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転生と再会と運命で?  作者: konakusa
学園生活編
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第22話 魔法試験

第22話 魔法試験


「あなた方が入学して二ヶ月がたちますね、もうしっている人もいるかもしれませんがこの学校は三学期制であと一週間もすれば最初の一学期が終了となります、さてみなさん!!魔法試験をしっていますか?魔法試験はあと三日後に魔法実習で行われる試験です。今回の試験では初めてやることもあってチームごとの対戦をしてもらおうと思います!!」


朝のHRで先生は唐突にそんなことを言い出した、中には知っている人もいたみたいだけどほとんどの人が知らなかったみたいで教室の中はザワザワし始めた、私もその中の一人だけどね


「対戦と言っても勝敗は関係なくチームでどれだけ活躍したかチームワークはどうかなどをみて評価するだけです、なのであまり心配せずに精一杯全力で試験にのぞんでください!!HRは以上です」


先生が教室を出るとクラスはよりいっそううるさくなりました、中にはチームが集まっていまから作戦会議をしている生徒たちの姿もあります


「ねえカンナ?私たちも何か考えたほうがいいのかな」


「ん?多分大丈夫よ」


「そうやミーナ、うちのリーダーはすごいんだから」


「そうそう、一人で国をつぶせるほどの人間なんだから」


「もはや人間じゃないんだから」


「そっかぁ心配して損したよ」


みんな・・・私に対する態度が最近へんだよ!?おかしいよ!!そしてミーナ何納得しちゃってんの


「みんな私をなんだと思ってるの」


「「「「怪物」」」」


ほんと、今度から友達は性格を知ってからなろう。今日は花粉でもとんでるのかな目から水がでるよ


「だってねぇ、あのエルザさんを簡単に倒しちゃうくらいなんだからねぇ」


「ほんとに信じられないですよね」


「なんたってカンナですから」


「さすがですね」


やっぱりあの決闘がいけなかったのか・・・


「それに上級魔法を一日で完全に使えるようになるんですもの!!」


「え!!上級魔法って何回か練習すれば使えるようになるんじゃなかったの・・・」


マリアはそういってたんだけどさぁ


「まぁすこしはね、でもあんなに威力を出せるようになるには魔法の才能がある人でも半年くらいしなきゃ使えないの」


「・・・」


「まぁ初級魔法とかは簡単に覚えられるんだけど上級になると使い手が少ないのよ、だから上級魔法に匹敵する混合魔法が作られたの」


それって・・・


「だからカンナが一日で上級魔法を使えるようになったのは、まぁ人間離れしてるかなぁと」


「落ち込むなよカンナ」


「そ、そうだよカンナ」


「まぁカンナですしね」


マリアさん理由を知ってるからって冷たすぎじゃありませんかね!!みんなが言っているように上級魔法は一日そこらでちゃんとできるものではない、私がそれを可能にしているのは神術で魔法補正をしているからだ、いわばズルをしているものなんだよねぇ


「さて、カンナをいじるのはこのくらいにして魔法試験のことやけど・・・まぁ勝敗関係ないっていっても負けるのはいやだよねぇ・・・」











「えっと、これから魔法試験をしたいと思います!!すでに担任の先生から聞いてるかと思いますが今回の試験の試合では勝敗は問いません、この二ヶ月で習ったことを試験の中で出してください評価はその中で出したいと思います」


あれからあっという間に一週間がたって今は魔法試験の説明をしているところです

私たちはグランドの中央でチームごとに分かれて先生の話しをきいています


「今から俺が1から10までチームに番号をつけるので俺がいった番号ごとに対戦してもらうから、それ以外のチームはグラウンドの隅っこに邪魔にならないようにいていてくれ、あ、それと対戦範囲はグランドのすべてだから戦ってるチーム以外は魔法攻撃がきてもよけろよ?怪我するから」


・・・適当すぎじゃない先生?


私たちは7番と言われました、なんかいいね!!ラッキー7だよ


「えっと、まず3と7でやる」


めっちゃ適当だな先生よ、普通は1からだろうに

グランドに先生の声が響く、生徒はチームごとに隅っこで固まるように移動している


「始めからですか」


「まぁ早いほうがいいんじゃない?」


「そうそう」


「うちらはラッキー7だから大丈夫よ!!」


「頑張りましょう」


全員気合入ってるなぁ、やっぱり始めてのテストだからかな?

私たちはグランドの中央に移動中


「よし、まずルールだがリーダーが魔法を食らったら負けとする、魔法で相手が傷ついてしまった場合その時点で傷ついた生徒のチームの負けとする、あと一分後に始めるから準備をしてください」


・・・それってリーダー責任重大?


「まぁ気軽にやろうや、まず私とマリアは相手を攻撃サンナとミーナは私とマリアをサポートしてくれ」


「私は?」


「カンナは両方やって」


「何で!?」


「できるでしょう?さてそろそろ始まる、みんながんばろう」


「「「はい!!」」」


「・・・」


ミルクの方がリーダーっぽいじゃん

私はすこしネガチィブななっていると先生から開始の合図が送られた


「《アクア》」


ミルクさんいきなり攻撃はひどいんじゃ・・・


「先手必勝よ!!」


ミルクが出した水はそのまま前方に放たれ3番のチームの一人に向かっていく


「《タクス》」


反応がいいな、ミルクの標的にされた3番チームの女の子は土の魔法タクスで自分の目の前に壁を作りミルクの技を防ぐ


「《アメルダ》です」


ミルクの攻撃を防いだ女の子の隣にいた女の子が《アメルダ》を唱える

・・・って私の下からですか!?


「っく、我水を作り壁を作る《アクシード》」


まさかの遠くからの私への下からの攻撃に私は《アクシード》を使い私を中心に水の渦を作る


「これであなたの《アメルダ》は《アクシード》に吸収される」


「さっすがカンナ!!」


「今です《アクア》」


相手は呆然としている中でサンナはすぐさま相手に向け《アクア》を放つ

今の陣形は前にミルク・マリアがいてそのすぐ後ろにサンナとミーナそしてさらにその後ろに私がいる

相手は3人が前にいて後ろにリーダーと生徒がいる


サンナが放った《アクア》は相手の《タクス》で作った壁を破壊する


「「我力を生み出す《アクエス》」」


同時にミルクとマリアが中級魔法 《アクエス》をつかう

まぁこれで勝ちかな?


「「《ダセシス》」」


相手の目の前に巨大な2枚の壁ができる

その壁で二倍になった《アクエス》は防がれる


「な!?」


「・・・あちらさんも中級魔法使えるやつがおるんだな、面白くなってきたじゃない」


マリアは驚愕な顔、ミルクはうれしそうな顔をしている

やっぱりミルクは好戦的かな?


「相手さんも本気出し始めたよ、気を引き締めないとねミーナ」


というか、さっきからミーナの攻撃がないな


「《アクア》」


なにやら敵の方から攻撃する声が聞こえてきたけどこないな


「7番チームの勝ち」


「「「「へっ?」」」」


どういうこと?


「カンナ勝ったよぉ」


相手チームから何故かミーナが走ってくる・・・まさか


「みんなひどいよ、私がトイレに行ってるの気がつかないなんて!!」


何時いったんだろ、気がつかんかった


「私がトイレから帰ってきたらちょうど敵のリーダーさんが私の前にいたから」


なんてやつだ、ミーナは3番のリーダーさんを後ろから《アクア》で吹っ飛ばしたのか

リーダーさんもさぞ驚いたんだろうなぁ・・・

でもミーナ?まったく喜んでない人が君の後ろにいますいよ


「ん?どうしたのミルク、私の肩なんかつかんで」


「・・・うちはなワクワクしてたの」


「へ、へー」


「それでね、だれかがそのワクワクの試合を止めた人がいるの・・・」


「だ、誰だろうね」


ミーナ、あなたは・・・


「さぁ隅っこで私と死合しようミーナ」


「み、ミルクおかしいよ、私何故か試合が死合にきこえてくるの」


「さぁ」


「ま、まって!!ちゃんとやったじゃなーーい、た、助けてカンナーーー」


あなたは生贄よ!!








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