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謳う
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# 謳う
「そんなことあったっけ?」
嫌だなぁ、もう忘れちゃったんですか?
「いやいや、微かには覚えてるよ。それよりも、もうそれ、大丈夫なのか?」
まぁ、痛みもないし、慣れれば大丈夫かと。
そんなことより、一度行ってみたかったカフェがあるんですよ。
私一人じゃ行けないし、一緒に行きません?
勿論、奢ってくださいね?
「うん、一緒に行こう。あ、最期に一つ。あの時、何を聴いたの?」
それはですね〜。
美味しいコーヒーを飲みながらお話しますね。
ボクとキミが、愉しそうにじゃれ合っている。
それはまるで、証を確かめるような光景だった。
僕達は、そっとカーテンを綴じた。




