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寮母さん

 「ふぁ~。

  よし、まだ7時。」


 王城生活1日目。

 とにかく寝坊はしなかったらしい。

 まずここで一安心。

 これから身支度をし、食堂へ行って朝食を食べ、それから・・・

 頭のなかで今日のスケジュールを思い浮かべる。

 これからはリオがいないから自分で考えなきゃね。


 


 昨日はあれから寮の部屋へ行き、自分の荷物を整理した。

 一応事前に間取りは見ていたからそこまで戸惑うことはなかった。



 わたしの部屋は全3階立ちの3階。

 寮の侍女見習いであるソラによると、上のほうが身分の高い人の部屋になってるそう。

 ほんとうは3階の内でも広い部屋を割り当ててくれていたみたいだけどお断りした。

 それでも1人部屋としては広いくらいだと思う。

 2階のほとんどは2人部屋なのに。

 わたしがこんな部屋をもらってよかったのかな?


 


 そんなことを思い出しながら階段を下りていく。

 主に1階が公共のフロアで、食堂やちょっとした談話室があったりする。

 まあそこで夜遅くにはしゃいだりすると寮母さんにものすごく怒られるらしいけど。


 「おはようございます。」

 食堂に入るとまず寮母さんにあいさつをする。

 まだ朝早いためか人はまばらだ。


 寮母さんはこの女子寮の管理をほとんどしている。

 元は侍女長だったこともあるらしい。

 今は引退して結婚もしているし子供もいる。

 まだ朝早いためか人はまばらだ。


 「あら、おはよう。

  よく起きられたわね。」

 そのあとに「ここに来たばかりの子は時々寝坊したりして急いでくる子もいるからねぇ」と呟いた。

 そうなんだ。

 わたしも他人事とは言えない。

 明日からそんな風になりかねないのだから。どうしよう。


 「そういう時はどうするんですか?」

 もし遅刻しそうなときは参考にしようと思い聞いてみる。

 そしてあいているカウンター席に座る。


 「そうだね...

  サンドイッチとバナナを布にくるんで暇なとき食べるように言って渡すかな。」

 へぇ、なんかいいなそういうの。

 わたしも今度遅刻してみようか...

 いけない。絶対現実になりそうだ。


 「はい、どうぞ。今日の朝ごはん。

  これで元気つけな。」

 

 「あ、どうも。

  ...(トーストとサラダを食べ。)....うん、すごくおいしいです。」





 

 「ごちそうさまでした。」


 「はーい。

  今日も1日がんばんなさい。」


 そんなあいさつをかわして寮を出る。

 途中、植木の手入れをしているソラに会ったので「おはよう」とあいさつしたら、なぜかものすごく動揺して「お、おはようございます」言われた。

 なにか変なことしたっけ?



 次は王子に会うことだなぁ。

 どんな人なんだろう。

 一応わたしも貴族だから王子を見たことがないといえば嘘になる。

 舞踏会とかで見たことはあるはず。

 でも、とりあえずわたしのモットーは”知恵をつかって楽しく生きる!!”。

 というわけで興味のないものには、関わりたいとは思わない。

 よって王子とも確か話したことがない。

 うん、そういうことね...


 てか、何も聞いてないし。

 なにを教えればいいんだ?


 う~ん。まあいいか。

 会ってから聞けばいいや。



 そして王子の部屋につき...


 「失礼します。」

 

 扉の前に立っている衛兵に身分証をみせなかに入った。

 

 

 

 

 

 


 


 

 何日ぶり?かの投稿です


 この前、もう少し頻繁に出せるとか言ったようなきがしたのですがね。

 アハハハ.......


 つたない文ですが読んでいただいてありがとうございました

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