おばさん(二百文字自作自演お題小説)
使ったお題は「おばさん」です。
田守優子は私の親友。独特な子だが、美人でスタイルもよくて、羨まし過ぎる存在だ。
公園からの帰り道、小学校低学年くらいの子に道を訊かれた。
優子のアパートの近くだったので、何とか教えてあげられた。
「ありがとうございました、おばさん」
おばさんと言われて悲しかったが、小学生から見れば、そうなのかも。
すると優子が、
「おばさんて言っちゃダメだよ。嘘でもいいから、お姉さんて言わないと」
全然フォローになってないぞ!
ということでした。