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探求冒険家エクスコ!(仮)  作者: じゃむ(sadojam)
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動きやすい服を選び着た。靴はスニーカー。リョウさんにジーンズを履いてもらった。

エレベーターで、リョウさんが今日の予定を話す。

入域中のオルカの持つアカウントが当分使えないので画像の掲載はストップ。

代わりに3D動画の製作完成と動画アップ。そのチェックをしに行く予定。それから望月と会い、えっちゃんの写真をどの順番でネットにあげていくかの打ち合わせ。その合間合間に相場のチェック。リョウさんはエクスカリバーコイン以外のコインにも投資している。大きな値動きがある時はマトンさんか誰かしらから連絡が入る。

今までも打ち合わせ中や会議中に連絡がきて中断する事があった。


えっちゃんだけ先にホテルの外のエントランスまで出る。気配と視線を探る。

道路の向こう側に汚いバンが停まってる。濃い色のスモークガラス。あからさまに怪しい。おそらくおとり

視線はドアマンや表に出ているホテルマンの視線もあるので分からない。

えっちゃんはマスクをしパーカーを深くかぶり表通りに出る。

バンからの気配は濃厚。警察と似たような匂いを放ってる。違う車から視線。写真を撮られた。直感と感覚がそう告げたのでほぼ間違いない。


えっちゃんはホテルに戻り、ホテルマンに裏口にタクシーを回すように頼んで、リョウさんにサングラスと帽子をかぶるように言い裏口から出る。

裏口からの通りの状態はホテルに入る前にチェック済み。


一車線しかない裏通り。怪しい車は居たが無視してタクシーに乗り込む。


[ここまでやる必要あるの?]

リョウさんは聞いたが、ただ聞いてみただけだった。オルカの事が頭から離れない。リョウさんは現実に見てないから信じ切れてない。それでも想定内の思考に持っていこうと努力している。


待ち合わせをホテルにしてスタッフや望月を呼ぶ事も考えたが、帰り道のスタッフ達に危険が及ぶ。仕手集団もホテルのみの監視になる。それなら尾行されないようにすればいいし、なにより監視先を増やさせ、分散させた方が。とえっちゃんは考えた。


仕手集団がどこまでやるか分からない。

街中で拳銃を発砲するのと厭わないのかもしれない。殺し屋を雇うかもしれない。

どこまで心配すべきかまだ分からない。


最悪のさらに下の最悪を想定して動く。

色々な想定を考えてたが、少し気分が高揚している自分に気付いた。

少なくとも今、自分はリョウさんの役に立っている感じがしているからだ。

これがまた根拠のない自信かもしれない。とも思い、戒める。




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