表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
160/503

【設定集】 シローのボーナススキル 《お人形遊び》と《粘土遊び》

 転生者には大抵の場合、強力なボーナススキルかレアジョブが付与されています。


 例えば、ゲンツ・アキヤマ《商神の寵愛》、ハトーリ・ハンツ《忍びの極意など。

 二百年前の勇者は、転生当初は勇者のジョブではなかったものの、《勇者の魂》という強力極まりないボーナススキルを持ち、いずれ勇者たることが運命付けられていたと言われています。


 しかし、主人公シローのボーナス?スキルは、歴代の転生者と異なり自ら望んだわけではなく、神様の手違いで《お人形遊び》と《粘土遊び》の2つが付与されました。

《お人形遊び》 

▼スキルレベル1 「お人形とおしゃべり」

     

 リナと名付けた人形と会話ができる。ただ、それだけ。この時点でのリナは、所有者が知ってる知識内のことしかしゃべれない、お人形遊びなので。ほぼ役立たずのスキル。


▼レベル2 「着せ替え」


 色んな服装に瞬時に着せ替えできる。可能な服装は、所有者が具体的にイメージできるものだけ。


▼レベル3 「動ける」


 人形が歩いたり体を動かせるようになる。


▼レベル4 「かしこくなる」


 人形がある程度の知識と、AI的な学習能力を持つようになる。


▼レベル5 「大きくなる」


 人形を等身大にしたり、また人形サイズに戻したりできるようになる。


▼レベル6 「内緒話」


 所有者と人形は、脳内で念じるだけで離れていても会話が出来るようになる。


▼レベル7 「着せ替えでなりきり」


 人形を着せ替えると、その着せ替えのモデルになった人物やジョブの最も基本的な能力だけ模倣できるようになる。

 例えば、魔法使いの格好に着せ替えさせると、魔法使いLV1で可能な「火」の魔法だけは使えるようになる。


▼レベル8 「もっとかしこく」


 人形がこの世界の一般知識のデータベースとつながったかのように、百科事典的な知識を持つようになる。

 ただし、あくまで一般知識に限られ、また知能は所有者のレベルなどに制約されている模様。


▼レベル9 「おうちに帰る」


 離れた所にいる人形も、念じれば一瞬で回収できる。等身大だったとしても、その際には人形サイズに戻る。


▼レベル10「成長する」


 人形が人間と同様、経験を積んでレベルアップできるようになる。ただし、その際の経験値の計算は、それぞれの着せ替え(ジョブ)ごとに別々になり、パーティーを組んでいる場合は一人分の経験値が分配される。


***********************


《粘土遊び》

▼レベル1 「粘土を生み出せる」


 念じると自分のそばに、粘土を生み出せる。油粘土や小麦粘土など何種類か可能で、数十kg分ぐらいが最初の限界。沢山出すにはMP(精神力みたいなもの)を消耗する。


▼レベル2 「お片付け」


 念じると、生み出した粘土が一瞬で消える。生成に消費したMPの何分の一かは回収できる。


▼レベル3 「どこでも粘土」


 自分から離れた場所や空中など、望んだ場所に粘土を生み出せる。ただし、遠くに出すほどMP消費が多くなる。


▼レベル4 「形が自在に」


 出現させる粘土の形を自由に形成できる。また、いったん生み出した粘土の形状も念じるだけで変えられる。MPを消費する。


▼レベル5 「たっぷり粘土」


 生み出せる粘土の量が増える。それまでは、数十~せいぜい数百kgぐらいだったのが、トン単位で出せるようにMP効率が上がる。


▼レベル6 「焼き固める」


 軟らかい粘土だけでなく、焼結した土器のような硬い粘土を作り出せるようになる。


▼レベル7 「すごい粘土」


 広義の粘土、つまりいわゆるセラミックの範疇に入る物質なら創り出せるようになり、ニューセラミックやファインセラミックと呼ばれる、鉄より丈夫な素材も生成出来るようになる。


▼レベル8 「とっておく」


「お片付け」が粘土を吸収してMPに戻すのに対し、「とっておく」は粘土作品をそのままの形状で、一種のアイテムボックスに収納することが出来るようになる。

 MPは回収できないが、次に粘土作品を取り出す場合も、新たなMP消費が無い。


▼レベル9 「動かせる」


 粘土および粘土作品を、念じるままに動かせるようになる。例えば車輪を作り、回転させて進む、といったことも可能。ただし、具体的に動かすイメージが必要で、MPもその都度消費する。


▼レベル10「自動で動く」


 決めた方針に沿って、粘土および粘土作品が自律的に動くようになる。例えば馬の無い馬車を作り、目的地まで自動走行させたり、ハニワ戦士を作って指定した敵と戦わせることも可能。自律行動の賢さは、スキル使用者のレベルや、イメージの具体性などに依存する。

お待たせしました。

まもなく第三部「亜人戦争篇」、開幕予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ