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転生と再会と運命で?  作者: konakusa
巫 かんなの世界
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第2話 日常 姉の威厳をとりもどせ!

誤字脱字など見かけましたらご連絡をお願い致します。

  第2話 日常 姉の威厳をとりもどせ!



こんにちは、私は巫 かんな 今年から中学生になりました

さてさて、最近弟が私に対してなにかと酷い仕打ちをしてくるようになりました

ここら辺で一つ啓ちゃんがあっと驚き感動するようなことをして私に対する認識をかえさせようと決意しました

だが!掃除洗濯買い物など普段していないことをしたばっかりに

掃除をすれば何故か掃除機が壊れ、洗濯をすれば洗濯機が壊れ、買い物に行けば

迷子になったりと逆に怒られっぱなし+呆れられまして作戦は今のところ惨敗です

さらには、啓ちゃんに破壊神という失礼極まりない名前をもらってしまった

だから気がついたの!私の考えでは絶対に成功しないって

だから今日は良美にどうすればいいか聞こうと思う

良美とは小学校からの付き合いだから私のことを理解しているだろうしね


「で?どうすればいいと思う」


「・・・そうね」


「うん」

これは期待できそうな感じがする


「あきらめなさい、さらに呆れられるだけだから」


返ってきたのは無情にもひどい言葉だった


「ちょっ,なによ良美!まるで私が何をやってもダメみたいじゃない」


「ダメなのよ」


「なんか今の言葉が胸に・・胸に突き刺さったわ」


「無い胸に・ね」


やばい、なんか涙がでてきそう

それを察したのか良美は


「そ、そうね(やりすぎたわね)、がんばって夕飯の料理でも作ってみたら?

啓治君って料理にめがないじゃない、たとえどんな形をしていようが

おいしいのを作れば啓治君も認めてくれると思うわよ」


「そ、そうかな、そうよね啓ちゃんだものね、うんありがとう良美私頑張ってみるわ」


「え、ええ(汗)がんばってみなさい(明日啓治君生きてることを願うわ)・・・ほどほどにね」


そうよ、私は料理があまり得意ではないけれど、逆に得意じゃないものを作っておいしければ

啓ちゃんも私を認めてくれるわよね、ええそうに違いないわ!


学校が終わり部活を終えて良美と帰る。良美も同じ美術部で帰る方向も同じだから

わりとよく帰りは一緒に帰ることが多い


「よし、私は頑張るわ良美。何としてもおいしい料理を作って啓ちゃんをビックリさせるんだから」

そして私は戦場という名の家にむかった


「ええ・・・・あなたはいつか気がついてしまうのかしら?啓治君に対する自分の感情に」


友人の背中をみながら良美は一人つぶやいた




「啓ちゃん、今日はわ・た・し・が料理を一人でします」

家に帰りリビングに行くと丁度啓ちゃんが料理を始めようとしていた

私の爆弾発言に啓ちゃんは眉を潜めながら


「ねえちゃん・・・」


ええあなたの言いたいことは分かっているわ、寝言は寝て言えとか言いたいんでしょうけど


「今日の私は・・・本気・よ」


そして最後の言葉を言う私に啓ちゃんは私の決意が伝わったのか


「わかった、今日は姉ちゃんにまかすよ」

啓ちゃんはそう言うとエプロンを脱いだ


「それで、今日は何を作るの?」


「ああ、まず鍋に水を入れて火にかけてくれ」


麺類かなんかかなと思いながら、鍋に水を入れ火にかけた


「・・・材料?」


「姉ちゃんの目の前にあるよ・・・」

私は視線をすこし下げ台所を見渡し見つけた


「こ、これは・・・」




「なかなかいけたな、見直したよ姉ちゃん」

満足そうに私にむかって言う啓ちゃんに私は


「・・・そう?それはよかったですね・・・」


「ああ、ホントにビックリしたよ」


「あのさ・・・啓ちゃん」


「ん?なんだ」


「今日のご飯はなんだったっけ?」


「どうしたんだ?今食べたじゃないかレトルトのカレーだよ。なんかスーパーいったら大安売りしててね

つい買ってしまったんだよ。まぁいいよな意外においしかったしレトルトでも」


啓ちゃん・・・まだ気がつかないんだね?

「あのさ、私の今までの料理に対する評価ってどのくらいだったの?」


「ん、絶対に火および包丁使用の際には監視をつけた上で使うから火はちゃんとできるにランクアップしたけど?」


私の怒りのパラメーターが

「さて俺は風呂にでも入ってくるか」

私は啓ちゃん・・いや獲物が後ろを向くのをまった。啓ちゃん私のパラメーターは100を超えましたよ?

獲物が後ろを向き風呂にむかって歩きはじめた、一歩二歩三歩

この時私は脳裏にある言葉が浮かび上がっていた


獲物が背を向け五歩歩いたら打てbyおばあちゃん の言葉を啓ちゃんが五歩目を歩いた瞬間私は啓ちゃんに抱きついた


「ど、どうしたの姉ちゃんって」


「セイヤーーー」

との掛け声とともに啓ちゃんにジャーマンスープレックスを決めた

テレビで昨日見たからやり方は分かっていたけど結構腰にくるなこの技


「ね、姉ちゃん ガクン」




「と、言うことが昨日あったんだけどひどいと思うよね良美、人がやる気を出してやろうとしてたのにさ」

昨日のことを良美に報告したら良美からは

「・・・可哀想に」

どうやら同意をもらえたようだ

「だよね、可哀想だよね私」

「啓治君」

「なんでよ~啓ちゃんが悪いのにーー」


そう、こんな日常が続くと思っていたんだ今の私は




話の流れは同じです文章を大幅に変えました

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