8 創作屋と値切り交渉
そういえばこの前家電量販店にいったときに、アマゾンで買うほうが安い値段なんだけどもうちっと安くなりません? ってお願いして掃除機をお安くしてもらった創作屋です。
ポイントとかサービスとかのこともあったんでそれを考慮してアマゾンに出てるのと同じ価格に! なんてことは言ってませんが、だいぶお安くしてもらいました。
手厚いサービスのお店なので贔屓にしようと思います。無理いってすまんかった。たぶん色々考慮すると原価ぎりぎりや。次に何か入用のときは値切りなんてしないで買うよ。
さて、この値切り交渉。何気にあまりやったことのない経験ですけれど、色々ネタになりそうだなあと思いました。
私の場合、アマゾンで見た価格がめっちゃ安かったので、どうしても無理ならアマゾンで注文するつもりでした。
できればそのお店のほうが好きだったので、そこで買いたいなあ、ポイントつけてくれたり保証も手厚いからここまで安くとはいわないんだけどなあ、というような具合でした。渋られましたが、店を出ようとしたところ追いかけてきてくれて、安くしてもらうことになりました。
値段にはそれ相応の理由があります。一応チラシには値段は相談によっては……みたいなことも書いてありましたが、私のようにがっつり値切ってくるとは想定外だったでしょう。おキツだったことでしょう。
ご迷惑をおかけして申し訳ねえという気持ちは若干ありますが、高価な電化製品をすぱんと定価で買うには、私の収入はちょいと足りないのでした。このご厚意は忘れない。あと値切りは今後そこまで無理させない。特に贔屓にしたいのならば。
さて、長々と色々言ってますけれど、関係というのは大事です。
創作交流がどうこうっていうのはもう話したと思うので、創作の中での話をしようと思います。
ときどき、値切り交渉をきちんとしてなくてひいひいいってる底辺貧乏貴族とかをどうにかする話、みたいなのを見かけることがあります。それは別にいい。面白いもの、もっとやってくれ。
ただ、そこに絡める交渉っていうのは、わりときちんと描きたいものですよね。一方的にどちらかだけが良い思いをするのではいまいち。できればウィンウィン、気持ちの良いすかっとする関係が作れたら最高です。私が書けてる自信があるかと言われるとウッてなりますけど。
値切ることだけじゃなく、話し合うとか、そういうシーンってとても面白いものです。食い入るように見てしまいます。なるほどこうくるか、と思わせてくれるような展開がくると「してやられた!」となります。
そうさせてほしいのです。だって面白くなきゃそうはなりませんもの。ご都合だけではだめ。
こう、上手く伝えづらいのですが、バランスって難しくて、しかし大事だと思うのです。作風にもよるでしょうけれど、物語の面白さはそういう人と人との関係性にあるのではないかなあなんて思ったりもするわけです。
キャラクター同士が良い関係を築けたなら、その後のお話にも深みが出てくるとは思いませんか。こいつらはこういう関係だから、これが成り立つんだよ。そういう話、面白くないですか。
私はそういうのを書きたい。書けるようになりたい。
精進あるのみ、なんていうとなんか自分だけが気負ってるみたいなので、読んでる人たち巻き込むね。読み専の人は除くけど、私と同じように物語を書いてる人いっぱいいるだろうからね。
みんな! 精進しようぜ!