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ホーネット

課外が終わり畑中は生徒指導室に連れていかれた。

いのりの反撃で課外中に成人向け動画を大音量で再生し、学校内全てのスマートフォンにナンパのメッセージを送ってしまった。

顔を真っ赤にして帰ってきた畑中は真っ先にやってきた。

「テメェ~何か知ってるだろ」

俺は知らない、知っているのはいのりだけ。

すると今度は畑中の電話が鳴った。

急いでスマートフォンを取り出すと電話が切れたらしく、怒り狂ってスマートフォンを床に叩きつけた。

「ぶっ殺してやラァ~」

ポケットからナイフを取り出して突きつけてきたが、騒ぎを聞きつけ駆けつけた先生たちは刺又で畑中を押さえつけた。

しばらくすると警察がやってくると大人しくナイフを捨て、警察署にお持ち帰りされた。

生徒と言えど、ナイフを取り出した時点で犯罪者、先生たちと警察によって不良が完全に制圧された。

「見事に浄化しましたね」

いのりは楽しそうだったが、ナイフを取り出した瞬間はヒヤヒヤだった。

「先程の生徒は退学になるかもしれません」

そのまま授業になった。

昼頃になって警察が事情を確認しに来た。

いのりは普段通りに楽しそうにしていた。

「大丈夫です、脅されて勘違いされた挙句、シャープペンを投げつけられただけです」

いのりの考えた通りに話し、聴取が終わった。

それからしばらくしていのりがハッキング攻撃された。

「あーあ、京さん?私をハッキングとはいい度胸だと思いませんか?」

面倒くさそうに何やらタイピングを始めた。

「しばらくお待ち下さい、ハッキングを検知した段階でデータ消去と記録、強制自首用のウイルスを仕込んで盗ませます、いえ、強制的に送りつけます」

一方的に説明してくるが正直なところ理解できなかった、詳細を聞くと眼鏡をかけて赤ペンを使って説明してきた。

「わかりやすく説明するとこれは蜂の巣です、当機をハッキングしようと巣を突くと蜂が飛び出てハッキング元を探します、見つけると針でウイルスを注入後に強制的に解凍します、このウイルスはハッキング者側で操作内容を全て記録され自動的に警察に自首するようなウィルスです、証拠隠滅は物理破壊以外に普通のスパコンさんにもできませんよ、私が考えた攻撃型セキュリティーソフトです、突かぬが吉です、ウイルスでも同じです、無害化できますからご安心ください。折角です、このソフトを複製して販売してもいいと思いますよ」

間違えたでは済まされないアンチハッキングソフトで、やっていることは恐ろしいが、笑顔でハッキング用のプログラムを自慢してくる姿が可愛い。

夕方になって逮捕者の速報が出た。

「日本時間の本日13時頃、アメリカ、イギリス、フランス、アンドラなど計8カ国を拠点に活動し、テロ組織へのハッキング行為などで知られる世界的ハッキング集団スケアクロウのメンバーが各国の警察に自首しました」

ニュースキャスターが驚いたように話している。

「ほら、京さん、見てください私を敵に回したのが間違いです」

誇らしげに話している。

「このプログラムの真価はこれからです、それぞれに一匹の蜂を送り込みましたが、この蜂は鼠算式に増殖して蜂の巣を形成します、それからは先は同じです」

危険な機能過ぎる。

「その機能はいらないんじゃね?増殖系は危険過ぎる」

するといのりはすぐにソフトウェアをアップデートした。

「こちらがバージョン1.01です、あの人たちのにも入れてきます」

増殖機能が消され、ハッキング集団の押収されたパソコンにも適応しに行った。


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