座する石
座する石
苔蒸して自然となりつつも
座する所
未だ黒きを保つ
座する人
晴天なるを仰がず
座する腹
憂い有る心を書に託す
ため息つく姿
ひどく苦しげに見え
書をめくる音
おぼろげに寂寥を漂わす
その身白き花をつけ
天なる青を映し
春たる陽に頭をたれる
その身
花を腐らせ土へ還し
堅き意志を持ち
いつの日か
頭をあげん
《あとがき》
どうも、紅炎です。
文字数が足りません。あとがきで埋めます。
詩のようなものを書いてみました。詩の知識は無に等しいんですが、雰囲気で押しきろうとしたのが個の作品です。推敲も何もしてません。はい。
本日昼に、市内に残る江戸時代の武家屋敷に行ってきまして、その縁側でポケーとしていた結果思い浮かびました。陽射しが気持ちよかったです。
そろそろ埋まったかな?
では、失礼します。
(03/29、快晴を見上げつつ。)