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【プロットタイプ】食人鬼と似た人

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

ふと、〇〇ニバルを見ていたら、諭羅が浮かびました。

倫理観ぶっ壊れて、殺しに躊躇いがなければ、ああなっていたんだろうな。


もう正解しか許さない神経質な性格してるからさぁ……。

昔見た吸血鬼の映画が頭にこびり着いて離れない。

夜中にトイレに行きたくなって、リビングの扉を開いた時、両親は映画を見ていた。その時、吸血鬼は一人の女性の項に噛み付いて、血を啜っていた。

綺麗なオールバックだった。肌は白塗りだった。犬歯が異様に長くて、ぐったりと気を失った女性の体を抱き留めていた。

その後、私はトイレに行く事を辞めた。怖くて行く事さえ忘れて眠りに着いた。

でも、たまに見たくなる。懐かしさを求めて見たくなる。古いスリラーが。


予定が詰まっていたので、早めに昼食を取っていた時のこと。ふと期間限定のケーキが目に入った。人気商品で入荷の数日後には直ぐに売り切れてしまうものだった。

勿論、私は興味を惹かれ、時間が押していた事もあり、昼食と同時にケーキを持ってくる様に頼んだのだ。

「鏡花」

瑠衣は興が乗らない様で、代わりに声を掛けた諭羅が共に行く事になった。諭羅は今の私の行いが気に入らない様で、名前を呼んで静かに窘める。その切れ長の目。咎める様な目。それに覚えがあった。昨日の夜見ていたスリラー、食人を好む博士の物語。それに非常に似通っている。

そう言えば、博士は非常に頭が回る人だった。そして品を重んじ、不快感を与えた人間を容赦なく始末する。

その一面が、諭羅と重なった。物凄く神経質な潔癖症。不快感を与えた人間を徹底的に排除する。きっと彼に倫理観がなければ、容赦なく食われていた事だろう。

「何? 諭羅」

「前もケーキから食べて、お腹を壊したよね?」

切れ長。半眼。人の心を抉る様に、容赦なく降り注ぐ。

「……貴方ってたまに食人鬼みたいな顔をなさるのね。でも私、死ぬ時怖いのも痛いのも嫌だから、血抜き死体を所望するわ」

そう言うと地雷でも踏み抜いた様に眉をピクっと動かした。完全に不快感を覚えた様で、失望でもした様に顔を逸らした。

「何の映画を見たのか知らないけれど、私を食人鬼呼ばわりとは、不愉快極まりないね。

……でもまぁ良い。それさえ除いてしまえば、教養と品のある紳士だ。気には触ったけどね」

「褒めているのよ。教養と品のある紳士は好ましいものだから」

それで話を切り替えた様に、諭羅は何時もの穏やかな顔を浮かべた。人を騙す為の微笑みだった。その後は何でもない。何時もの日常が戻って来た。


家に帰ると、瑠衣が映画を見ていた。それは丁度、食人鬼の博士が出てくるものだった。

「あら、タイムリー。丁度彼と諭羅を結び付けていたのよ」

彼も正解しか許さないから。

そっそっそっ!!

私が寝静まったのを見計らって、両親が吸血鬼の映画を見ていたんです。


皆様が理想とする。

・黒髪のオールバック。

・ゴリゴリの白塗り。

・犬歯長め。

そんなゴリゴリ吸血鬼が、女性の項に噛み付いて、眷属にしている場面。

しっかり女性の犬歯も伸びてた場面。

トイレ? 忘れました。そのまま、すやりんちょ、です。


まぁその時の出来事があって、偶にひたすらスリラー見たくなるんです。

西洋の怪物系からサイコスリラーまで。


で、〇〇ニバルの予告動画見て、〇iki見て、コメント見て、何となく諭羅っぽいなぁと思って。

知能と倫理観は違いますけど、自分が出した問の正解しか認めない神経質さ、『此奴、不敬で愚かだな』と思った者に対する間引きが。

冷血な人間の事を『吸血鬼』とも言うので、そこから話を広げてます。


諭羅って気に触る様な真似をした人を傍に置きません。

鏡花は暴言吐いても、拒絶しても追っかけて来たので、諦めてます。

もう君は特例ね……。誤魔化しても入ってくるし……。

大抵、今みたいな覚めた視線で、興味を失ってます。


代わりに認めた相手には、結構執着します。

瑠衣も“きりたんぽぽ”もそう。

手放しません。なんなら自分から関わる。


このなんとも言えない歪さが、あの食人鬼の博士っぽい。


変なところに口内炎出来て、痛ってぇです。

歯茎の下あたり。

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