第16話 友達と王都で買い物です!! 前編
誤字脱字などありましたらご連絡いただけるとありがたいです
第16話 友達と王都で買い物です!! 前編
「そうなんだ、ミーナとは同じクラスかぁよかった」
というか寮は系統ごとに分れているため同じクラスの人と相部屋になることが多い
「てことは、カンナも水か土の系統なの?」
「私は両方なの」
ホントは全部使えるんだけどね~
「へ~、私は水だよでもこれで2人目だ!」
「2人目?」
「うん、ここにくる道中ね同じ寮の女の子と友達になったの、その子ミルクって名前なんだけど話してると面白くて」
なんだかこのままミーナがずっと話しそうだったので私から聞いてみた
「じゃあその子は両方の系統が使えるんだね?」
「そうだよ、あ!!今から会いにいくけど一緒に行こうよ隣だし」
「隣!!」
「うん?」
「私の親友も隣の部屋なの」
いや~偶然だね、ってことは今マリアはそのミルクさんとお話中かな?
「よし、じゃあ行きましょうか!!」
なんていいながら私たちはマリアとミルクさんがいる部屋に言ったんだけど、扉をあけ中に入ったら見てはいけない光景があったのではやばや退場しようかと思ったよ
「で?マリアはミルクさんといちゃついていたと・・・」
「いやちがうのカンナ、ちょっとふざけてたらこうなっちゃたんだってば」
「あ、うちの事は」
「うち?」
「私のことはミルクでいいわよ?」
「じゃあ私もカンナで、でもマリアが百合だったなんて・・・」
これはマリアとは距離を図りながら接していった方がいいかも
「だから事故だって~」
あ、やばい泣きそうだやりすぎたな、いやでもホントにびっくりしたわだってベットでマリアがミルクに押し倒されているんだもの・・・
「ごめんごめん、冗談よ軽いジョークだって」
「グス、カンナのいじわる」
マリアは涙目で私を見上げてきた、くっこれは萌える・・・ハッ私は何を・・・
「ご、ごめんってマリア反省はしてないけど」
「反省しなさい!!」
いや~あの上目遣いは眼福ものですな~
「オヤジくさい」
「・・・あの、マリアさん?」
「はい?」
途中でミーナがちょっと緊張気味に自己紹介を始めました
「えっとミーナ=セルティです、マリアさんかわいいですねちょっと萌えましたよ」
「そ、そんなことは、あ、私はマリア=マイクスですマリアでかまいませんから」
「あ、私もミーナで」
「はい、わかりました!!」
なんか笑い出したよこの2人、まぁ仲良くなることは悪いことじゃないからいいか
さて授業が始まるのはあと2日後
その間なにをするか4人で話し合った結果王都で買い物をしようと言うことになりました
ミーナは洋服を見たいそうでマリアのガイド(マリアは王都に来たことが何度もあるため)のもと洋服がたくさんあるお店に始め行くことになりました。
それはいい、それはいいのだが
「さぁさぁカンナちゃ~ん、はやく着替えましょうね」
くっ、こんなイベントが待ち構えてるなんて・・・
4人で洋服店に入るとミーナが一目散に奥に走っていきすぐしたら手にあるものを持って戻ってきたんです
そして何故か私にそれを着せようとしてくるんですよ、マリアとミルクも賛成なようで3人で襲いかかってくる・・・怖いです
「ちょ、まってよ3人とも!!そんなの私に似合う分けないよ」
「いいえ、似合いますよカンナ。だってこれは子供用のメイド服だものカンナなら着こなせるわ」
「そうそうカンナ小さいからな~、う・・・私も見てみたいし」
「このロリコンめ~」
「自分でいっちゃたよ・・・」
わかってはいたんだよ、自分が他の歳の子よりだいぶ小さいことは
「まぁいいや、でも一回着てくれないカンナ?」
「着るだけなら・・・」
「そしてご主人様って上目遣いで言ってくれへんか?」
「誰が言うか馬鹿やろーー」
まずいまずい、なんだか私の回りに変態が現れちゃたよ
「あ!!それいいね」
「え?マリア・・・」
「私も言ってもらいたいかも・・・」
「ミーナ?」
「さあさあ、着に行こうか」
ま、まずい逃げないと危ないって何!?マリアとミルクに両腕つかまれた!!
そこまでするか、ってミーナなんで着替え室に誘導しちゃってんのーーー
「さぁ観念なさいカンナ、フフフフ」
「にゃーーーー」
「ひどい目にあった・・・」
「まぁまぁ、かわいかったですよカンナ」
「そうそう、始めてあった時に思ったのカンナってメイド服似合いそうだな~って」
「どういう目で人を見てるんですか」
これは今度から人の性格を見て友人になるか考えたほうがいいのかも・・・
「あ!あの店行ってみんか?」
ミルクが指さしたお店はアクセサリーのお店だった
「いいけど・・・なんか買うのミルク?」
「見るだけだよ、なんか面白そうだし」
アクセサリーか、私はあまり興味ないなだって高そうだもの。お小遣いはマリアから貰ってるけど・・・
あ!そうだこの世界の通貨聞かなくちゃ
「ねぇマリア、お金ってどう数えればいいの?」
「ん?そう言えばまだ一度もカンナは買い物行ったことなかったんだっけ、えっとねこの世界の通貨は全部一緒なの」
「一緒?」
「ええ、でね銅貨と銀貨と金貨があるの」
「で?銅貨はどれくらいの価値なの?」
「銅貨は銀貨の100分の1、つまり銀貨は銅貨100で同じになるの」
ほうほうつまり、銅貨は10円として銀貨は1000円か
「それで、金貨は銀貨が100枚あると同じ価値になるの」
銀貨1000円だとして100000円つまり10万円で金貨と同じ価値になると
「ね?けっこう簡単でしょう?」
「確かに」
マリアにお金の説明を受けながらアクセサリーのお店に向かった
中はあまり狭くはなく縦横ずらりといろんな物がおいてあった
私はまぁ興味はないけどマリアとミーナは目を輝かせている
「ミルクはなにか買うの?」
「いやいいわ、なんか面白そうではいっただけやし」
でもどれも高いよ、手にとったピアスなんかダイヤ見たいなの付いてるけど一つ金貨3枚なんて・・・
これを買う人がいるのか・・・考えられん
「そろそろご飯にする?」
「賛成です」
「そうしますか」
「たしかこの変においしいご飯食べれるお店があったはずです、そこ行きましょう」
ミルクはすぐ賛成しアクセサリーを見ていたミーナとマリアも手をあげて賛成してきた、よし行きますか