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探求冒険家エクスコ!(仮)  作者: じゃむ(sadojam)
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[なんで知ってるの?]

リョウさんが聞く。

[世界情勢から人間心理まであらゆる知識はたくさん覚えた方がいい。とにかくリョウさんはエクカリバーコインの価値上げを。出来るんだろ?]

リョウさんはうなづいた。

[少し大きな虫が飛び込んできてビックリしたイメージで。虫退治は俺達に任せろ]

良いタイミングか悪いタイミングか分からないが、えっちゃんの携帯電話が振動する。知らない番号。コースケはえっちゃんにうなづく。えっちゃんは出る。

[もしもし]

[やっと出たか。ニュースには出てないけどお前ん家燃えてるぜ]

笑いながら話してる口調。コースケが携帯電話をスピーカーにする。

[なにをした?]

えっちゃんは硬い声で言った。コースケが手振りでトーンを抑えるように言う。

怒りでなく不安のある声で。と。

えっちゃんは小さくうなづく。

[録音してるんだろ?二度は言わねぇ。オルカだろ?マトンだろ?カラクリにニルにゆーな。なんだこのアホな名前は]

えっちゃんは黙ったまま。

[それにコウスケにリョウか。一人ずつカタをつけてやんよ。お前が居なくなれば稼げないのは知ってる。だがそれじゃあ腹の虫は治んねぇんだよ]

まだえっちゃんは黙ってる。

[そばに誰かいるだろ。リョウとコウスケか?]

沈黙。

[なんで警察に連絡しない?やましい事があるんだよな。エクスコには仲間が居るしなぁ。警察沙汰になればそいつらも終わりだからな]

コースケはえっちゃんに、怒るな。と口に出さずに言った。えっちゃんは分かってる。向こうがこっちの情報をどごまで掴んでるのか確かめてやる。

[怖くて黙ったままなのか?]

電話越しから鼻を鳴らす音。沈黙。向こうは脳みそをフル回転してる。

[何にも言わねぇのかよ。つまんねぇなぁ]

挑発。えっちゃんは何も言わない。

[俺ばかり喋ると俺が弱い犬みたいに吠えてるみたいだな。ったく、ムカつくぜ。2000ビット送ったらお前らの事忘れてやる。そっからまた稼げばいい。お前らなら稼げるんだろ?]

2000ビットコイン。10ビットコインで450万円。約十億円。コースケの予想通り。

[また電話する。俺がかけた時は必ず出ろよ]

電話が切れた。結局えっちゃんは最後まで二言しか口にしなかった。


[向こうは怒りまくってるといいけどなぁ]

コースケが言いきらないうちに、えっちゃんの携帯電話から振動。ミヤビから。

住んでたアパートが火事だと。三十分前に119番通報があった。放水は終わってる。との事。



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