第12話 知り合いが増えました
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第12話 知り合いが増えました
どうもカンナです。とうとう王都に着きましたほんとに長い道のりで私は眠気と戦いながらマリアの授業を聞いていたんですがとうとう限界でそのまま眠ってしまいました。
私たちのいた街は王都から山を5つ越えた先にあります、王国の一番端っこの街でしたからね。
だいたい5時間くらいで王都についたんですが、起きて窓をのぞいたら活気あふれる街が見えました
まだ昼間なので人もたくさん歩いていました、私が一番驚いたのが馬車の目の前に見えた巨大なお城みたいなのとその後ろにある三本の巨大な塔です、たぶんあれはスカイツリーと同じくらいの高さだね。
私がお城みたいなのをガン見していたらマリアが
「あれは、このアーディス王国の王宮よ。その後ろの塔がこの王都のシンボルみたいなもので名前は「天空塔」って名前らしいわ」
へ~天空塔かー普通の名前だなもっとかっこいい名前つければいいのに
「あの塔って一般人でも上れるの?」
「いいえ、あそこは一番上が監視塔の役割をしてるから一般の人は上れないの」
そうなのか、ちょっと残念だな。
「でもあんな高いところから下が見えるの?」
「監視は王都ではなくこの国の国境付近の監視をしてるの」
「でもそれって逆になんにも見えないんじゃない?」
「風の魔法具をつかって監視してるんですって、でも障害物があると見えないからあんなに高く塔を作ったらしいの」
「でもこの国って平和なんでしょ?ほかの国とだって戦争しないって・・・」
「来るのは人間じゃないわ、たまにこの国や他の国に攻撃を仕掛けてくる連中がいるのよ」
「魔族?」
「魔族ではなく、魔獣が攻めてくるの」
「魔族と魔獣は同じなんじゃないの?」
私はあんまりこの世界の事をあんまり知らないのでよく分かんないんだけど、人間と魔獣って中が悪かったわけ?
「まぁ、このことを語るとかなり長くなってしまうからまた今度ね。今は3日後の入学式の準備をしなくちゃいけないしね」
私たちが通うウエルス魔法学園は全寮制ではないが遠くからくる生徒が全体の半分なため希望すれば王都に住む生徒以外は寮に住むことが出来る。この学園はこの王国のなかでもっとも多くの生徒が集まる学校であるため敷地内も広大で一日歩いてようやく一周できるほどの面積らしい。その他留学生も多くいるため他国の魔法学校との文化交流・魔法交流もおこなっている
今回入学生は3221人となった。全校生徒は合わせると1万321人で毎年入学式は系統別に行われさらにそこで2ブロックに分かれるらしい。マリアに聞いた所私はマリアと同じクラスになったそうだ、内心すごくほっとしている。クラス人数は50人でそれが10クラスほどある、この4クラスは系統が風または土もしくは両方で魔法力が500人の生徒が集まっている。
さてここでひとつ疑問が浮かびました
「なんで系統別に分かれるの」
「そのほうが、教師の方々にとってとても教え易いからだと思いますけど・・・」
まぁそうだわな、
「でも、私が思うに別の系統の子たちといっしょの方がいいきがするわ」
「それも大丈夫です、二年に上がると他の系統の人たちとクラスが一緒になりますから」
学校側もいろいろと考えているそうだ、系統別にクラス分けすればたしかに他の子達と同じ事をやるので魔法の上達速度も速いだろうがほかの系統の魔法もみないと、もし将来魔法研究をするにしても自分じゃできないほかの系統の魔法を他の人に使ってもらおうにも自分がその系統の魔法知識を知っていなくては話にならないと言うことだ。
その他にもいろいろ理由はあるがほかの系統の魔法も知っておくことには必要であると学園も考えているらしい
「私たちはこの3日間で学園で必要な物を買わなくてはいけないので、昼食をとったら王都に買い物に行きましょう」
「マリア、この3日間は私たちはどこで泊まるの?」
「王都には私の叔母がいるのでそこで泊まります、カンナのことも言っておいたので大丈夫ですよ。叔母の家には王都で買い物をしてから行くように言ってあるから大丈夫ですし」
「了解、じゃあ初の王都見学&買い物を楽しみましょうか!」
とまぁ、こんな感じで王都の買い物がスタートしました。
乗ってきた馬車は路地に止まっててもらい私たちはお金をもって店に向かいました
まぁ、一言でいうと銀座の風景だね・・・さすがこの国の首都だけはあるねぇけっこう人がいるよ
私とマリアは手をつないで店を見てまわっています、
「まずは杖を買わなくちゃね」
「杖って何に使うの?」
杖といえば魔法だけど、前は杖なんか使ってなかったから使わないと思ってたんだけど・・・
「杖は土系統の魔法を使うときに授業で使うみたい、普段は使わないことが多いんだよ」
マリアはどうやら魔法道具屋を目指していたらしい
「あ、あそこだわ」
マリアがそういって多くの店が立ち並ぶ所の隅っこのさびれた店を目指したなんか魔女の家みたいだ・・・
「あ、あそこ行くの?」
「ええ、なんでもけっこう有名なお店らしいわよ?」
なにが有名なんだろう・・・扉を開けたら魔女みたいなおばさんが居たりして・・・
「どうしたのカンナ?いくわよ」
「あ、まってよ」
マリアはもう店のドアに手を手を出していた
「マリア・・・気をつけてね」
「ええ?」
マリアがドアを開くとさびれた店に見えたのだが中は意外に明るい色の部屋でレジのほうにふんわりとした40代位の女性が座っていた
「いらっしゃい、何を買いにきたのかなお嬢さんたちは」
女性はレジから立ち上がると私たちの所に行き聞いてきた
「えっと、土系統の杖が欲しいんですが。」
そういうと、女性はちょっと待っていてと私たちにいって奥の部屋に入っていった
「マリア、なんだか中と外でだいぶ違うね」
「ええ、たぶんこれは部屋全体に空間系統の魔法がかかっているんじゃないかしら」
「ええそうよ」
それに答えて奥から二つ杖をもって女性が出てきた、あ、でもこの杖なにか鉄のようなもので出来てる
私が物珍しそうにその杖を見ていたら女性が
「クス、今はこの加鉄の杖が多いのよ?30年くらい前は木の杖だったらしいけどね」
どうやら杖は加鉄とよばれるもので作られているみたいだ
「ここで杖を買うってことはあなたたちウエルス魔法学校の生徒?」
「えっと今年から入学です」
「新入生か~、いいな私もそんな時期があったものね。でもこれで納得したわ」
「何がですか」
女性は笑顔で
「だって杖なんて買う人あんまりいないのよ?この時期を除いて買いにくる人がいても5人位だもの」
「へ~」
「杖を学園が使うのはね?ひとり変わり者の教師がいるらしいのよ。その教師が杖を使うのが好きで生徒にも使わせたいらしいわよ」
へ~なんともまぁ迷惑な教師なんだろう
「まぁ、こっちとしてはけっこう儲かるからうれしいんだけどね」
「なんともまぁ、面白い話ですね」
「っと、で杖は一つ銀貨1枚だよ」
さて、この時私はあることに気がついた。なんと私お金の単位をまったく知らないのよ
自分でもビックリだわ、そういえば買い物もこれが初めてかも
と思っているとマリアが銀貨2枚支払っていた、今度マリアに聞こう。そんなことを思っていると
ふと私は近くにあった白色の指輪を見つけた、それを私は手に取ってみる
なんだかとってもすいこまれる?なんだろうこの感覚はと思いながら指輪を見ていると女性が急に大声をあげた
「あ、あんた、はやくその指輪を置きな。そりゃあ呪いの指輪だよ!」と言ってきた。
「呪いの指輪ね~」
「でも、どうしてそれがここに・・・ちゃんと金庫にしまってあったのに・・・」
女性が考え込んでいるとマリアが小声で「カンナ、たしかにその指輪からは強い力がながれてるよ」と言ってきた。そうかマリアは力を察知する能力があるんだったわね
「危険な力なの?」
「・・・さほど危険な力には見えないけど・・・」
と、女性が私に聞いてきた
「あんた、その指輪もっててなにも体に問題ないかい?」
「ええ、とくにないわよ?」
「そうかい」
そうつぶやいた女性はなにかを決したように私を見てきた
「多分その指輪はあんたを主人と認めたって事になるね、ねえお嬢さんこれをもらってくれないかな?」
「この指輪をですか?でも呪いの指輪なんじゃ・・・」
「あんたなら多分大丈夫よ、まえこの指輪に触れちまったやつがいてね。そいつは泥棒だったんだけど金庫に入ってたこの指輪をとろうと指輪にふれた瞬間肩がなんかで切り裂かれたそうだ。でも今回その指輪をもったあんたは何にも変化がなかった、つまり指輪に選ばれたんだと思う」
「だ、だめよカンナ、そんな物騒なもの」
「え?でも面白そういいわ買う、これいくら?」
そういうと、マリアはまぁけっこう隣で怒っていたがあえて無視して聞いてみた
「お金はいらないよ、私もほとほと困っていたからねその指輪には」
「そう?じゃあありがたくタダでもらいます」
「カンナ~」
「大丈夫だってマリア、呪いなんてないわよ」
と、そんなことをいって杖と指輪をもらった私とマリアは店をでて馬車へと向かった。あたしは指輪を左手薬指にはめた。
この世界には結婚指輪見たいなことはないので普通につける
まぁ、この指輪の呪い?は私に効かないみたいだからあんまり気にしない
あっれー、呪いってかかってないんじゃなかったのかなぁ?現在私とマリアはチンピラ風の男4~5人に囲まれている
あれ?前にも同じようなことがなかったっけ・・・
とりあえず平和的に言葉で
「あの~すいませんがどいてもらえます」
私がそう言うと男たちが笑いながら「お嬢ちゃんたち、俺らと楽しい所いかねぇか」とありがちな台詞を口走った
だけど前にも同じ事あったよね、「これも指輪の呪いかな~」とマリアにきくと「カンナが運がないだけ・・・」
と言ってきました
しょうがないここはひとつ何とかするかと男たちに向かって
「あんた「まてぇー馬鹿な男共、かよわい乙女たを囲んで何をしている」ようしゃ・・・え?」
男たちと私とマリアは後ろを向くと腰に剣をもっと美少年?美青年が立っていた。たぶんマリアよりすこし年上だと思う
なんせこの世界の平均身長は190cmと高めなのだ。今私たちの後ろに立っている美青年は多分180cm位だと思うから15、6歳くらいじゃないかなと頭の中で思った。
「んだ、てめぇ」
男の一人が聞いてきた、たしかにそれはもっともな意見だ私も聞きたい
「俺はウェイザード=ルーフェンだ、貴様らが彼女達を路地裏に引きずり込んでいたことは見えていた。今すぐ彼女達を放し立ち去れ」
おお~なんかかっこいいよウェイザード君、突然の乱入だけどヒーローみたい
「あんま舐めてんじゃねえぞ」
ひとりの男が彼に殴りかかってきたが、かれはまるで余裕の表情でそのパンチをよけその男にカウンターを食らわせた
すげ~今の動きあんまりみえないほど速い綺麗な動きだった
「まだ、やるか?」
そう言い放ったウェイザード君は他の男たちを牽制する
「ちぃ、おい帰るぞ」
男たちはウェザード君が倒した男を連れそそくさときえていった
残ったのは私とマリアと彼だけだった、とマリアが
「あ、あの本当にありがとうございました。なんと感謝したらいいか」
と、お礼をいったので私も「アリガト~」と彼にいった
「い、いや。俺はそんな感謝されることはしてないし」
「いえいえ、格好良かったです」
そうマリアが笑顔で答えると彼は顔をものすっごく赤くしていた。あ、惚れたな彼、マリアに
「えっと、俺は今年からウエルス学園に通うウェイザード=ルーフェンって言うんだ。あんたたちは?」
ほう、同じ学校か・・・これは楽しみだ・・・
「えっと私は、マリア=マイクスです。そ、そのあなたと同じで今年からウエルス学園に通います、そ、その学園であったら声かけてください!」
ワオ、マリアも彼に気があるみたいだな。
「あ、私はカンナ=シュベルトよ、よろしく。ついでにマリアと同じで新入生よ」
まぁ、なんていうか私があいさつしてんのにウェイザード君はマリアに夢中な様子
でも、ウブなんだろうね、なかなか話せないでいるみたい
「じゃあ、俺はこれで」
「はい」
「まぁ、会ったらよろしく」
と、マリアの初恋の相手の彼はいってしまった。なんか楽しみになってきたよ、親友の初恋か~叶えてやりたいな。
登場人物紹介をみたら一人だけ出ていない人がいたので出してみました