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召喚術師の喧嘩殺法  作者: 噛み付き熊さん
第一章 異世界導入編
30/67

29話 剣を射る者

なろうコン感想希望なのに感想が未だ3件……。

読者の皆様、この熊に感想を一文字でも良いので分けてください。

お願いします……あ、出来れば平仮名よりも好きな漢字一字で。



「他所者が立ち入る事は許さん!」


 二人組の門番がお互いに持つ槍を俺達の進路を塞ぐようにクロスさせ――――たのを俺は片手で手刀を振り下ろし槍をへし折った――――《亜空分断》空間を断つ魔法なんだが切断というより押しつぶして断つみたいなものでそれを手に纏わせて叩きおった、この世界で空間に勝る物質は存在しないのでやろうと思えば何でも壊せるらしい……空間は物質にカテゴライズされないらしいけど、富士さん曰く空間の前にはあらゆる物質が無に帰すらしい。

 空間切断系の聖剣とかはには滅法弱いらしいけど。

 そんな訳でへし折れた槍を見て唖然とする門番さん、別に自慢の槍を折られたからとかじゃなくて――――多分、槍が金属製だったからじゃないかなー、空間はあらゆる物質に勝る要するに鉄だろうがダイヤモンドだろうと容易く砕くって事だな……いやダイヤモンドは打撃には弱いんだっけ?


「ば、化物だ! 逃げろー!」


 二人の門番は折れた槍を放り投げて逃げ出した……いや俺も人間離れしてんなとは思ったが化物はちょっと傷つくかな。


「大丈夫だよ、しょーご君は化物なんかじゃないから」


 亜理子の慰めが心にしみる――――富士さん曰く勇者という存在はこの世界の一般人からしたら十分化物らしいからそれを踏まえると亜理子、お前も人のことは言えないんだぞ。


「それで、これは入ってもいいのか?」


 門番が居なくなった街の入口を指差し富士さんの確認してみる。


「良いのではないか? ただ、まあ中に入れば問答無用で攻撃されるとは思うがのぅ」


 門番不在により不法侵入――――まあ悪いのは俺達か、でも俺達の目的はあくまで魔王で、こんな街に居るとは思えないんだよな……スルーしてもいいか。

 踵を返して立ち去ろうとしたその時、背後からさっきを感じて振り返ったら剣が飛んできた(・・・・・・・)、それも弓から放たれた矢であるかの様に。

 俺は咄嗟に《空間歪曲》を使い空間を歪めて、矢の機動をずらした……それでも矢は俺の足元スレスレの地面に刺さったけどな、数ミリズレてたら足が射抜かれていた。


「しょーご君、どうするの? 逃げる?」

「それも有りだけど、この剣を放った奴がすぐにやってきそうなんだよな――――ああ、ほら噂をすれば」


 俺達がここに来た理由であるデカイ魔力の持ち主が物凄いスピードでこちらへ飛んでくるのが分かる……というか見える。

 銀髪――――に翠色と朱色の瞳に騎士甲冑をスカートとかそんな感じで魔改造を施し防御力無視したデザインの物を装備した女性が風に乗って飛んできた。

 華麗に着地……したのはいいけど俺達を飛び越えて街の外側に出たのはなんか残念なんだよなー普通手前に着地してここから先へは行かせない! とか言うのが普通じゃないのか? 後飛び越えたときパンツ見えたし。

 しかも自分でも飛び越えすぎたと思ってるらしく、ほんのり顔を赤くして恥ずかしそうに咳払いをしている。


「んんっ! 貴様達か不法侵入者というのは、これ以上街には一歩たりとも行かせはせんぞ!」


 俺に向かって指を差しながら決め台詞を言う残念な女騎士、俺達はまだ街に一歩も踏み入っていないし、これから立ち去ろうともしてたわけだし、何より一歩も入れないとか俺達を通り越して外側にいるアンタが言っていいセリフではないよね。

 したり顔で決まった……みたいに思ってる様子なのでその辺指摘してやろうかと思ったその時、背後から別の気配が走ってやってきた。

 息を切らしながらなんとかやってきたみたいな感じでやってきたその青年は騎士甲冑姿なので彼女の仲間だということは見て取れるが。


「あの甲冑であのスピードで走るとはな……あの女共々気をつけたほうが良いぞ主殿」


 そう、風に乗って来た彼女と遜色ない程のスピードでやってきた彼は俺達を見るとその場で息を整えた。


「君らかい? 侵入者っていうのは……ってまだ入ってきてないし、それに――――フランシスカ、君はまたどうしてそっちにいるんだい?」


 フランシスカ――――と呼ばれた女騎士はギクっとかは言わなかったがそれなりのリアクションをしつつ、頬を掻きながらこうおっしゃいました。


「さみうち……そう、挟み撃ちだ! やるぞケイン、こいつらを一網打尽にするんだ!」


 今思いつきました! みたいな反応でそういう彼女にケイン青年は呆れながら拒否する。


「ダメだ、こういってはなんだけど彼らはまだ街に入ってきていないから侵入者ではないし、それにどう見ても立ち去ろうとしてたじゃないか、戦う義理はないんじゃないか?」


 ごもっとも、と言いたいが確かに俺達は立ち去ろうとしてたけど、実際に行動を移す前だったし何より今の状態をどう見れば立ち去ろうとしてるように見えるのか? その疑問に答えてくれたのは女騎士の方だった。


「ケイン! 貴様またそう言って仕事をサボるつもりだな! 戦うのが面倒だからって門番に攻撃した相手を見逃すというのか?」


 邪魔だったからつい手で払った――――そんな感覚でいたけど、よく考えれば攻撃になるのかアレは。


「あー、見逃してくれるなら俺達はもうここには来ないぞ?」


 ダメ元で言ってみる、まだ街に入ってすら居ないのに侵入者扱いとか願い下げだし。


「そんなこと言っても無駄だ、私はお前たちを捕縛して手柄を立ててみんなに一人前と認めてもらわねばならないのだ!」


 本当に無駄だった……なんだよ手柄って、それに認めてもらうとか完全に私情じゃねぇかよ。


「フランシスカ……それはちょっと強引すぎやしないか? そんなんじゃ団長も納得しないし、このままじゃお前、一生見習い騎士だぞ?」


 見習いなのか、結構強そうに見えるのに見習いってなんだよ。


「ぐっ……だからといって門番に危害を加えられたのだぞ、このまま帰す訳にはいかないだろう!?」

「別に入ってきてないのを態々入れる必要はないと思うんだけど……でも確かにただ帰す訳には行かないかもね……で、だ、君たちさえ良ければ少し付き合ってくれないか? 何分彼女は言いだしたら聞かなくてね彼女が納

 得できるまででいいから――――その様子からすると君ら旅人だろう? 食料や水なんかも買って言っていいからさ」




 なんだか話が分からなくなってきたな、そもそも俺の空間魔法とかでワープして立ち去っても構わなかったはずなのに、なんか関わらなきゃダメな感じになってきてしまったし―――――何より富士さんが「少し付き合ってやったらどうだ?」なんて耳打ちしてくるし……ここはどうやら立ち寄らなければならないらしい――――こうして、というかどうして? って感じだけど俺達は街に入ることになった。容疑者として。

正直何言ってんだこいつ……みたいな感じなんですが、新キャラ登場!


と言いつつ前回キャラが改変されてしまった成れの果ててです。


後左手首が腱鞘炎のような感じで痛いです。

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