14話
ユズ「今度は別パターンかな、さっきより敵が強い」
コトリ「森林浅部くらいかな」
ミオ「倒せなくはないかな」
ヒジリ「今度は順路みたいだね」階段を指す。
ユズ「ダンジョンらしくなってきたね」
階段を降りると同じような通路、敵もそれなりに多い。
ユズ「倒して終了か?」
ヒジリ「どうだろう。とりあえず倒していくしかないね」
コトリ「お願いします!」
ミオ「援護します!」
―
ヒジリ「謎解き?大群と来たらそろそろボスが出たりするのかな」
ユズ「少し休憩しよう、流石に疲れた」
コトリ「そうですね…ちょっと多すぎます」
ミオ「500体くらい居ましたもんね」死んだような目をしている。
ヒジリ「多少なり攻撃は受けてるからね…回復もしておこう」
ユズ「それにしても多かったなぁ…15Lvだったら捌き切れるかどうか」
コトリ「Lv上げをしておいてよかったね」
ミオ「怪我の功名ですね」
ヒジリ「でも確かに普通のLv15の人だけでは難しいだろうね…」
ユズ「相当のゲーマーじゃないと…」
コトリ「よし、そろそろ動きますか!」
―
ヒジリ「この厳かな大きな扉を見るとボスって感じがするな」
ユズ「どんなボスかワクワクするな」
コトリ「勝てるのか心配…」
ミオ「ここまで来たのなら頑張るのみ!」
ヒジリ「準備はいいかな?」
ユズ「やってやろうじゃん」
コトリ「頑張ります」
ミオ「行きましょう!」
ヒジリ「開けるよ」
扉に手をかけ、力一杯開けようとするが、びくともしない。
ユズ「どうしたの?」ユズも手をかけるが、びくともしない。
コトリ「そんなに硬いの?」コトリも精一杯おすが、動かない。
ミオ「え?なんで?」ミオが扉に触れると扉が少しずつ開く…