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神さまのお家 廃神社の神さまと神使になった俺の復興計画  作者: 枝豆子


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84/95

84 儀式 その2

 四人の巫女が奏でる鈴の音に合わせ、神さまは大幣を振りながら言葉を紡いでいく。



心神(わがたましい)(いた)ましむること(なか)れ ()(ゆえ)


目に(もろもろ)不浄(ふじょう)を見て 

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を見ず


耳に(もろもろ)不浄(ふじょう)を聞きて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を聞かず


鼻に(もろもろ)不浄(ふじょう)を嗅ぎて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を嗅がず


口に(もろもろ)不浄(ふじょう)を言いて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を言わず


身に(もろもろ)不浄(ふじょう)をふれて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を触れず


(こころ)(もろもろ)不浄(ふじょう)を思ひて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を想はず


此の時に清く潔ぎよき(こと)あり


(もろもろ)(のり)(かげ)(かたち)(ごと)し 清く(きよ)ければ

仮にも穢るること無し 


六根清浄(ろくこんしょうじょう)

六根清浄(ろくこんしょうじょう)


 注連縄の中心に座る佐久夜は、神さまの優しい声色に聞き入っている。


 大幣を神棚に戻し、神さまが徳利と榊の葉を手に取った。葉に徳利の中の液体をかけると佐久夜の腕を榊の葉で撫でていく。


心神(わがたましい)(いた)ましむること(なか)れ ()(ゆえ)


目に(もろもろ)不浄(ふじょう)を見て 

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を見ず


耳に(もろもろ)不浄(ふじょう)を聞きて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を聞かず



鼻に(もろもろ)不浄(ふじょう)を嗅ぎて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を嗅がず


口に(もろもろ)不浄(ふじょう)を言いて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を言わず


身に(もろもろ)不浄(ふじょう)をふれて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を触れず


(こころ)(もろもろ)不浄(ふじょう)を思ひて

心に(もろもろ)不浄(ふじょう)を想はず


此の時に清く潔ぎよき(こと)あり


(もろもろ)(のり)(かげ)(かたち)(ごと)し 清く(きよ)ければ

仮にも穢るること無し 


六根清浄(ろくこんしょうじょう)

六根清浄(ろくこんしょうじょう) 


 鈴の音に合わせ、言葉を紡ぐ。徐々に、全身が熱くなるような感覚を覚えた佐久夜は、自分の腕から黒い霞がたち上り、五人の巫女へと吸収されて行くのが見えた。


 再び大幣を手にした神さまは、大きく振りかぶって鈴の音と合わせて降り下ろす。


 五人のうちの一人の巫女が、人形に戻りヒラヒラと床に落ちた。


 また一人、また一人、神さまが振り下ろす毎に人形に戻っていく。


 全ての巫女が、そうして人形に戻っ時、佐久夜の腕の穢れは、全て祓われた。

モチベーションにつながりますので、

楽しんで頂けた方、続きが気になる方おられましたら、

評価、ブックマーク、感想、宜しくお願いします!

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