魔法大会
「〈雷獣〉」
その言葉とともに私の前に雷をまとった三匹の狼が現れる
「敵直線に300メートル」
三匹の雷獣は私の指示にしたがって前にいる敵に向かっていく
「舐めないでよね!!氷・理はなくただすべてを貫く《アクアスショット》」
私の前にい敵は上級魔法で応戦するが雷獣はそんな上級魔法を正面からくらってもびくともせずに彼女に突進してくる
「んなバカな!?」
「チェックメイトね」
そして雷獣はそのまま対戦相手だった上級生たしかハーネイトさんだったと思うけど彼女にぶつかり電撃を食らわせた
「よっしゃあーーー」
『ただいまの勝負、一年のカンナ選手の勝利。カンナ選手は二回戦進出です』
わーーーと歓声がそこら中から聞こえてくる
勝つのは当然ですよ神の力ですから
「カーンーナー♪」
「グヘ!!」
私が観客席に戻った途端にきたのが何故かのアイアンクローではなく体当たりというなの抱きつき
そして私はその攻撃に耐えきれずに後ろに倒れ階段に頭をぶつけた
「きゃーー、大丈夫カンナ!!だれがこんなことを!!」
あなたですよカリーナさん
「いったいかも、カリーナ抱きつくならもっと弱くしてよ」
「ごめんごめん、さっきのあの一瞬で相手をなぎ払ったカンナがすごすぎてつい」
「そうそう、いくらカンナしか使えない魔法だったとしてもすごすぎでしょ」
「あれって狼よね?どうやって出したの?」
口々に質問してくるお馴染みのメンバー達
「雷獣って魔法名は今回始めてよね?」
「ええ、昨晩に一生懸命考えた名前だから」
「今までで一番まともなネーミングだったわ」
「ま、マリア(感動)」
「泣くほどの事でもないと思うけど」
飽きれたような顔で見てくるマリアだけど、私としては始めて自分のネーミングセンスを褒めてくれたことが素直にうれしかった
「それよりそろそろ二回戦でしょ?」
「あ!?そうだった」
二回戦はシードの先輩とだから試合時間が早いんだった
「カンナ、ウチの分までがんばってや」
「ラジャー」
そう、今日はというよりすでに時は流れ学園際が始まっている
私ことカンナは本当は出ないはずだった魔法大会に出ることとなっている
ホントはミルクがこの大会に出るはずだったんだけど不幸な事故がありミルクは3日前に全治一ヶ月右の腕を折る大怪我を負った。
ミルクは私から見てもすごい悔しそうな表情で大会の辞退を先生に言いに言った。
そして帰ってきたミルクが第一声に言った言葉は「カンナ……あとは任せた」いやいや意味がわからないから
そして何やかんやで私がミルクの代理として出ることになってしまったのである
『ただいまより第二試合を開始します。選手1人目は昨年の優勝者であり炎マスターともよばれるほどの実力者!!今大会は二回戦からのシード選手として登場アーレス選手!!続いては一回戦ではやばやと最強といっていいほどの実力を見せてくれました、今や世界で唯一人しかいない古代魔法の継承者カンナ選手!!さぁおもしろい試合になることが期待されますこの第二試合。試合開始は審判の白旗が上がったら開始です!!」
そして審判が白旗を・・・上げた
「ここに大地の神の一部である炎を表す《クロスファイア》」
いきなり先輩が攻撃を仕掛けてくる、相手は先ほど解説者が言っていたとおりにものすごい使い手のようだ
「〈絶壁〉」
私の言葉を通して力が流れ私を囲むようにして巨大な氷の絶壁が出来る
相手が使ってきたのは上級魔法の魔法だ、魔法は巨大な炎となり津波のように襲ってくる
それを私の絶壁が弾き返す
「さすがだな、まぁこれは小手調べ。」
『おおっと!!両者初めからレベルの高い攻撃だ!!アーレス選手は上級魔法中級レベルというとんでもない魔法を使うがそれをなんなくかわすようにしてカンナ選手、先週国に認定された古代魔法を使いこれを防いだ!!これって決勝戦で戦わせほがよかったんしゃない?と言いたくなる戦いだ!!」
「すべての炎を司る大いなる神絶対なる神を再現せよ《ザーリアス》」
アークスは初めに札を前方に投げそして詠唱を開始した
彼がやったのは炎の化身を魔法で作り出す炎属性最強の魔法の一つ
カンナの目の前には三メートルはあるであろうくらいに大きな巨人がいた、ただし全身は炎に包まれており迫力抜群だ
「……でっかいなぁ」
「踏み潰せ」
先輩それはないでしょう、死んじゃいますよ私
巨人は私が作った絶壁を砕く、そして私のほうに向かってくる
「さて、〈駁龍水〉」
私が言った直後また私の周りに異変が起きる
私の前で噴水のように水が吹き出しそれが形を変えて龍になった。
これには相手だけでなく観客も驚いたようで数秒あたりがシーンとなった
「攻撃よ」
私の掛け声で龍は巨人に体当たりを仕掛ける
先輩の方もこちらが動いたと同時に巨人に指示をだす
「一気に決めろザーリアス!!」
相手の巨人は拳に炎をまとい攻撃を仕掛ける
「水龍!!水をまとって攻撃よ!!」
龍は指示どおりに渦巻きのような感じで水をまとって巨人に攻撃をした
巨人の炎の拳は水龍の水を一瞬にして水蒸気にすると本体に到達
水龍は原型を止められず大量の水となって巨人に降り注ぐ
「参ったなぁ、まさか駁龍水が負けるとは」
「古代魔法の使い手といっても君はまだ一年生だからしょうがないさ」
「いやいや先輩、バカ言っちゃいけないよ。一年生でも意地ってもんがあるからね!!」
私の駁龍水はまだやられちゃいないよ!!
「〈水零〉」
そして異変は起きる
『おおっと!!これはどうした事でしょうか、アーレス選手が作り出した炎の巨人がカンナ選手の龍の残骸である水が氷となり塊始めたぞ!!」
「これは!?」
「先輩?年下を甘く見ちゃいけないよ~」
私の声とともに先輩の炎の巨人はその姿が完全に凍りつき身動きがとれなくなった
「・・・やるな」
「いえいえ、先輩もですよ」
「だが……これで終わりだ」
なんだか余裕たっぷりの先輩は手からまたしても札を今度は三枚出し前に投げる
「我を守る契約の神ザーリアス・炎の化身として力を一点に向けよ〈フレイムボルト〉」
先輩の詠唱を言っていくのと同時に札が三角形の形を作り空中に止まる
そして先輩が言ったのと同時に目の前から突然巨大な火の玉が出現した
「これは炎属性いや焔属性上級魔法上級レベルの魔法、この焔の玉を止められる者は存在しない!!」
「んな魔法をこんな狭い闘技場で使わないでくださいよ!!」
下手したら死人が出るかもでしょうが!
そうこうしないうちにその魔法すぐそばまで来てしまっていた
「えっと、すいませんが一瞬で終わらせます。〈雷撃〉」
空中で巨大な魔方陣が出現すると焔の玉と先輩もろとも巨大な雷が襲った
『え~と……カンナ選手、アーレス選手のとっておきの魔法を難なく退け一気に雷で気絶させてしまいました。三回戦進出はカンナ選手です!!』
それはホントの突然の事でした。
「おいカンナ=シュベルト」
「はい?」
廊下を一人で歩いているときでした、私のクラスのタンニンの先生が走りながらこちらに走ってきます。
「えっと、なんでしょうか?」
まだなにも問題行動はとった覚えはありませんが
「お前……なんでこんな大事なことを今まで隠していたんだ!!」
「はい?」
突然先生は怒り出しました、手には何か紙が握られておりなにかが書かれています。
「今日直々に国のトップからつまり国王から連絡がきた」
「はぁ?それと私がなにか?」
国王なんかと私知り合ってませんよ
「連絡内容はこうだ、『国王の名においてカンナ=シュベルトを1000年前に消えたと思われていた古代魔法継承者と認定する』なんで教師に古代魔法の事を隠してたんだ」
「うえ?」
古代魔法?なんのことなの?そんなの私使えませんが
「そんなの当たり前ですよ先生、だってもうこの世界で古代魔法を使える人はカンナ唯一人なんですよ。悪意を持った人や利用しようとしたりする人がいたら大変じゃないですか」
突然先生の後ろから現れたのは私のお馴染みの面々たちだった
「そうそう、それにカンナって抜けてる所あるから利用されてるとも知らずになにかしでかしちゃうかもしれないじゃないですか」
「そやそや、せめて国に保護対象として認定してもらうまで明かせんかったんやから」
「でも以外に早かったですよね認定されるの」
「えっと、私がちょっとコネを使って早めてもらったんです」
「サンナが?というか国王にコネを使えるってどこの貴族様ですか」
「えっと、ヒミツです」
なんだか私の知らない所で何だかよくわからない話をしてるけど……
「よかったじゃないカンナ?」
「え?」
「これであの力が普通に使えるわよ?」
「・・・・そういうことね」
理解力に乏しい私でもようやく理解することが出来た
つまり私の神術を古代魔法と偽ってこれからじゃんじゃん出来るってことね
よく分かんないけど国王の認定をもらったらしいし