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召喚術師の喧嘩殺法  作者: 噛み付き熊さん
第二章 異世界捜索編
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49話 捜索困難

 

「俺達は一体どうなるんだ?」


 男女合わせて十人、地下牢みたいなとこで片寄せあって自分たちの今後を話し合っている。


「私達、死んじゃうのかな?」


 ところ変わってこちらは女子五人組か、こっちもなんか密林みたいなとこで制服がボロボロになって震えてる近くでは獣の鳴き声なんか響いているし。


「もう、おしまいよ……」


 また牢屋で、女子が一人で首を吊ろうとしている。


「お腹減ったな……」


 その横での牢屋には男子が腹をさすりながら空腹を訴えている……少しは隣に気を向けらたどうなんだ?


「いやぁ、やめて!」


 女教師――――確か数学の……名前は忘れたが服をひん剥かれて半裸の状態でブタのようなカッパのようなおっさんに体をまさぐられている、その後ろには固まって震えている女子が数名、生徒を庇ったってところか。



 そんな連中を俺は一、ニ、のポン! 的な、かるーい感じで学校のグラウンドに放り出した、遠隔転移魔法リモートテレポート(テキトー命名)である。



 数百人の捜索するにあたり色々な魔法を作ってみた、異世界を映し出す画面、《ディメンションスクリーン》だとか、それに付属した《ジャパニーズサーチ》とか。

 それを総動員することによって数百という数字は数十と減って行った。

 帰還してから約一週間は経った、もはや全ての世界を見尽くしたといっても過言じゃない……と言いたいけどそれでもまだ無限に世界は存在する。


 そして捜索は難航を極めたとは言い難い、既に数百人は見つけ出したのだ、見つからないのは俺のクラスメイト達だけだ。

 残り一クラス分とはいえそれでも学校はまだ休校している、理由は俺が見つけ出した連中は皆、追い詰められた状態に長いこと晒されていたせいか、精神を酷く病んでいたり帰ってきてすぐに昏睡状態になって未だに目覚めていないなんていう奴らもいる。


 響也と亜理子は家を出してもらえないとかで緒方達を救出した日から一度も会っていない、斯く言う俺も外出禁止令みたいなものが出ている、これらは家族からというより学校側、もしくは警察、もしかしたら政府側からの要求かもしれない、行方不明者が次々と発見されていく中、昼間のワイドショーなどでは連日この事件のニュースばかりやっている感じだったりするのでたまに俺の家の前とかテレビに映ったりしている。

 そんなこともあり俺は外出せずに探すことを余儀なくされているのだ、しかしこれ以上の捜索には外に出てというかやっぱり鹿子ちゃんの時みたいに対象の身につけていた物とかを持ち出さないとダメだろうな。


「しっかし暇だな……そうだな、みんなに連絡を取ってみるか」


 俺は携帯を取り出して響也、亜理子、緒方にメールを送ってみた、船橋のアドレスは知らないけど緒方に聞けば芋づる式で行けるだろう。


 件名は『至急連絡求む』で、内容は『俺の魔法で今から召喚するけどお前ら暇か?』

 でいいか、至急としたが日中ならいつでもいいかな……今は家族もみんな仕事やらなんやらで出払っているので気兼ねなくみんなを呼ぶことができる。




 軽快なリズムの電子音が鳴る、基本設定から全く変更していないのでよくわからないメロディだ、さてまずは誰からだろう?

困難とか言いつつめんどくさくなったので数百名は省略!


でもクラスメイトで時間かけるからいいよね!


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