第7話 街に行きましょう! 後編
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第7話 町に行きましょう!2
私たちは10時ぐらいに孤児院をでて町に向かった。途中住宅密集地を通ったがそれにもおどろいた
前の世界のようにマンションとかでかい建物はなくて木材で作られた家がたちならんでいて
人がたくさん歩いている、ふだんあまり多くの人を見ない私はかるい立ちくらみはあったが
今は普通になれてきたが・・・
「ねえマリア、なんかみんな私の方をじろじろ見てくるんだけど髪とか魔法ちゃんとなってる?」
慣れてきたのはいいが、人が通り過ぎる度に背中に視線を感じる
もしかしたら魔法が解けてるんじゃないかと心配になる
「ちがうよ、みんなカンナの容姿に見とれてるんだって。だってカンナすっごく可愛いもの」
なんて、いってくるが「そんなのある分けないじゃない、どこかおかしなところあるんじゃないの?」
「もう、カンナは心配症なんだから。あと少しは自分の容姿の魅力に気がついてよ~」
なんて会話をしていくうちに視線も慣れていき町についた
町の中は活気に満ちていていろいろな店があった
「わ~、マリアあれ、あれなに~」
私の目の前には道の隅に数人の男たちが何かを準備をしていた
「ああ、あれはほら今日の一時から魔法芸術大会があるのよ」
マリアは目の前にあるポスターを指差した
「魔法芸術大会?なにそれ」
「魔法でどれだけ綺麗に魔法が使えるかの競技よ、たしか五年前くらいからあったはずよ」
へ~、魔法の芸術ねえさすがファンタジー世界だー
「それよりも、もっと見て周りましょう。初めてなんでしょ?」
「うん」
それから私たちは洋服店や防具店など町を見てまわった、気がついたらもう4時くらいになっていた。
「さて、そろそろ帰りますか」
「そうねもう4時だしね、マリア今日はありがとうとっても楽しかった」
「ええ、こちらこそありがとう」
そうとっても楽しかった、まるで夢のようなじかんだったの
私たちは孤児院に向かうため町をでて住宅密集地をまた通ると3、4人の男たちに囲まれてしまった
「あの、そこ通りたいんですが・・・」
私は男たちに話しかけた、男たちは見るからに怖そうな顔をしており腕組をしながらニヤニヤしてこちらをみてきた
「ねえちゃんたち、今からいいとこに連れて行ってあげようか」
一人の男がニヤニヤしながらいってきた
「大丈夫ですよ、いいところならさっき行ってきましたから」
とマリアがのんびりとした口調でいった・・・
まさかマリア奴の言葉の意味を理解していないのか!まずいなマリアは少し天然が入っていたんだ
「いやいや、もっといいとこなんだよ」
「へ~どこなんですか?、カンナこのお兄さんたち親切だね」
「マリア少し静かにしててね、悪いんですけど私たち急いでるんで通してもらえません?」
すると男達がゲラゲラ笑い出した
「威勢がいいお嬢さんだな~、この先ってことはお前たち孤児か?可哀想だねー」
と、笑いながら行ってきた
これには私だけでなく、マリアムッとした表情になる
「・・・ここ通してもらいますね」
強引にマリアの手を引っ張っていく形でいくと
「おいおい、俺たちの誘いなんだ受けてくれねーとなー」
と道をまた塞ぐ
「あんたらに構っていても時間の無駄ですから」
「んだと、調子に乗りやがって」
後ろにいた男が私に殴りかかってきた・・・が私に拳が当たる直前殴りかかってきた男が消えた
もう一人の男が私を睨んでくる
「テメー、なにした」
「ちょっと彼には邪魔なので転移してもらいました」
これは私が神様からもらった能力の一つ、自分がおもったものを別の場所に転移させる能力である
だがこれはある意味異端な能力でもある。魔法と言えど転移には巨大な魔方陣と魔力が必要
私は今魔力も魔方陣もないまま男を別の場所に転移させた、これはとても異常な能力である
男たちもそれに気がついたんだろう
「ちぃ、おいずらかるぞ」
男たちのリーダーらしき男がのこり2人にいって逃げて行った
「マリア行こうか」
「ええ、でもまさかあの話が本当だたなんてね~」
「なに、信じてなかったの~」
実はマリアには私について何もかも話してあるんです。やっぱり一人じゃ耐えきれないからね
私が10歳の時に前世の記憶も含めて話した
「でもカンナありがとう、私あんな状況の時どうすればいいか分からなかったから」
「いいって、それに今日はいろいろ楽しかったから今日は楽しいままでいたいのよ」
「うん。そうだね」
さて、孤児院に帰ると私は自分の部屋に行き今日の事を思い出していた
マリアは孤児院の玄関の近くに止まっていた馬車に乗り帰って行った
「なんかいろいろあったけど楽しかった・・・もし啓ちゃんがいたらたぶん啓ちゃん大はしゃぎね」
今はもう会えない前世の弟のことをたまに考える、だってもう会えない存在だ
考えれば考えるほど啓ちゃんに会いたくなってしまう、だからなるべく考え無いようにする
なんか辛いなもう11年たったのに未だに私の心は向こうの世界にある
いつも、いつか向こうの世界に戻れることを最後に考えてしまう
「考えるのはやめよう、もう一生啓ちゃんとは会えないんだから」