附・ベルサイユ大本営から南軍司令マントイフェル将軍に宛てた書簡
※独ベルサイユ大本営から男爵フォン・マントイフェル騎兵大将に宛てて送付された「所属部隊の編組並びに現在地」と「我が軍と敵軍の情勢について」
(これはモルトケ率いる参謀本部がマントイフェル将軍に対し、その指揮掌握範囲と今後の作戦目的を知らせたもので、当時の参謀本部が高級実戦指揮官に対しどのような形で指示を出していたかについて興味深い資料となります)
1871年1月8日在ベルサイユ大本営において
男爵フォン・マントイフェル騎兵大将麾下として編成される「南軍」の兵力は以下の通り
一.第7軍団
歩兵第13師団・歩兵大隊13個/騎兵中隊4個/砲兵中隊4個
歩兵第14師団・歩兵大隊12個/騎兵中隊4個/砲兵中隊4個
軍団砲兵隊・歩兵大隊0個/騎兵中隊0個/砲兵中隊6個
同軍団に臨時配属される諸隊は以下の通り
歩兵第60連隊並びに同73連隊・歩兵大隊6個/騎兵中隊0個/砲兵中隊0個
予備槍騎兵第5連隊・歩兵大隊0個/騎兵中隊4個/砲兵中隊0個
予備驃騎兵第1連隊・歩兵大隊0個/騎兵中隊4個/砲兵中隊0個
軍団総計 歩兵大隊31個/騎兵中隊16個/砲兵中隊14個(84門)
上記諸団隊中1月8日時点
軍団本営・第13師団・軍団砲兵隊はオーセールよりシャティヨン=シュル=セーヌに向かい行軍中であり、同月11日目標地に到達する予定である
第14師団はブルジクールからシャティヨン=シュル=セーヌに向け鉄道輸送中であり、先行第1梯団は同月7日既に目標に到達済みにして師団全部は同月12日目標地に到達する予定である
フォン・ダンネンベルク大佐が指揮する歩兵第60連隊並びに同73連隊、騎兵3個中隊、砲兵2個中隊はシャティヨン=シュル=セーヌの南方にあり、軍団の集合を援護し同時にディジョン及びラングルを監視中である
ロートリンゲン総督府所属の諸隊を率いショーモン付近に駐屯中のヘンゼル中佐は、歩兵8個中隊、騎兵半個中隊、砲兵半個中隊をリュジーとフランを経てラングル要塞方面へ派遣した
予備驃騎兵第1連隊は現在第二軍兵站総監部に所属し、同軍団の作戦開始を待って同軍団傘下とするが、そのまま現在地のニュイ(=シュル=アルマンソン。現在はニュイ)とその周辺部に残置すべし
従って同軍団の作戦可能部隊数は以下の通りとなる
歩兵大隊31個/騎兵中隊14個/砲兵中隊14個
二.第2軍団
歩兵大隊25個/騎兵中隊8個/砲兵中隊14個(84門)
同軍団はモンタルジよりニュイ(=シュル=アルマンソン)に向かい行軍中であり先頭師団は同月12日目標地に到達する予定である
三.第14軍団
フォン・デア・ゴルツ少将支隊・歩兵大隊6個/騎兵中隊8個/砲兵中隊3個
バーデン大公国野戦師団・歩兵大隊18個/騎兵中隊12個/砲兵中隊9個*
予備第1師団・歩兵大隊15個/騎兵中隊4個/砲兵中隊3個*
予備第4師団・歩兵大隊15個/騎兵中隊8個/砲兵中隊6個
フォン・デブシッツ少将支隊・歩兵大隊8個/騎兵中隊2個/砲兵中隊2個
軍団総計 歩兵大隊62個/騎兵中隊34個/砲兵中隊23個(138門)
うちベルフォール攻囲兵団 歩兵大隊23個/騎兵中隊6個/砲兵中隊6個(34門)
*但しバーデン大公国野戦師団に編入されたバーデン大公国野戦重砲第5中隊とベルフォール攻囲兵団に到着したバイエルン王国要塞砲兵・出撃砲兵中隊を含まない。その他要塞砲兵及び同工兵中隊も含まない
上記諸団隊中1月8日時点
予備第1師団と予備第4師団の約半数はベルフォールの攻囲に従事し、デブシッツ支隊はデル付近にあり
軍団残余と軍団本営はブズールとその周囲にあり
南軍の総兵力は歩兵大隊118個/騎兵中隊54個/砲兵中隊51個とする。但し予備驃騎兵第1連隊はこれを除く
「我が軍と敵軍の情勢について」
第14軍団は先月中旬までシャティヨン=シュル=セーヌ、ディジョン、グレー、ブズール並びにモンベリアール周辺を制圧すべく配置されていた。同軍団に対抗した敵は当初兵力劣勢であった。この敵はオートン付近にあったガルバルディ麾下12,000名と、ボーヌ及びドール付近にあったクレメー麾下20,000名である。しかし12月中旬以降南仏より招致された大兵団がブザンソンに集中したためこの地域における兵力数は逆転している。状況の推移に従いフォン・ヴェルダー将軍はベルフォールの攻囲兵団を直接援護するため、ディジョンを放棄しラングルを攻囲せんがため分派中のフォン・デア・ゴルツ将軍麾下をも帰還させ軍団をブズール周辺に集合させた。
更にフォン・ヴェルダー将軍はエルザス南部で編成されデルに前進したフォン・デブシッツ将軍麾下を加え、この支隊はベルフォール南東方を警戒することとなった。
この頃、ブールジュ及びヌベールにて再編成された敵旧ロアール軍の多くはブルバキ麾下となり、この仏第15、同第18、同第20の各軍団は鉄道によってシャロン=シュル=ソーヌへ輸送されたとの情報があったため、大本営は第13師団と第7軍団砲兵隊を率いオーセールにあったフォン・ツァストロウ将軍に対しニュイ(=シュル=アルマンソン)とモンバールに向かって前進する命令を与え、更にメッツとショーモンにあった第60、第72両連隊も同将軍配下として派遣した。
数日の経過後、敵(ガルバルディ麾下の義勇兵)はコスヌからブリアールに向かい強大な部隊を前進させ、又情報によればブルバキはその主力部隊を依然としてヌベールとブールジュ付近に留めていることから、大本営は敵がパリに向けて攻勢を掛ける準備段階にあるものと判断した。これはブザンソンに至った敵があらゆる箇所において守勢にあり、またドゥー河上にある橋梁をことごとく爆破したことからも推察したものである。
大本営は以上の観点からフォン・ツァストロウ将軍に対して再びオーセールに至るよう命じ、同時に第2軍団もパリ包囲の任を解き、モンタルジに向かうよう命令したのである。この両軍団は相互連絡を取り合って予測されるブルバキ軍の北上に備え、同時にカール親王の第二軍は敵シャンジー軍に対して攻勢を仕掛けることとなった。
しかし上記各軍団の行軍中フォン・ヴェルダー将軍より、我が正面前に仏第18・同第20両軍団所属の部隊あり、との報告がなされ、在ベルンの駐在武官リューデル将軍からも、ブルバキは自らディジョンを訪れ当地在の兵員6万・砲80門と推察される一軍を率い行軍の途に就いた、との至急電が到着した。また、ある間諜からはベルン情報とはまた別の情報源からの情報として以下の重大な報告をした。
ブルバキは仏第15、同第18、同第20各軍団を統括指揮すること確実にして、おそらくはブールジュにて新設される仏第19軍団もその指揮下にある、とし、ブルバキは仏軍の新作戦計画に則り1個軍団をブズール付近へ派遣して同地に駐屯させ、残余の大軍を率いてこれにブレッソル率いるブザンソン在の部隊とクレメー麾下の部隊を併せた仏第24軍団なる新軍団とガルバルディの義勇兵団をも併合し我が第14軍団に対し一大攻勢を仕掛け、最終的にはベルフォール包囲を破りアルザス州を回復させ、また我が軍の主連絡路を長期に渡って遮断しようとしている、と。
察すれば、敵の新作戦はその第一段階に入り、仏第18、同第20、同第24三軍団の前線諸隊は3日前(1月5日)よりブズール西方と南方及びベルフォール南方においてフォン・ヴェルダー将軍麾下と対峙し、昨日にはブザンソン~ブズール街道沿いに集中展開する様相を見せている。だが、仏第18、同第20軍団が既に全部隊集合しているかについては定かとならず、今日においてもその確証は得られていない。諜報によればブルバキは去る12月31日ブールジェ近辺において仏第15、同第18両軍団の閲兵を行ったと言う(編成完了の意味か)が、これも確証を得られていない。又、現在において仏第15、同第19両軍団の正確な所在も判明していない。
仏第19軍団については、同軍団がブルバキ麾下かシャンジー麾下かについても明らかでなく、去る12月の戦闘において解散させられたとの情報もあって、これも確証を得られていない。しかし、この2個軍団がブルバキ麾下であったとしても、ブルバキの仏東方における作戦には2個軍団中1個を使用し、これはブズール付近に留まるものと考えられ、他の1個はソローニュ地方南部・ビエルゾン付近に残置されるものと想定される。となれば、ブルバキが東方作戦で掌握する戦力は仏第18、同第20、同第24の3個軍団のみであり、それにガルバルディの義勇兵団が加わる程度となろう。
これらブルバキ軍は野砲も十分あると見られるが、騎兵は比較的少数で糧食並びに弾薬縦列等輜重は殆ど見られない。従って補給には鉄道を利用すると思われるのだが、厳寒期ということもあり十分な補充は不可能と言えるだろう。
ブルバキ麾下の歩兵については案外武器が良質といえども、その編成は部隊毎に一律でなく、また不備も多く、各軍団は兵員30,000名前後と推察され、従って当面におけるブルバキ軍の総兵力は、今のところ合流していない12,000名のガルバルディ兵団(ヴォージュ軍)を除いて90,000から120,000名程度であろう。
大本営はフォン・ヴェルダー将軍に対し、エルザス南部を根拠地としてベルフォールの攻囲を援護・完遂せよ、と命じたところである。ヴェルダー将軍麾下諸隊はロートリンゲン総督府所属の諸隊と協力しヴォゲーゼン(ヴォージュ)山脈以西における敵の進軍を監視し拒絶することが最重要任務となる。また大本営はヴェルダー将軍に対し、対峙する敵がもし減じて微弱となった場合には速やかに攻勢を仕掛け敵の連絡線を遮断することも命じた。これは第2、第7両軍団が主戦場に現れることの影響であり、両軍団の存在は敵の意図を阻害すること十分であろう。
情報として。ル・マンより前進するシャンジー軍に対し攻勢状態にある第二軍は、オルレアン周辺に1個師団を残置した。この(第25「ヘッセン大公国」)師団は更に1個支隊(ランツァウ将軍指揮)をブリアール付近に派遣中である。
(筆者意訳)
※ 独南軍戦闘序列(1871年1月11日時点)
◎軍本営
・軍司令官 男爵エドウィン・カール・ロテェス・フォン・マントイフェル騎兵大将
・参謀長 伯爵ヘルマン・ルートヴィヒ・フォン・ヴァルテンスレーベン大佐
・参謀副長 エデュアルド・ユリウス・ルートヴィヒ・フォン・レヴィンスキー少佐
・砲兵部長 フリードリヒ・ヴィルヘルム・オットー・ヘルマン・フォン・デッカー中将
・軍参謀部 男爵カール・ルートヴィヒ・フリードリヒ・ベルンハルト・フォン・ホルレーベン・ゲナント・フォン・ノルマン少佐/フォン・ラウフハウプト大尉/伯爵オスカー・バロン・フォン・コラス中尉
・副官部 フォン・シュッツ騎兵大尉/男爵フォン・ライスヴィッツ=カデルジン騎兵大尉/ゲーデ中尉(3人共にマントイフェル将軍「好み」の騎兵士官です)
・経理部長心得 イーゲル経理官
・軍医部長 ヴェストファール軍医監
・管理部長 フォン・ストランツ少佐
・兵站監心得 ヤンケ大佐(3/6~)
◎第2軍団
・軍司令官 エデュアルド・フリードリヒ・カール・フォン・フランセキー歩兵大将
・参謀長 カール・オットー・ヘルマン・フォン・ヴィヒマン大佐
・砲兵部長 アウグスト・クリストフ・ヴィクトール・フォン・クライスト少将
・工兵部長 フォン・ザンドクール少佐
☆第3師団
師団長 マティーアス・アンドレアス・エルネスト・フォン・ハルトマン少将
参謀 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ストックマー少佐
◇第5旅団 ハインリッヒ・ヴィルヘルム・オットー・ユリウス・フォン・コブリンスキー少将
○擲弾兵第2「ポンメルン第1/国王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世」連隊 ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルムート・フォン・ツィーミィーツキー大佐
○第42「ポンメルン第5」連隊 フリードリヒ・アウグスト・ベルンハルト・フォン・デム・クネセベック大佐
◇第6旅団 代理/ヘルマン・アレクサンダー・ヴィルヘルム・フォン・ヴェデル大佐(第61連隊長)
○第14「ポンメルン第3」連隊 代理/フリードリヒ・アルベルト・ハインリヒ・レオポルド・フォン・ショルレマー少佐
○第54「ポンメルン第7」連隊 代理/クリスティアン・オスカー・フォン・リーベ少佐
◇師団直轄
○猟兵第2「ポンメルン」大隊 代理/ヘルマン・フリードリヒ・カール・エルンスト・シュルツ大尉
○竜騎兵第3「ノイマルク」連隊 代理/フォン・ヴェデル少佐
◇師団砲兵
○野戦砲兵第2「ポンメルン」連隊・第1大隊 男爵カール・ヒューバート・フォン・アイナッテン少佐
・重砲第1,2中隊
・軽砲第1,2中隊
○第2軍団野戦工兵第1中隊・野戦軽架橋縦列 フォン・ヴィスマン大尉
○第2軍団第1衛生隊
☆第4師団
師団長 オットー・ルドルフ・ベーノ・ハン・フォン・ワイヘルン中将
参謀 ボイエ大尉
◇第7旅団 カール・ヴィルヘルム・アルベルト・デュ・トロッセル少将
○擲弾兵第9「ポンメルン第2/コルベルク」連隊 ゲオルグ・フリードリヒ・アーダルベルト・フォン・フェレンハイル=グリュッペンベルク大佐
○第49「ポンメルン第6」連隊 アレクサンドル・テオドール・アルベルト・ラウリン中佐
◇第8旅団 男爵フリードリヒ・カール・フォン・ケットラー少将
○第21「ポンメルン第4」連隊 ルドルフ・フォン・ローベンタール中佐
○第61「ポンメルン第8」連隊 代理/フリードリヒ・ユリウス・エルンスト・ヴァイラッハ中佐
◇師団直轄
○竜騎兵第11「ポンメルン」連隊 ヘルマン・フランツ・ジギスムント・フォン・グレツキー=コーニッツ中佐
◇師団砲兵
○野戦砲兵第2連隊・第3大隊 パウエル中佐
・重砲第5,6中隊
・軽砲第5,6中隊
○第2軍団野戦工兵第2中隊・器具縦列 グレーテン大尉
○第2軍団野戦工兵第3中隊 代理/ミュンデル中尉
○第2軍団第2衛生隊
☆軍団砲兵隊 フリードリヒ・ヴィルヘルム・アレクサンダー・フォン・ペッツェル大佐
○野戦砲兵第2連隊・第2大隊 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ロベルト・ヒュプナー少佐
・重砲第3,4中隊
・軽砲第3,4中隊
○野戦砲兵第2連隊・騎砲兵大隊 カール・エルンスト・エミール・ハインリヒ・マチケ少佐
・騎砲兵第2,3中隊
☆野戦砲兵第2連隊・弾薬大隊 レオ少佐
○第1,2,3,4,5砲兵弾薬縦列
○第1,2,3,4歩兵弾薬縦列
○架橋縦列
☆輜重第2「ポンメルン」大隊 シュメルツァー大佐
○衛生予備厰
○馬厰
○野戦製パン縦列
○第1,2,3,4,5糧食縦列
○第1~12野戦病院
○輜重監視護衛中隊
◎第7軍団
・軍司令官 ハインリッヒ・アドルフ・フォン・ツァストロウ歩兵大将
・参謀長 アレクサンダー・アウグスト・カール・ヴィルヘルム・ハインリヒ・ユリウス・フォン・ザルフィアツィ大佐
・砲兵部長 パウル・フリードリヒ・フォン・ツィンメルマン少将
・工兵部長 トロイマン少佐
☆第13師団
師団長 ルートヴィヒ・フリードリヒ・エルンスト・フォン・ボートマー中将
参謀 ハンス・フリードリヒ・アレクサンダー・ヴィルヘルム・フォン・ヴェルダー少佐
◇第25旅団 伯爵アルベルト・レオ・オットナー・フォン・デア・オステン=ザッケン少将
○第13「ヴェストファーレン第1」連隊 代理/男爵ベルンハルト・フォン・デム・ブッシュ=ハッデンハウゼン中佐
○フュージリア第73「ハノーファー」連隊 エルンスト・ルートヴィヒ・オズワルト・フォン・レーベル中佐
◇第26旅団 代理/ルドルフ・ヴィルヘルム・レオポルト・フォン・バルビー大佐
○第15「ヴェストファーレン第2/オランダ王国フリードリヒ親王」連隊 ユージン・ルートヴィヒ・ハンニバル・フォン・デリッツ大佐
○第55「ヴェストファーレン第6」連隊 代理/リヒャルト・ヨハン・フォン・ビショフスハウゼン中佐
◇師団直轄
○猟兵第7「ヴェストファーレン」大隊 テオドール・フェルディナント・アレクサンドル・フォン・カメケ少佐
○驃騎兵第8「ヴェストファーレン」連隊 リヒャルト・ベーノ・フォン・アレント中佐
◇師団砲兵
○野戦砲兵第7「ヴェストファーレン」連隊・第3大隊 エミール・ヘルマン・コンスタンティン・ヴィルヘルミ少佐
・重砲第5,6中隊
・軽砲第5,6中隊
○第7軍団野戦工兵第1中隊・野戦軽架橋縦列 ユンケル大尉
○第7軍団第1衛生隊
☆第14師団
師団長 男爵エルンスト・ヴィルヘルム・モーリッツ・オットー・シュラー・フォン・ゼンデン少将
参謀 男爵フランツ・マリア・ヨセフ・ヒオブ・リヒャルト・フォン・ヒルゲルス少佐
◇第27旅団 フリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フォン・パンヴィッツ大佐
○フュージリア第39「ニーダーライン」連隊 代理/ヘルマン少佐
○第74「ハノーファー第1」連隊 ヘルマン・ヴィルヘルム・ゴットフリート・フォン・カメケ中佐
◇第28旅団 ヴィルヘルム・フリードリヒ・フォン・ヴォイナ少将
○第53「ヴェストファーレン第5」連隊 代理/フォン・グラボウ中佐
○第77「ハノーファー第2」連隊 代理/フォン・ゲーベン少佐
◇師団直轄
○驃騎兵第15「ハノーファー」連隊 エルンスト・モーリッツ・フォン・コーゼル大佐
◇師団砲兵
○野戦砲兵第7連隊・第1大隊 男爵マクシミリアン・ゲオルグ・ウルリヒ・フォン・アイナッテン少佐(第2軍団第3師団砲兵隊長とは別人です)
・重砲第1,2中隊
・軽砲第1,2中隊
○第7軍団野戦工兵第2中隊・器具縦列 ゲッツェ大尉
○第7軍団野戦工兵第3中隊 クライノウ大尉
○第7軍団第2衛生隊
☆軍団砲兵隊 ヴィルヘルム・ミナマイエル中佐
○野戦砲兵第7連隊・第2大隊 ヨハン・フリードリヒ・ユージン・ルイス・オスカー・マティアス少佐
・重砲第3,4中隊
・軽砲第3,4中隊
○野戦砲兵第2連隊・騎砲兵大隊 代理/フリードリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト・ハッセ大尉
・騎砲兵第2,3中隊
☆野戦砲兵第7連隊・弾薬大隊 クリスティアン・ヴィルヘルム・テオドール・ガシュ少佐
○第1,2,3,4,5砲兵弾薬縦列
○第1,2,3,4歩兵弾薬縦列
○架橋縦列
☆輜重第7「ヴェストファーレン」大隊 代理/男爵ルートヴィヒ・フリードリヒ・エルンスト・フォン・ボートマー少佐
○衛生予備厰
○馬厰
○野戦製パン縦列
○第1,2,3,4,5糧食縦列
○第1~10野戦病院
○輜重監視護衛中隊
☆軍団に臨時配属された諸隊
○第60「ブランデンブルク第7」連隊 クレメンス・フランツ・ヴィルヘルム・フォン・ダンネンベルク大佐
○第72「チューリンゲン第4」連隊 アーダルベルト・レーベンベルガー・フォン・シェーンホルツ中佐
○予備槍騎兵第5連隊 フォン・ボーデ大佐
(後、第13師団に隷属)
○ヘッセン大公国第3野戦病院
◎第14軍団
・軍司令官 伯爵カール・フリードリヒ・ヴィルヘルム・レオポルト・アウグスト・フォン・ヴェルダー歩兵大将
・参謀長 パウル・スタニスラス・エデュアルド・フォン・レシュツィンスキー中佐
・砲兵部長 伯爵カール・フォン・スポネック少将
・工兵部長 アルブレヒト少佐
☆普独立混成兵団
司令 男爵アレクサンダー・エデュアルド・クーノ・フォン・デア・ゴルツ少将
◇普混成歩兵旅団 代理/ロベルト・カール・フリードリヒ・ヴァラート大佐
○第30「ライン第4」連隊 オスカー・ハインリヒ・アレクサンダー・ナハティガル中佐(1/18に大佐昇進)
○フュージリア第34「ポンメルン」連隊 代理/男爵クルト・ヴァルデマー・アルテュール・エルマー・フォン・デア・オステン=ザッケン中佐
◇普混成騎兵旅団 (旅団本部なし)
○予備竜騎兵第2連隊 フォン・ヴァルター中佐
○予備驃騎兵第2連隊 伯爵ツー・ドーナ中佐
○独立混成砲兵大隊 ウルリヒ少佐
・第1軍団予備重砲中隊
・第3軍団予備軽砲第1,2中隊
☆バーデン大公国(Ba)野戦師団
師団長 ハインリッヒ・カール・ルートヴィヒ・アドルフ・フォン・グリュマー中将
参謀長 代理/男爵フォン・テーツ=アメロンゲン少佐
砲兵部長 ベルトホルト・ミハエル・フォン・フライドルフ大佐
◇Ba第1旅団 代理/男爵カール・ルドルフ・ハインリヒ・フォン・ヴェマール大佐
○Ba擲弾兵第1「親衛」連隊 代理/アウグスト・ホフマン中佐
○Ba擲弾兵第2「プロシア王」連隊 ステルツェル中佐
◇Ba第2旅団 男爵アルフレッド・エミール・ルートヴィヒ・フィリップ・フォン・デーゲンフェルト少将
○Ba第3連隊 代理/ヴィルヘルム・エデュアルド・クラウス中佐
○Ba第4「ヴィルヘルム親王」連隊 カール・ゲオルグ・レオポルト・シュテファン・バイエル大佐
◇ Ba第3旅団 フランツ・アントン・ケラー少将
○Ba第5連隊 フリードリヒ・カール・ヴィルヘルム・ザックス大佐
○Ba第6連隊 パウエル大佐
◇師団騎兵
○Ba竜騎兵第3「カール親王」連隊 男爵ヴィルヘルム・ディートリヒ・フォン・ゲンミンゲン中佐
◇師団砲兵大隊
○Ba野砲兵連隊 フォン・テオバルト中佐
・重砲第1,2,5中隊
・軽砲第1,2中隊
○Ba野戦工兵中隊・野戦軽架橋縦列 リヒテンアワー大尉
◇Ba騎兵旅団 代理/男爵カール・ゲオルグ・グスタフ・フォン・ヴィリゼン大佐
○Ba竜騎兵第1「親衛」連隊 代理/フォン・メルハルト少佐
○Ba竜騎兵第2「マルクグラーフ・マクシミリアン」連隊 ヴィルト大佐
○Ba騎砲兵中隊 男爵フォン・シュテティーン大尉
☆軍団砲兵隊 フォン・ロホリッツ少佐
○Ba野砲兵連隊
・重砲第3,4中隊
・軽砲第3,4中隊
☆普軍弾薬大隊 グロシュケ少佐
○第1,2,3,4砲兵弾薬縦列
○第1,2,3歩兵弾薬縦列
☆Ba弾薬大隊 エンゲラー少佐
○第1,2,3砲兵弾薬縦列
○第1,2歩兵弾薬縦列
○架橋縦列
☆輜重大隊 フォン・セリウス少佐
○普軍衛生隊
○普軍第1,2馬厰
○Ba馬厰
○Ba野戦製パン縦列
○普軍第1,2糧食縦列
○Ba第1,2,3糧食縦列
○普軍5個野戦病院
○Ba5個野戦病院
○輜重監視護衛中隊
☆第5野戦鉄道隊 司令 クローン技官
・鉄道中隊 ケーテルホッター大尉
☆第5兵站電信隊 ビューンケ技官
◎予備第4師団
師団長 フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・シュメリング少将
参謀 フォン・クレッチマー少佐
◇混成歩兵旅団 ユリウス・クナッペ・フォン・クナップシュタット大佐
○第25「ライン第1」連隊 フーゴ・エドウィン・フォン・ロース大佐
○オストプロイセン後備混成歩兵第2「第4/第5」連隊 フランツ・ヨセフ・フォン・クラネ大佐
・オステローデ後備大隊
・オルテスブルク後備大隊
・グラウデンツ後備大隊
・トールン後備大隊
◇オストプロイセン後備歩兵旅団 ロベルト・フォン・ツィンメルマン大佐
○オストプロイセン後備混成歩兵第1「第1/第3」連隊 フリードリヒ・アルベルト・ハインリヒ・レオポルド・フォン・ショルレマー中佐
・ティルジット後備大隊
・ヴェーラウ後備大隊
・インスターブルク後備大隊
・グンビンネン後備大隊
○オストプロイセン後備混成歩兵第3「第43/第45」連隊 フォン・ウーゼドーム大佐
・レッツェン後備大隊
・ゴールダプ後備大隊
・ダンツィヒ後備大隊
・マリーエンブルク後備大隊
◇予備騎兵第4旅団 エミール・ユリウス・フォン・トレスコウ少将
○予備槍騎兵第1連隊 フォン・ヴルフェン中佐
○予備槍騎兵第3連隊 フォン・シュミット大佐
◇師団「混成」砲兵大隊 フォン・シャペル少佐
・軽砲第1,2,3,4中隊
・重砲第1,2中隊
※この諸中隊は普第4、第6両軍団の予備砲兵中隊から再編成したものです。
○第7軍団要塞工兵第2中隊 ヤコブ大尉
◎ベルフォール攻囲兵団(第14軍団に隷属)
※序列は「ベルフォール攻囲(前)/資料その1・戦闘序列ほか」をご覧ください。
☆第4野戦鉄道隊 司令 代理/フィーレッゲ技官
・鉄道中隊 フォン・ザイドリッツ=クルツバッハ=ルードヴィヒスドルフ大尉
☆第7野戦電信隊 フリードハイム大尉




