第14話 入学式です、でも遅刻しそう・・・
第14話 入学式です、でも遅刻しそう・・・
なんと人生で初めての入学式です!
いやでも前世の記憶があるから感覚としては四度目の入学式なんだけどねぇ
私たちが入学するのはアーディス王国では有名な魔法学校、ウエルス魔法学園で一定の魔力があれば誰でも入学することができる学校です。ですがこの学園は約90%は魔法中心の学校なので魔法の才能がないものはそっこく退学になってしまうらしいです。
そしてこの学園は平民と貴族が一緒に入れる学園です、学園側はなくそうとしているらしいですが貴族・平民にはかなりの溝があるそうです。
まぁやっぱり身分の差にこだわっている貴族もたくさんいるみたいですしね、みんながマリアみたいな性格じゃないですからしょうがないと私は思います。
学園の作りはものすっごく大きな敷地で正方形の形をしており門は敷地が正方形なため四つすべてに門がありどこからでも入れるみたいです、校舎はだいたい15あってそれぞれA棟からO棟?まであります。私たちの教室はH棟にあってH棟は敷地の真ん中の棟なのでどの門から行っても同じです。入学式の会場は系統ごとにちがって私たちはH棟にある講堂を目指しています。
朝は大変でした・・・だって起きたらもう8時を過ぎていて入学式が始まるのが8時30分なので普通に行っても遅刻は確実だったの。
マリアも朝起きたときに時計を見てだいぶ混乱したようであわてて部屋を出る私を見つけると涙目で抱きついてきました。
「どうしようカンナ~、このままじゃ遅刻しちゃうよ」
「あ、それは大丈夫、マリア私の能力忘れたの?」
いや~一回しか使ってなかったからマリアも忘れてたか、私は転移もできるんですよ。
神様に与えられた始めの能力です、この力を使うと自動的に自分が行きたい場所に跳んでくれる便利な能力なのです。
マリアはそのことを思い出したようで安心しきった顔をしてます
「あ、だけど学校の手前までだよ見られたら大騒ぎになるし」
それだけはいやだからな~
「そ、そんなんですか。だったらもう転移しちゃってください門から会場まで20分はかかりますから」
「了解」
私とマリアはもう学園の制服になっていたのであとは出発するだけ、今日はとくにもってくるものはないので助かったわだって荷物があったら走れないもの
「じゃあいくか」
場所はウエルス学園の門の手前・人気がない道に・転移
そして私とマリアは学園に向かった
ーーマリアSIDEーー
朝起きて時計を見ると私は呆然となった、時刻はもう8時になろうとしていたからです。
どうしよう初日から遅刻なんていやだよう、はやく準備しなくちゃ・・
私は気が動転していた成果始め学園の制服ではなく私服をきてしまい、後から気がつきまた脱ぎ始めた
どうしよう・どうしようもう間に合わないよう。ちょぴり涙がこぼれてきちゃった・・・
そ、そうだはやくカンナを起こさないと
私は制服に着替え終わると急いでカンナの部屋に向かおうとドアを開けるとちょうどカンナも部屋から出てくところでした
「どうしようカンナ~、このままじゃ遅刻しちゃうよ」
まずいまた涙が・・・
「あ、それは大丈夫。マリア私の能力忘れたの?」
カンナの能力?・・・転移・・・
私は今日ほど安心した日はないと思う、そうかカンナの能力があったんだった
あ、でも私たちの入学式の会場はH棟の講堂・・・20分はかかるわ
時刻は8時12分を回ろうとしている、急がないとカンナからは門までしか行けないと言われたので急いで行くように言いました
「そ、そうですか。だったらもう転移しちゃってください門から会場まで20分はかかりますから」
すこしだけど希望の光が見えてきたわ、じゃいそいでカンナ!
カンナがなにかをいった瞬間、私たちはそこから消えた
この時マリアはカンナの能力で転移してはいけなかったんだ、だってあの転移は・・・
カタン・・・いままで忘れられていた記憶がながれた
なんだろう?私の記憶の中に知らない人の記憶があるわ、だれだろうこの記憶の人は
あなたは・・・・・
深い深い、人間にはいけない世界で一人の男が薄笑いを浮かべながら独り言をいった
『ほぉ、カンナがマリアと通路を通ったか・・・面白い。さぁマリア、君はいつ記憶をとりもどし絶望するんだろう・・・・』
カンナとマリアの運命の歯車が周り始めた瞬間だった
あまり面白く話をつくれませんががんばってやっています、最近書いていてものすごく話がまとまってないなと感じることがよくあったり、キャラクターの性格をうまく固定してない感じがします。すいません