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エッセイ3

「途中で読むのやめました」←これ

作者: 七宝

 このサイトでは滅多に見かけることはありませんが、誰もがどこかで見たことのある一文だと思います。


 こういうことを書いている人に聞いてみたいです。


「どうやって途中でやめるの!?!?」と。


 実は私、途中で読むのをやめるかどうかを自分で決められません。何かしらの外的要因がないと中断出来ないんです。


「サンクコスト」という言葉があります。これはすでに支払ってしまい、取り返すことの出来なくなった費用のことをいいます。費用といってもそれはお金だけでなく、時間や労力も含みます。

 それが惜しくて引き返せなくなったりするのがサンクコスト効果というやつです。

 途中まで読んだ時点で最後まで読む価値のない文章だと分かっていても、ここまで読んだのだから最後まで読まないともったいないと思ってしまうのです。本当は途中でやめた方が得なのに。


 私の場合、途中まで読んだ文章が頭の中に変に残ってしまいます。最後まで読むと「1/1」になって綺麗な形として頭のどこかへ組み込まれます。なので、読んでしまうのです。


 って言っても伝わんないですよね!!


 なんて言おう⋯⋯


 テトリスとか?


 途中でやめちゃうとテトリスの要らん形のやつがどんどん溜まっていく感じなんですけど、分かってくれる人いますか⋯⋯


 で、多分「途中で読むのやめました」の人はテトリスが溜まらない人と思うんですね。1列揃えなくても消せる超人。羨ましいです。


 ふざけてるわけじゃないですからね。忘れたいものを忘れられるって、人を超えた力だと思ってますから。


 私が神経質なせいもあるかと思います。0.4とかで一旦飲み込むのがすんごく嫌というか、違和感がすごいんです。


 なので、このサイトでは短編はほぼ100%最後まで読んでます。連載は自動的に途切れてくれるので離脱しやすいです。テトリスは残りますけどね。でもどうしようもないんで。時間が経てば忘れて消えます。


 あとはアレですよね。無理やり読むのをやめさせられるパターン。


 ムキムキゴリラにスマホ持ってる腕を引き剥がされる感じじゃなくて、急に予定が入るとかのパターンです。どうしてものものを優先した結果、テトリスがそのままになってしまうのですが、その用事の方がテトリスより心に残ることが多いので、テトリスがちっちゃくなります。そして、ちっちゃいと消えやすいです。良いことですね。


 自分の中にしかない感覚の話をしすぎてドン引きされてそうですが、私もドン引きしてます。自分の言語化能力の低さに⋯⋯


 今朝ね、鳥のフンが落ちてきたんですよ。


 歩いてたら手に落ちてきました。手の甲の親指の付け根の骨らへんに。


 で、たまたまその時近くにトイレがあったので、水で流して石鹸でゴシゴシしまくって事なきを得たんですけど⋯⋯


 フン、無臭でしたよ!


 新しい発見があったので今日はいい日です。関係ない話してごめんちゃいね。最後まで読んだあなたは私と同じタイプなのかもね。


 貝柱が食べたい。

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― 新着の感想 ―
[一言] こんにちは。 小説はわりかし途中でやめられるかな。 でも、映像は止め時がわかりません。なので、気持ちは分かります。 「もう止めよう」と思っても、 「いや、ここから面白いのかも」 「せっかく…
[一言] 読むのが辛くなる作品が多々あるんでそん時はやめてます
[一言] なるほど、わかります。 セット料理は全部食べてこそ値段分の価値という観点ですね。 自分は短編は最後まで読みますけど、長編は最後まで読むことがはほぼないです。 だって長編で面白いのは最初です…
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