銀時計!金時計!しんどけぇ!
銀時計と金時計が、喧嘩をしていた。
銀時計「金さんやぁ、あんたは何で金なんやぁ?」
金時計「銀さん、銀さん、なぜ、銀なんやぁ?」
銀時計「質問に答えんしゃい!」
金時計「いやいや、銀さんこそ、質問に答えんしゃいな!」
そう言い合う二つの時計は、向かい合いながら、狂ったように針を回しまくった。
言い合う事に早まる短針と長針は、老体の体に負荷をかけた。
そうして対抗しているうちに針が抜け落ちてしまった。
時計として機能しなくなったのをみていた店員は、デジタル時計を銀時計と金時計に投げつけると説教しました。
「死ん時計!」