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コースケとアパートへ帰る。
皆がえっちゃんの汚れた格好に驚くも、車を避けようとしたら転んだ。とコースケと一緒に誤魔化した。
ケイナが勘ぐるも自分がミスした記憶がまだ新しいせいか何も言わなかった。
簡単な経緯を話し落ち着くまでマーロンと暮らす事を話す。
行く用意はしてあるものの、ミヤビとケンは気乗りしてないが、マーロンの人質となったケイナとリンは納得していた。
[私達と同じよ]
ケイナが助け船を出す。
マーロン達もまたミヤビ達と同じ境遇なのだ。誰にも頼れず隠れるように生きている。
ミヤビとケンはしぶしぶながらも納得した。他に選択肢は無い。
マーロン達は快く受け入れてくれた。
築何十年か分からない木造アパート。昔はなんかの会社の寮に使っていたという。
庭は雑草が生えたままでホントに人が住んでるのかパッと見、分からない。
裏の空き地には似つかない改造した車が二台。
マーロン達は八人住んでいて、誰もが好意的だった。
えっちゃんがマーロンに百万円を渡す。
[何があってもこいつらを守る]
マーロンは力強く言った後、素直に札束を受け取るもすぐにミヤビに渡して、えっちゃんに強く約束した。
ミヤビ達の不安な雰囲気と心配してる視線を感じながら、えっちゃんはコースケと共にその場を離れた。
[エクスコはリョウさんと一緒に居るんだ。エクスコがリョウさんを守るんだ]
コースケは言った。
[無理よ]
えっちゃんは言うものの、コースケは首を大きく横に振った。
[エクスコなら守れる。うすうすでも気付いているんだろ?他の人と自分は違う。と]
えっちゃんは何も言えない。冷静であれば襲われても難を逃れられる不思議な自信があった。ただ大きな勘違いかもしれない。という不安も大きい。
[なるべく監視カメラのある所を歩くんだ。リョウさんとなら警察に会っても何にも言われない]
[コースケさんは?]
[コースケでいいから。俺はやる事がある。前のアパートはえっちゃんは帰ってもいい。えっちゃんがあそこに住んでると思わせたい。誰かが見張りにつくだろう。向こうは何人の人を使うのか分からないが、勢力は分散させたい]
えっちゃんはうなづいた。




