ちゃん……。大きくなって……」


 不意打ちの私の発言に、ママが思わず涙を袖で拭っている。


「私、今日は幸せなんだ♪ 私の好きな人は、やっぱり素敵な人なんだって、より好きになったの」

「それって、もしかしなくても清彦君のこと?」


「うん。ママ、ひょっとしたら意外と早く、ママはお祖母ちゃんになるかもよ」

「ええ~、そうなの⁉ いいわね~。ちょっと、お話聞かせてよ」


「でもママ、締め切りヤバいんじゃないの?」

「ちょうど煮詰まってるからいいの。女子高生の娘の恋バナなんて私の仕事に直結するんだし」


 相変わらず、ママの仕事ってなんだか良く分からないなぁ。

 でも、たしかにこういう話は、友達に話すとマウント取ってる感じになっちゃうんだよね。


 その点、ママなら清彦の事も昔から知ってるし話しやすい。


 そして何より、私がこの話を早く人にしたくて仕方がない!


「あのね。今日、清彦がね~」


 その後、私はママに色々と話した。


 月詠学園では入学初日から早速正妻ムーブをして、他の女の子たちを牽制した事。

 清彦が私との将来をちゃんと考えていてくれて嬉しかった事。

 私だけじゃなくて、ママの事も大事に想ってくれている事を話した。


 ママは私の話を、うんうんと嬉しそうに頷きながら聞いてくれて、時々涙ぐんでいた。


 私の高校生活初日は、こうして順調そのものなスタートを切った。

綾乃ちゃん幸せそうだな~(棒)


ブックマーク、★評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ