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最弱勇者は歴代最強  作者: 犬猫マイティー
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言語の違い、か

プロローグ2


「これからどうするか・・」


まずは、状況の整理から始めよう。

といっても、わかっていることなんてほとんどないんだがな。


場所、不明

時間、不明

持っているもの、財布とナイフくらいか


ちなみに、ナイフを持っているのは護身用、というわけではない。

竜也の趣味の関係上、必要だった、というだけのことだ。


ふむ、本格的にまずいな。

食料も水もない。道もわからない。金もない。

軽く詰みだな。将棋だったら投了しているところだ。

・・・自称神に頼るか?


いや、それは最後の手段にしておくべきだろう。

なにより、手を貸してくれるかどうかわからないからな。


とりあえず、俺は学ランを脱いだ。暑かったからだ


「・・・歩くか」


道か人を見つけられば、状況は一気によくなるはずだ。

そのまま歩いた。学ランを肩にかけ、あるく。




3時間ほどたったろうか、、遠くに割と大きめな街が見えてきた。石でできていると思われる壁がその存在感を声高らかに主張している。

ちなみに、単に運がよかったってだけじゃない。平地には人が住んでいる可能性が高いと判断したからこその行動だったのだ。


「ふむ・・・」

俺は歩きながら、町に入った後のことを考える。日本の貨幣はおそらく交換できないだろうから、金はない。売るとしたら着ているものくらいだが、相場もなにもしらない状況で行っても、買いたたかれるのが落ちだろう。


・・・・・仕方ないか。あまりやりたくないが、やるしかないようだ。


それはそうと、通行料とかあったりするのだろうか。もしあったら、町にすら入れない。


・・一応、あった時の策も考えておこう。





さらに2時間ほど歩き、ようやく町の入り口までたどり着いた。

近くまで来るとどんな様子なのかもわかってくる。


まず、活気にあふれている。怒鳴り声がとても多いこと。

そして、全体的に家が少ない。もちろん、家の数まではわからないが、それよりも、市場とか、店が目立っている。おそらく、ここは商業都市なんだろう。


考えている間に、門までついた。兵士はいるが、なにかチェックしたり、通行料を支払ったりはないようだ。


俺は土から石の踏み心地にかわったのを確かめながら、門をくぐろうとした。


しかし、くぐることはできなかった。


「っやあたぬあいい;んb」

   

「・・なんですか?」


「っやあたぬあいい・んb」


兵士の一人が俺の前に立ちはだかった。そして、なにかをずっとおれに言ってきている。


「ふむ、言語の違い、か」

確かに、ないほうがおかしい。  考え付かなかったわけではない。うん、断じてないからな!!


・・・しかし、まずいな。


俺がそうことくになnうしている間に、俺の周りに兵士がかなり集まってきている。中には、剣をもっているものもいる。このままでは、町に入れず終わるだろう。・・・どうするかな。強行突破したところで

すぐに捕まるだろう。この格好は目立つからな。



・・・・よし、決めた。強行突破だ。











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