怖い、嫌い、しんどい
世も末、言葉がすべて、壊れていく。
「俺の言う通りにしろ」、この人の言葉が、刃物のようなに尖っていた。私は、ロボットなのだろうか。あの上司の言われたことを真に受けて、その通りに動けば、真っ当な人生を歩むことはできるのだろうか。頭ごなしに言葉が飛んできて、もうすでにキャパオーバーが発生している。何をしても、上手くいかない。声が出ないくらい、泣き叫びたいのに、全く声が出ない。ロボットになりきれない自分に苛立ちが際立っていく。
「お前は馬鹿なのか」「何でこんなこともできないんだ」と罵声が頭に響いて、自分自身が全く機能しなくなっていく。もう無理かもしれない。否定され続けることに、限界が来ている。
「すみません」息が引くような声しがでない。言葉の糸が切れそうになる。何を言っても、伝わらない。どうすれば、分かったもらえるのだろう。
もうやめたいのに、足は会社に向かっている。この人のために働いているわけじゃない。お金のために、生活のため、そうやって自分をごまかしいるのに、全く頭はが冴えていくことはない。 ただ、本当にどうしていきたいのか分からない。こんな状態で、ここで働いけないのに、転職しても上手くいかないのだろう。自分がどんな道で生きていけばいいのか。模索して目の前がトンネルには入って真っ暗で、そこか出てこれそうにない。
「何もしなくていいから」。
最悪が頭が回っていく。必要ないと宣言されている。仕事が出来ない自分、何も頼まれない自分。出来ない必要じゃない。簡単に壊していく人間性。もう立ち直れない気がする。
もう嫌だと頭に血がのぼっている。
その瞬間、「死ねー」と手に持っていたカッターナイフが、上司の元に飛んで行った。どこかで、頭の糸が切れてしまった。もう、すでに、止められることは出来ない。刃物は上司の腹部に突き刺さった。もう後に引けない。血の気が、身体とも声もまるで存在してないように、声が怯えていく。
その場を逃げて、人に上に乗られて、取り押された。人の手が首を絞めつけられて、息が出来ない。もう二度と、目が覚めないことを願っている。




