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転生と再会と運命で?  作者: konakusa
学園生活編
28/43

第21話 再戦

誤字脱字などありましたらご連絡いただけるとありがたいです、あと感想やアドバイスなどありましたら書いてくれるとありがたいです。

第21話 再戦




あの決闘から早一週間がたちました、クラスメイトとは半分位とはまぁ仲良くなった感じで

ホントは皆と喋りたいんだけど相手のほうが寄ってこないんです

それはまぁいろいろと理由があって一番は相手が貴族だからだそうです

まぁ自分が貴族だから平民なんかと話したくない!!とか考える人もいるらしい

あとは決闘のさいに私がいろいろ強力な魔法を?つかったらしく怖がってこない人もいるみたい

さて一週間もたてば私だってこの学園のことはだいぶわかってきましたよ

だいたい週の始めは4時間ほど魔法実習で午後からお勉強の時間になります

内容は国語・歴史・数学・魔法学がほとんどです、まぁ王宮に働く人を大量にだすわけだから当たり前かもしれないけどね


「カンナこの問題解いてみろ」


おっとボーとしてたら当てられちゃった

今私は数学の授業を受けています、でも内容は至って簡単なんと今分数の計算をならっています

いや~簡単簡単


「できました」


「よしあってるな、次からはボーとするなよ」


「はぁい」


今日の魔法実習は午後からだから気合が入らないな・・・

あの決闘いらい私の環境は少し変わった、とくにあのエルザさんは最近なにかと私に決闘の再戦を申し込んでくる、まぁ断ってるけど・・・

学校に通うと世界の常識?的な感じのことも自然に覚えていくようになった

私が一番衝撃を受けたのは魔王についてだ・・・

なんでも私のこの黒髪を嫌う人がたくさんいるのはその魔王のせいなんだって

まったくいい迷惑だなぁホントに

魔王は100年前に突然消えてしまったらしい、まぁこの世界にはいろんな人がいるから誰かが退治してくれたんだろうけど

そして魔王が作り出した魔獣についても知ることが出来た

魔獣は理性や知性がなくただ襲いかかる化け物で、魔獣は人型と獣型になれるらしい

今はほとんどが獣型なんだって、何故かはよくわかんないけど、で、魔獣はたくさんの種類があってたまに国に攻めてくることもあるそうだ、魔獣は繁殖もできて今世界には120種類と5千以上もの魔獣がいるそうだ

そのため国は他国と連携してこの魔獣を打つべくギルドというものをつくって報酬のかわりに魔獣退治をするようなシステムをつくった、今は魔獣退治以外にもやってるみたいだけど

今の世の中は国同士の争いはないみたいだけど人間VS魔獣的な感じらしい




ーー決闘の次の日ーー


「カンナ、今から先生のとこにチームの報告にいこうよ」


たった今HRが終わってどうするかな~と考えているとマリアがチーム結成報告に行こうと言い出した

まぁあと1日はあるけど早めに行っても問題はないかと私も考えた。


「そうだね、早めに行っても問題ないか」


マリアの後ろにはすでにミーナとミルクとサンナが鞄をもって私を待っていた


「んじゃ、行きますか」





「へ~珍しいですね」


私たちはチーム結成報告をしに今職員室の私達の担任アマリナ先生の前にいます

私が先生にメンバーをいうと名簿を見ながらアマリナ先生は珍しそうにつぶやく


「何がですか?」


「いやね、貴族と平民が同じチームってそうそうないのよ」


「そうなんですか?」


「今の学園の問題でもあるんだけどねぇ」


先生はけっこう悩みも大変そうだなぁ


「よし、まぁ了解。で?誰がリーダーになるの?」


リーダーか、まぁミルクとかかな?だって結構行動力あるしね

・・・なんでみんな私の方に指さしてんの、お母さんに習わなかった?人に指向けちゃいけませんって・・・


「それじゃあリーダーはカンナ=シュベルトっと」


おっと先生、生徒の意見も聞かずに決めるとはどういうことですか!!


「まぁリーダーっていってもようは班の班長だからいいじゃないか・・・まぁ雑用も少しは・・・」


まって今何て言いました?それって損な役割なんじゃ・・・


「カンナなら大丈よ」


「カンナ大丈夫です」


「頑張りカンナ」


「がんばってね」


・・・まぁしかたがないか、まぁ班長もやったことあるから大丈夫か・・・な



「まぁ、でもビックリよね。あのサンナ様が早くもチームに入ってるなんて」


カンナの担任のアマリナは職員室を出て行くカンナ達を見ながらつぶやいた







さて待ちに待った午後の魔法実習です!!


「えっとこれからチームに分かれてもらって《アクア》の練習をしてもらいます、まぁこれは結構有名な魔法なので知ってる人もたくさんいると思うがチームの中には知らない人もいるはずだ!!しっかり教えてやってくれ」


グラウンドでは一年生の魔法を教えている先生の声が響いていた

魔法実習はチームで集まって魔法練習をするらしいというかこの三年間はずっと同じチームでやっていく



「えっと《アクア》できない人いる?」


「えっと私・・・できません」


手をあげたのはミーナです

あ、そうか!!この前にミーナは魔法力感じるようになったばかりだもんねぇ


「えっと、じゃあマリア教えてあげてくれない?私教えるの下手だからさ」


「ん?いいわよ。よっしミーナ頑張ってこの一時間で出きるようにするわよ!!」


「は、はい!!」


気合入ってるなぁ~まぁ私も雷の上級魔法覚えようとした時は興奮したものねぇ


「カンナさん!!」


・・・またか

私の後ろではエルザさんが仁王立ちで立っています、正直にいいましょうこの状況はこの一週間で15回目ですいいかげんにしてぇ~


「私と戦ってください!!」


「え、えっと無理?」


「なんで疑問形ですの!!一回でいいんです」


この子も飽きないなぁ


「はぁ~、解りました、あと一回だけですよ?」


「ええ、この前はうやむやになってしまいましたから」


そう言うとエルザさんは満足そうにこの前と同じグラウンドの中心に歩いて行きました


「大変やなカンナ」


「というか、この前のミルクのせいですよね?」


そうですよサンナもっと言っちゃって


「カンナなら大丈夫だと思いますけど」


ちょっとサンナ!?そんな恥ずかしそうな顔で言わないで!!けっこう萌・・・コホン・・・


「じゃあ、ちょっと言ってきますよ」


大丈夫大丈夫、この前の試合を教訓にいろいろと魔法の使い方を考えたから






「それではエルザ様VSカンナの試合を始めます、ルールはこの前と同じです」


ひとつ言いたかった審判君なんで私だけ様つけないの?


「試合開始」


まぁいいけど・・・


「力を天より放つ水の石 《アレイス》」


ちょっ、始めからですか!!


「ってあれ?この前は一つだったのになんでたくさん飛んでくるの!!」


そしてなぜかまえより10cm位大きいんですけど!!


「これは前の魔法ではありませんわ!!我がストリアス家の作った魔法の一つです」


・・・まって、あんた私を殺したいんですか!?やばいやばい


「《ダセシス》」


私は前回と同じように壁をつくる、この前よりはかなり厚い壁だけどね


「ってうそ!!」


「ふふふ、私の家が改良した《アレイス》がその程度の壁で防げると思いましたか?」


エルザさんが出した雹もとい氷の塊はみごと私が作った壁を打ち抜いてきました

ってホントに死んじゃうじゃん!!


「っく、我水を作り壁を作る《アクシード》」


この魔法は私の周りに水の渦を作り防御する魔法、一見弱そうで貫通されそうな魔法だけど意外と防御は高い、これはマリアに教えてもらった中級魔法だ


「・・・かなり高度な魔法ですわねまさかまた防がれるとは、いいでしょういきます」


エルザは手を前に出すと・・・「水・土を混ぜその威力と共に・・・・」

なんかすっごい長い魔法唱え始めちゃいましたが・・・


「カンナ!!」


「ど、どうしたのサンナ」


彼女らしからぬものすごい大きなあせったような声で言ってきた


「危険です!!今彼女は混合魔法を使おうとしてます!!その魔法は上級魔法と同じ威力の魔法なんです」


・・・へぇ~


「大丈夫大丈夫、私も上級魔法使えばいいんでしょ」


「できるんですか!?」


この前マリアに教わりました、エルザさんもそろそろ終わるころだろう


「収縮・安定・放出 《セレアステクス》」


まさに強大ドリルです、土がドリルのような物体になって水が氷になり混ざりあった魔法になってます。

さて


「氷・理はなくただすべてを貫く《アクアスショット》」


今度はこちらは巨大な氷柱のようなものを前方に放ちます

まぁ力はどちらも同じで相殺されました、でも音がすっごくうるさいです

ガッシャーーンってかんじです

ここで一つ、エルザさんが使った混合魔法は水の中級魔法と土の中級魔法を組み合わせて上級魔法と同じ威力にしたにすぎないので高度な魔法なんですけど時間がかなりかかるのが欠点な魔法なんです

ですがこの混合魔法は魔力消費量が少ないので上級魔法が使えない者が使う魔法だそうです(マリア授業から抜粋)


今エルザさんと私は向かい合っています


ま、まだやるのかな?


「・・・えっと」


「私の負けでいいですわ」


「・・・え!!」


「上級魔法が使えるんですもの、あとどれくらいかは知りませんが技術面では私の負けですしね・・・」


「えっと、エルザさんもけっこうすごいと思いますよ?」


「ありがとう、まぁいいライバルに出会ったってことで私は納得しましたし」


まぁよくわからないけど、これからはもうこんな面倒なことには


「またやりましょうね!!」


「・・・え?」


「楽しみですわ、今度はどんな魔法で戦いましょうか」


・・・あっれ~これからも戦うことになりそうだなぁ、ホントどうしよう・・・


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