66話 辞世の句?
時間なかったのでちょっと文章に間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。
更新できないと言ったけど朝早くから書いたから今日はこれで許してください。
異世界を超えて自室へと戻ってきた俺の携帯電話に戻ってきてそうそう一通のメールが来た……それは響也からで今回のことは許すからとにかく富士さんから渡された手紙を読めという事と明日、亜理子を連れて俺の部屋で集まりたいから召喚しろという内容の物だった、あいつがあの仕打ちにキレず、こんなメールを送ってくるとは結構重たい内容だったのだろうか?
俺は早速封筒の封を開け中に入っていた便箋を取り出した。
「『拾われて、求め求めた、ご主人、二度と会えない、また会いたいな』……なんだこれ」
中身は五七五の俳句的な文章が書いてあった……恐らく辞世の句というやつだ。
いついつにどうやって死んだのかなんてのも書いてあるがそこはスルーしよう、ちなみに今のはルナのだ。
「『赤ずきん、血濡れた斧と、狼と』……自己紹介?」
辞世の句は自身の人生を振り返るとかなんとか、詳しくは知らないがそういうものらしく、富士さんはアリサにそういう説明をして無理に詠ませた為にこういう物が出来上がったと但し書きが添えられていた。
「次は……『ぺろぺろと、舐め回したい、その右手、最後に一口、味わいたかった』……くましろ、駄熊じゃねぇか俺の手は餌か!」
煩悩丸出しだった、これは会いに行ったら出会い頭に襲われかねないな。
そしてどうやら辞世の句はここまでのようで富士さんやフランスなんかは死なずに別の存在と化した為その過程や人に信仰されるのはいいが勝手な願いばかりを延々と聴き続けなければならないという愚痴がほとんどの手紙が二通。
ここまでで大分精神的にやられかけて居たが最後に一通、ハガキが同封されていて、そこには姉妹神様からの時間座標と空間座標の指定が書いてあった。
なんでもその時間その場所で俺達との出会いの記念日としてみんなで集まりパーティをしているらしく、サプライズゲストで来いということだったので俺はそのハガキを一度机の上に置き、亜理子に事情をメールで送る
と直ぐに返事が来て明日は大丈夫だということだったので、それを確認してそのままベッドに倒れ込んだ、今日は色んな意味で疲れた、というより響也との喧嘩のダメージが酷すぎて立ってられなかった。
ある程度の傷は世界の壁の魔力が体に流入することで塞がり完治したのだが、ダメージはそれとは別物でしばらく寝とかないと回復しそうになかった――――とは言えあんな手紙を読んだ後だったので安眠出来ず何度か寝直したら、夢枕にルナ達が現れ俺を責めて来るという悪夢を見たために飛び起きたら、亜理子が俺を揺さぶって起こそうとしているところだった。
「え、もう朝なのか?」
ほとんど寝てないのに朝になったららしく部屋には既に響也の姿もあった……どことなく疲れきっている様子でどこまで飛ばされたのかと思っていたら亜理子曰く、俺と同じく悪夢にうなされて疲れが取れなかったらしい。
ちなみに響也が見た夢には何故か吉岡も含まれていたそうだ……あいつらちゃんと帰れたのか?
「そういえば、りりちゃん達がお礼言ってたよ、『何はともあれ帰って来れたのは君のおかげだから友里ちゃんも水に流すって』……何したのかな?」
亜理子さんが怒ってらっしゃるので洗いざらい吐いた、亜理子は淡々とそれに相槌を打ちながら聞いてくれたのでスラスラと話せたが――――。
その直後、俺はともかく、キレた響也ですら恐らく避けきれないであろう、鋭いビンタを一撃もらった。
「もう、女の子にそういうことしちゃダメだからね?」
「は、はい……」
という事があって許された……と思うんだけどな。
「それじゃ、みんなのとこに早く行こうよ!」
実に切り替えが早い、俺が着替えすらいないのに準備完了だというのか?
「あの、俺着替えていい?」
「なんで?」
そう言われると、俺はいつもの真っ黒なジャージ装備のままだった最近これのままだが汚れとかは特に付かないはずだし、まあいいのか。
なんだか納得できないがとりあえず俺は亜理子、響也を連れて指定された時所へと転移した。




