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【設定集】　スタンピード関連地図

　二の月の初め頃までの、キヌーク村周辺の状況をまとめました。

　青い線はシローが新たに魔道具を設置するなどして張った主な結界のおおよその位置です。

　魔物の津波の原因となった“魔力地震”が発生したのは、一の月の下弦８日の午後のことでした。

　その後、迷宮という迷宮から魔物があふれ出し各地を襲い始めたのは８日夜中からで、キヌーク村周辺では９日早朝からでした。北方ほど早かったようです。

　キヌーク村に一番近い発生源だった、西コバスナ山地北側の迷宮は下弦１２日に封印され、シゲウツ－キヌーク間の魔物はほぼ一掃されましたが、多くの地域で引き続き魔物との戦いが続いています。

　二の月の新月の日（２月１日）に遊牧民のテモール族との偶発的な戦闘が起こり、結果的にテモール族約１千人はシローに従うことになりました。

　テモール族は魔物が依然多い北の乾燥地帯で放牧生活を送っており、新たにシローが設けた西コバスナ山地北部の結界内に、拠点を移そうとしているところです。