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【設定集】 ジョブとジョブチェンジ

【これまでに登場した主なジョブ】


 この世界では基本的に15歳になった人間は、なんらかのジョブを得ます。


 以下の初級~中級職は、LV1→LV2になるのに、1000~1200expが必要になります。


▼戦士   近接戦に特化した前衛型の初級ジョブ

▼冒険者  ソロやパーティーでの探索に向いている

▼スカウト 探索・索敵に特化し便利スキルが多い

▼魔法使い 対集団戦の火力、“遠話”や“転移”などでも重宝

▼僧侶   治療役、魔物を魔石に変えられる

▼巫女   処女限定、僧侶より呪文の習得が少し速く、神託を得ることも

▼薬師   薬を作る生産職、一定レベルで治療も覚え魔法職とも言える

▼錬金術師 魔法使いと僧侶の中間的な存在で、魔法をスキルとして使える

▼鍛冶師  鍛冶屋はたいていこのジョブ。“鍛冶”というスキルを持つ

▼大工   “大工”というスキルを持つ

▼盗賊   15歳になる時点で盗みなどをしているとなりやすい

▼海賊   盗賊の船乗りバージョン、

▼船乗り  “操船”というスキルを覚える他、身体能力も高め

▼農民   “農業”というスキルを持つ

▼商人   “商業”というスキルを持つ

▼文民   “統治”や“交渉”などのスキルを習得

▼娼婦   “性技”や“魅了”などに加え“アイテムボックス”も習得

▼サーバント いわゆるサービス業従事者や貴族の使用人に多い

▼騎馬民 馬を巧みに操り牧畜などを生業にするものが多い


▼騎士   騎士身分以上が必要な戦士系の中級職、戦士LV10→騎士LV5

▼忍び   スカウト系の能力が向上した中級職

▼修道士  僧侶系の能力が向上した中級職


 以下は、いわゆる上級職です。LV1→LV2になるのに1500~2000以上?expが必要になります。


▼豪商   商人系の上級職、ゲンツ・アキヤマ

▼上忍   忍び系の上級職、ハトーリ・ハンツ

▼名工   職人・鍛冶師系の上級職、トーマス・ジェラルドソン

▼魔導師  魔法使いの直接の上位ジョブと言える上級職

▼召喚士  召喚スキルを持つ魔法使い系の上級職

▼魔法戦士 武器戦闘力も向上する魔法使い系の上級職

▼ロード  僧侶と騎士の特徴を併せ持つ上級職

▼賢者   魔法使いと僧侶の上位互換とも言える最上級職のひとつ

▼預言者  その時代に1人しか存在できない最上級職のひとつ

▼勇者   その時代に1人しか存在できない戦闘系の最上級職のひとつ

▼聖者/聖女 〃 各1人しか存在できない、DT・処女限定、最上級職


 経験値(exp)は、そのジョブならではの経験を積んだり魔物を倒したりすると得られます。例えば、LV3のオーク1匹を倒すと450exp、LV6のオークリーダーでは1800exp入ります。

(※レベルアップに必要な経験値の計算法については、第一部の後の“【設定集】レベルupと経験値”を参照下さい)


 LV1→2ならオークを数匹倒すだけでもすぐ上がりますが、LV20→21だと、初級職でも8万exp以上、上級職だと十数万exp必要になります。

 そのため、戦闘職でもLV10になれば一人前とされますが、LV20以上だとその分野では名の知れた存在で、LV30ともなればその国を代表するような人物と言え、そうそうお目にかかることはありません。



【ジョブチェンジの考え方】


 ジョブチェンジをしても前のジョブで得たスキルや魔法は使えます。これは転職する大きなメリットです。

 ただし、いくつかデメリットもあります。


◇レベルが下がる。


 無関係のジョブに転職すると、レベルは1に戻ります。(例:冒険者→錬金術師、娼婦→騎士)

 そのジョブの上位ジョブに転職すると、レベルは半減で済みます。(例:戦士→騎士、スカウト→忍び、魔法使い→魔導師)


◇見えない特性数値が下がる。“体が重い”“カンが鈍った”などと感じます。


 HP、MP、力、素早さ、などステータスで通常表示されないがパラメータがあり、これらの数値は転職すると下がります。

 ただし、転職後のジョブが魔法職ならMPはむしろ増えることもあります。


◇寿命が削られます。


 詳細は第五部で語られることになる予定ですが、ジョブチェンジを繰り返すと加速度的にペナルティーが大きくなり、そのため一般に“ジョブチェンジは2、3回まで”と言われています。


 いつ、どう、ジョブチェンジするのか?

 登場人物たちは、どのように悩んでいるのでしょうか?


 初級・中級ジョブへの転職は、LV10以上になれば基本的には可能ですが、魔法資質を持たないジョブ(例:冒険者、鍛冶師)から魔法職(例:錬金術師)には直接チェンジできず、5SPスキルポイントためて、“魔法職”という資質を取得する必要があります。

 この場合、“非魔法職はLV10を超えると5レベルごとにしか新たなスキルを得られず、代わりに1SPを得る”原則があるため、LV16からのジョブチェンジで魔法職のLV1になる、ということになります。


 また、魔法職でどのレベルまで行ったときにジョブチェンジするのがトクか?は誰もが悩むところです。


 魔法使いでLV15になると魔導師、召喚士、魔法戦士のLV7(上位ジョブなので半減)に転職可能ですが、魔法使いはLV1→LV2が1100expで済むのに対し、上位ジョブでは1500exp必要なので成長スピードは落ちますし、魔法使いLV20やLV25で取得できる呪文を取ってからの方がいいかも、と迷う人もいるようです。


 とは言え、この世界では普通はLV20とか25まで行ける人はほとんどいないので、初級ジョブでLV25まで引っ張ろう、という判断は滅多に見られません。

 特に転生者ではない元々のこの世界の住人は、ジョブチェンジを具体的に選べず神殿で祈るという曖昧な方法になるので、“上位ジョブになれそうな時には祈ってみる”という傾向が強いようです。


 やはり上級職は強力ですし、それだけで箔がついて稼ぎのいい仕事にも就きやすくなったりしますので・・・。

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