狩人《ハンター》は仕事を狩人《ハンター》と一緒にしてもいいんですか?
もうひとつは更新早いですがこっちは遅くなると思います。
モチベ的な問題です。
『あ、あーきこえてるかい?』
ここは何処かのパソコン。
『ボクは標的の仲間の司令塔って言うんだけどそっちは隠身家であってるのかな?』
返事はない。妥当だね。
『勝手に狩人と同盟を組むことにしたから。それじゃ伝えることは伝えたからね。』
それなら伝えることだけ伝えて切ってしまおう。
この手の仕事はボクがやることになっている。
さて、皆は・・・と、いたいた。
ってどっちがどっちかわからなくなってる。
ボクはヘットフォンを付ける。
皆に連絡出来るようにセットしてと。
「お、連絡終わったか?」
『ごめんね~ちょっとばかり時間かかっちゃった。』
「仕方ないか。それで、どこにいる?」
『まだ、少し距離があるね。誘導するよ。』
「頼む。」
誘導するのは響じゃない。獲物の方だ。
獲物のスマホをハッキングしてと。
響の情報を送ってっと。
それで俺の方なんだけど待ってるだけなんだよね。
ぶかぶかのローブみたいなのを纏ってるけど一応俺。
場所は何処かの倉庫。
「姉さん達しっかりやってるかな・・・」
と、言った所で誰か来たようだ。
明らかにガラが悪いやつが来た。
何か言っている様だけど聞き流そう。
「顔に仮面をつけているとは変な趣味だな。」
「誉め言葉と受け取っておこう。」
声は変えてるな。まあ、お互い様だけど。
「お前を拘束するようにボスから依頼が入った。」
「そうか。捕まるつもりはないけどね。」
そのボス、アオなんだよなぁ。
俺は後ずさりする。
勿論相手は追いかけてくる。
これを待っていた。
大きな音と共に入り口が瓦礫で埋まる。
「は?」
「お疲れ様。これで逃げられないね。」
「でもお前一人で何が出来る?」
「何を言ってるかわかんないな~」
だって本当に一人じゃないから。
「よろしく狩人。」
「その名前で呼ぶのは仕事の時だけて頼む。」
俺の服の中から朧が飛び出してくる。
動揺もあり拘束するのに十分とかからなかった。
「うむ、さっきまで動けなかったから良い運動になった。」
「流石だね。」
「それで姉さん達は何処に・・・
「ここから抜けるために来てくれる筈だよ。」
一方外では残党狩りをする都姉と雅姉がいた。筈なのだが、
「あー鬱陶しいわね~」
「姉さん無駄口。」
明らかに都姉と雅姉の見た目ではなかった。
見た目としてはさっきまでの響みたいな見た目だ。
「一応女の人なんだよ?似てたでしょ~。」
「この程度で騙せるなら楽だね。」
誰も気がつかないうちに元の服に戻っていた。
「私達は二人で一人!!」
「変身姉妹・・・この名乗り必要?」
「雰囲気大切!!」
二人は倒した敵の服に着替える。その時間は1秒程度だと思う。
味方と同じ見た目の敵がいる状況は相手側からみたら訳がわからないだろう。
「終了~!!!」
「終わった。」
『了解。見えてるよ。二人の場所に誘導するから二人は何時もの職業に戻っていつも通りに。』
「はーい!!」
「了解。車も回収してくる。」
都は白衣、雅は警官服に着替えて各自行動を始める。
まず雅姉
「お待たせ。同僚に電話したからこの人たちはそのまんまにして大丈夫。」
「んじゃ怪我した人の真似しないとね。」
布を手に巻く。そして足取りは少しふらつかせる。
「救出しました。怪我をしているようです。」
同僚に電話しているようだ。
さて、都姉は・・・いた。
「大丈夫かい?私は医療関係に携わっている。送ろう。」
「ありがとうございます。二人に事情聴取するので私も失礼します。」
都姉と雅姉の掛け合いでその場を抜けることに成功した。
車を少し走らせる。
その間に服を着替える。四人全員だ。
そして家に帰れば仕事は終わりだ。
「お疲れ様。楽勝みたいだね。」
「朧強すぎるだろ。」
「私はいつも通りやっただけだ。大したことはしていない。」
「お疲れちゃ~ん。仕事終わったから打ち上げ行くよ。」
「夕飯も兼ねてる。朧ちゃんもどう?」
「良いのだろうか?」
朧よ。何故、ボクを見る・・・
「良いんじゃない?」
今回の打ち上げは焼肉に決まった。
響=標的→ターゲット
青華=司令塔→ナビゲーター
朧=狩人→ハンター
都/雅=変身姉妹→トランスシスターズ
こういうの考えるの大好きです。




