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プロローグ「官邸に集う黒い兵士」

 1945年…ドイツ、ベルリン、官邸地下。


「アハトウング!」

 16歳ほどの少女の声が広い部屋内に響き渡った。


 SSの文字が記入された黒色の服を身にまとう兵士達が音を立てながら整列する、

年端のいかない少女に指揮される軍隊、それはもはや奇妙としか言いようがない。

「アデラーデSS中将に敬礼!」

 一人の兵士が促すと兵士が右手を前に向けかかとを打ちならす。

 アデライーデはそれに答えるが如く、右手を挙げる、

アデライーデが降ろすと同時に兵士たちも右手を降ろす。

 アデライーデが突如顔を上げ、手を大きく広げ、

兵士たちをみやった。

「諸君、我が戦友たちよ、時は満ちた、赤き敵手(ソビエト)を打ち滅ぼす時がきた!」

 兵士達にはその言葉にうなずく者もいれば、不気味な笑みを見せるものもいる。

「! みずらの身を投げ捨て、そして死のう! そして死なせよう! 民族のため!」


「うぉおおおおおお!!」


 アデライーデの言葉で兵士達が銃を手にし、叫ぶ、

勝利(ジーク)のため、散った戦友のため、総統のため、民族のため。


勝利万歳(ジーク・ハイル)!」


勝利万歳(ジーク・ハイル)祖国万歳(ジーク・ハイル)勝利万歳(ジーク・ハイル)!!!」


 兵達が次々に叫びだした、

彼らの目的は、存在は、何なのか…

そして、少女アデライーデは一体、何者なのか、

ソビエトの兵士達は知らなかった、

その悲惨なる己の未来まで………



 さて、書き終わりましたが、

更新続けられるか不安ですね、

更新は毎週土曜日と日曜日です

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